勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









畠中恵『まったなし』(2018年06月23日 土曜日 22時26分)

畠中恵さんの『まんまこと』シリーズ第5弾、『まったなし』。

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『まんまこと』シリーズももう第5弾で、
第3弾から第4弾にかけては、麻之助が妻・お寿ずと子供を亡くすなど、
ちょっと悲しい感じで話が進んでいたんだけど、
今回のお話は、清十郎の縁談がメインのお話。
そこに、お由有の縁談も絡んできたりとか、
さらには幸太の出生の秘密が明らかになったりとか、
このシリーズは麻之助のお気楽さに反して
結構物語が重いというか、大人な感じ?
おめでたい結末だったけど、今後の展開がまたいろいろありそうで、
気になる終わり方だった。

一応ひとつひとつは短編なので、ちょっとずつ感想。

まったなし

町名主西松家の寄進が集まらないことから始まり
いろんな問題ごとが絡まってくるお話。
いろいろドタバタで、でも一気に解決していくところが面白い。

子犬と嫁と小火

いなくなった子犬探しから、連続放火の犯人探しにつながる話。
清十郎の縁談相手としてお香さん、お安さんが登場。
お安さんがかしこくてかっこいい。

運命の出会い

これは『しゃばけ』シリーズだったらありそうだけど、
『まんまこと』シリーズの中ではちょっと異色な感じ。
麻之助が病気になり、あの世への入り口をさまよう話。
死んだお寿ずも出てきたり。
そして現実の出来事ではないはずだけど、
お由有が幸太を身ごもったわけが語られて、ちょっと衝撃だった。

親には向かぬ

丸三の妾・お虎が、質屋の息子・万吉を引き取ることになるお話。
万吉が受け取ることになる財産をめぐって、
縁を切った親戚とのひと騒動。
なかなかのドタバタ劇だったけど、最後は一安心。

縁、三つ

1人の男をめぐる2人の女の騒動の話で、
なるほどそういうことね、と納得する話だった。
そして清十郎のお相手がとうとう・・・?
お安さんは可愛いなぁ。
そして清十郎は女たらしだったんだなぁとか改めて思ったり。
実を言うとこの話のあたり、
お安さんは麻之助が好きなんじゃないかと思ってたけど。

昔から来た文

清十郎の昔の女の人たちからお安さんに嫌がらせの文が届く話。
文の送り主の正体はちょっと怖くて
これから何が待ち受けているんだろうと思うけど、
お安さんがしっかりしているので清十郎は良かったなと思う。
最後の最後が少女漫画ちっくでむず痒いわ~。

ネタバレ覚書。
・清十郎とお安が夫婦になる。
・お由有を身ごもらせた男・達三郎が江戸に帰ってくる。




畠中恵『ときぐすり』(2015年09月09日 水曜日 19時16分)

畠中恵さん『まんまこと』シリーズ、『ときぐすり』。

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前巻が衝撃的すぎたので、麻之助がどうなるのかすごい気になっていた。
今回は、最後にちょっと救われた気がする。

ちょっとずつ感想。ネタバレ注意。

朝を覚えず

飲むとよく眠れるという薬を飲んだ人が、
相次いで亡くなったり目覚めなくなったりする謎を
麻之助が解き明かす物語。
この時の麻之助はかなり危うくて、
いくら相手を追いつめるためとはいえあんな無茶をしてしまうとは。
読んでいる方も心配になってしまう話だった。

たからづくし

女好きな清十郎が初めて本気の恋に落ちてしまう話。
麻之助もそうだけど、恋って簡単にうまくいくもんじゃないんだな、って
改めて思った。

きんこんかん

今度は堅物吉五郎がなぜか3人の女の人に
同時に好意を寄せられちゃうという話。
でもそれには裏があったようで・・・。
でもこの話は最終的にめでたしめでたしになって良かった。

すこたん

小西屋と増田屋という2つの店のいざこざを、
麻之助と父・宗右衛門が順番に解決する、という話。
ひとつのことが収まってもまた次のいざこざが起きて、
なかなかうまい具合に仲直り、ってのは難しいね。
麻之助の解決方法はかなり強引な感じだったけど、
まぁうまくいったなら良かったね。

ともすぎ

高利貸しの丸三が、吉五郎の様子がおかしいと
麻之助を頼ってくるところから始まる物語。
この話好きだな。
いくつになっても、相手がどれだけ年が離れていても、
大事な友達はずっと大事にしたい。
ラストの丸三がなんか可愛いなと思った。

ときぐすり

この話も、麻之助が立ち直るきっかけというか、
周りにある大切なものに気付く話で、
ラストにふさわしく良かった。
時間がたってもいつまでも消えない想いもあるけど、
時間というものが何よりの薬になることもあるよね。
「ときぐすり」いい言葉だな。



畠中恵「こいわすれ」(2014年07月22日 火曜日 21時41分)

畠中恵さんの「まんまこと」シリーズ第3弾、「こいわすれ」。

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今回は衝撃的な巻だったなぁ・・・。
こうもあっさりと、そうか、そうなるのか・・・。

今回も、町名主の跡取り息子・麻之助を主人公に、
幼馴染の清十郎・吉五郎の3人が大活躍。
お由有へのはかない想いを抱きながら結婚した麻之助も、
お寿ずとともに新たな人生を歩み始めて、
そしてお寿ずのおなかには赤ちゃんもできて、
これからほのぼのと素敵な家族の日々が待っているのだろうな、と思い始めたところ、
突然に・・・。
あぁ・・・悲しすぎる・・・。
ラストの麻之助がせつなすぎて、またまたここで続くなのか・・・。

悲しいから早く次巻出て~。



畠中恵「こいしり」(2011年12月22日 木曜日 20時00分)

畠中恵さんの「まんまこと」シリーズ第2弾、「こいしり」。

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お気楽町名主の麻之助が、今回も、お気楽に事件を解決。
でも、お気楽な中にも、せつない恋物語もあって、ますます今後の展開が楽しみになる。

以下、ちょっとずつ1話ごとの感想。
ネタバレ注意。

こいしり

ついに祝言を挙げることになった麻之助とお寿ずだったんだけど、
源兵衛が祝言前に突然倒れ、死ぬ前に最後の頼みごと。
真面目な源兵衛でも、忘れられない恋のひとつやふたつあったようで。
初っ端から、今後の展開が気になる物語。
独り身になったお由有と、夫婦になった麻之助、これからどうなるのか。

みけとらふに

悪いうわさのせいで、生まれた子猫の貰い手がなくなり、
うわさの元をたどることになった麻之助。
うわさって、ほんの些細なことが、いろんな尾ひれがついて大きなことになるよね。

百物語の後

百物語をした際に盗まれたものを取り返すために、乗り出した麻之助たち3人、
ということになっているけれど・・・?
これは最後、ぞっとするね。
吉五郎が見たものは・・・?

清十郎の問い

同じお守りをなくしたという2人。
しかし見つかったお守りはひとつ。
さて、本当の持ち主はどちらなのか。
これは、タイトルにもある、最後の「清十郎の問い」が全てやね。
さて、麻之助の答えは・・・?

今日の先

残りの命が短いので、最期に遊び倒したいという大岩屋さんの頼みを聞いて、
大いに遊びたおすことになった麻之助。
でも、そんなうまい話はあるわけもなく・・・。
人の思いはいろいろ複雑。

せなかあわせ

お寿ずから突然三行半を突きつけられてしまった麻之助。
その原因は1通の恋文。
この話だけ見ていると、麻之助とお寿ず、いい夫婦に見えるけど、
でも麻之助の想いは・・・?
どうにも煮え切らない気になるところで次シリーズ待ちだ~。



畠中恵「まんまこと」(2010年04月12日 月曜日 21時50分)

畠中恵さんといえばしゃばけシリーズだけど、
これはしゃばけシリーズとは違う、江戸シリーズの第1弾。
「まんまこと」の紹介。

主人公は、江戸の町名主の跡取り息子、麻之助。
町名主ってのは、奉行所で裁くほどでもない
ちょっとしたいざこざを裁定する役目があるみたいで、
これは、町で起こる様々ないざこざを
麻之助が解決していく物語。
麻之助とともに活躍するのは、
悪友、清十郎と吉五郎。
3人の掛け合いとキャラクターが面白い。
お気楽な麻之助、女好きの清十郎、堅物の吉五郎。
この3人がどんな風に事件を解決していくか、
わくわくする。
いくつかの事件が集まった短編なんだけれど、
ひとつの長編にもなっていて、
話が進むたびに明かされてくる、
麻之助のせつない秘密にも注目。

シリーズ物でまだ続きがあるみたいなので、次も早く文庫にならないかな~。
しゃばけシリーズと併せてまた楽しみなものができた。



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