勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









畠中恵「若様組まいる」(2014年03月18日 火曜日 21時00分)

去年の夏に買ったのに、いろいろほかの読んでたら遅くなって
今の時期になってしまった。
畠中恵さん「若様組まいる」。

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表紙絵の若様たちが凛々しい。かっこいい~。

この本は、前に読んだ「アイスクリン強し」のシリーズもの。
「アイスクリン強し」は、西洋菓子屋を営む皆川真次郎を主人公とした話で、
巡査の長瀬たち若様組とともに活躍する話だったんだけど、
この「若様組まいる」は、長瀬が主人公で、若様組のみんなが巡査になるまでの話。

若様たちが、巡査になるために、巡査教習所というところに入り、
その2ヶ月間の出来事を描いた物語なんだけど、
そんなに簡単に、あっという間に2ヶ月が過ぎるわけもなく、
教習所の先生とのドタバタや、生徒の間でのドタバタ、さらにはピストル強盗も絡んできて
最後までドキドキで面白かった。

江戸から明治となって20年。
身分は同じのはずだけど、やはり、旧幕臣の者、新政府につながりの深い者、
商人たちなど、それぞれにいろんな想いがあって、
明治の時代っていろいろ難しかったんだろうな、と、改めて思った。
最後の解説読んでてなるほど、って思ったんだけど、
明治って、歴史からしたら現代に近い方だけど、
授業で習うのって、古い方から習っていくから最後の方になるんだよね。
だからあんまり馴染みもない。
でもこの本読んでると、なんかちょっと、明治にも興味がわいてきた。

これもう2冊でシリーズ終わりなのかな。
また続き読みたいな。



畠中恵「アイスクリン強し」(2012年01月31日 火曜日 19時51分)

畠中恵さんの小説は、江戸時代の話が多いんだけど、
今回紹介するのは、明治初期の話。
「アイスクリン強し」。

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江戸から明治に変わり、目まぐるしく文化が変わったころのお話。
主人公は、西洋菓子屋を営む皆川真次郎。
巡査の長瀬や、成金の娘・沙羅との、ドタバタながらも、時代の動きを鋭く綴った話が、
面白かった。
長瀬との友情とか、はっきりとは描かれてないけど沙羅への想いとか、沙羅の想いとか、
人間関係が私好みだった。
自分的には、畠中さんはやっぱり江戸の話の方が好きかなぁ、とは思うけど、
これも面白かった。
この本の表紙絵の、真次郎と長瀬が、自分がイメージしてた2人にすごくぴったり!

以下、本としては長編だけど、ひとつひとつの話は短編なので、
ちょっとずつ感想。
ネタバレ注意。

チヨコレイト甘し

最初の話にしていちばん騒々しくていちばん衝撃を受けていちばんほっとした話だな。
途中、店が荒らされたところで、もうダメだ~って、読みながら思っちゃったくらい。
うまくいって良かったし、鍔の行く末も、なるほどそういうことか、って思った。

シユウクリーム危うし

ドタバタと事件が起こって解決してめでたし、と思いきや、
一連の事件にはそれを操っていた人がいた、ってのが面白い。
小麦の使い道は・・・この後を考えると怖いものがあるね。

アイスクリン強し

新聞にあることないこと書かれた真次郎と長瀬、
でもこれにも思わぬ黒幕がいて面白い。
そしてその理由も、すごく深いものがあるね。

ゼリケーキ儚し

若様組がホントに命に関わる危険なことに、ってことで、
ハラハラしながら読んだ。
沙羅の件は、破談になってほっとしたかな。
でもこの話、その後がどうなったかちゃんとは書かれてないけど、
小弥太たちは大丈夫だったのかな。

ワッフルス熱し

冒頭に出てくる謎解きの解決編、と言ったところかな。
ちょっと、明確な答えが出てこないのはもやっとするかも。
でも、これからの真次郎や若様組たちは、まだまだ大変そうだ~。



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