勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









仁木英之『僕僕先生 恋せよ魂魄』(2018年08月21日 火曜日 19時47分)

この間書いた、読んだけど感想書かずに溜まってた3冊のうちの2冊目。
仁木英之さんの『僕僕先生』シリーズ第9巻『恋せよ魂魄』。

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なんか、サブタイトルと中身が微妙に合ってない気がするな。
『僕僕先生』シリーズ、単行本ではどうやら完結したらしいんだけど、
文庫本ではまだあと2冊くらい出るのかな?
前の巻から間が空くので感想の最後に覚え書き書いといたら
あ~そうだったって思い出せるから良くなった気がするが、
それ以前に出てきた人が再登場すると誰やっけ?ってなる。
もう1回最初から読み直したいんだよなぁこのシリーズも。
んで相関図とか書きたい。

さて、前巻で、劉欣が両親をさらった田欧を追って長安に向かい、
僕僕と王弁はそれを追うことになったわけだけど、
今回の話は、その劉欣の話と、
劉欣を追う途中で僕僕たちが出会った病気の少女タシの話。
もうねぇ、タシの話もちょっとせつなくていい話だったんだけど、
劉欣の話が・・・最近劉欣お気に入りだったので・・・。

ネタバレ感想。

不治の病だったタシが、王弁に恋をすることで元気になるっていうのは、
医術としてあり得るような気がする。
なんか、ダメだ~って思ってるとダメになってきたり、
いいことがあると元気になったりするのってあるし。
でも、タシが元気になることで兄のドマに病気が移ってしまうっていうのは
残酷だなぁ。
タシは死んでしまうけど、王弁に会ったことで、
絨毯を完成させることができて、王弁にも恋をして、幸せだったのかなぁ。

そして劉欣。
巻が進むにつれて劉欣がどんどんかっこよい男に思えてきて、
まぁそれは小説だから実際の容姿は想像でしかないからかもしれないけど、
でも、口は悪いけどホントは優しい人だよね。
今回出てきた旋にしても、ただ歌が好きなだけだったのに
間者にされちゃったみたいなので可哀そうだけど、
でも劉欣が歌を聴いてくれて、
彼女もまた劉欣に恋をして死んでいったのは幸せだったのか。
劉欣いいなと思っていたところだったので、劉欣が死んでしまったのは悲しい。
両親も結局死んでしまったし。
でも、劉欣の仙骨を王弁が受け継いだので、
王弁はこれからもっともっとたくましくなっていくのかな、と思う。
物語もクライマックスに来たので、早く次読みたいなぁ。

以下、覚え書き(ネタバレ)。
・王弁が劉欣の仙骨を受け継ぐ
・僕僕が術を使えなくなる
・胡蝶の頭・貂はまだ生きてるっぽい




仁木英之『僕僕先生 仙丹の契り』(2017年05月07日 日曜日 21時27分)

結構前に読んだのに感想書くの忘れてた。
僕僕先生シリーズ『仙丹の契り』。

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短編集をひとつ挟んだこともあって、前作の話すっかり忘れてたけど、
読み始めたらちょっと思い出した。
でもそろそろまたシリーズ最初から読み返したいなぁ。
話が分からなくなっていく・・・。

今回はまた、一緒に旅をしていた仲間と突然別れたり、
また新しい仲間が増えたり、
いろいろと目まぐるしい話だったんだけど、
なんかすごい、王弁の成長を感じる話だったな。
相変わらず頼りないは頼りないんだけど、
ここぞというときに僕僕を守れる強さが出てきたというか。
そしてなんだかんだで僕僕が王弁を気に入ってるんだなっていうのが
なんかいいな。ツンデレ感が。
急接近するのかと思いきややっぱりそんなに進展ないところもいいな。
あとは、劉欣最近もてるなぁとか(なんか私も最近お気に入り)、
デラクもいいキャラだったな。
旅も佳境に入ってきた感じがするので、続きが楽しみ。
その前に最初から読み直したい。

以下、覚え書き(ネタバレ)。
・薄妃と蒼芽香が旅から抜ける
・劉欣が田欧を追って旅から抜ける
・デラクが旅に加わる
・劉欣を追って長安に向かうことになる




仁木英之『僕僕先生 童子の輪舞曲』(2016年04月26日 火曜日 21時31分)

僕僕先生シリーズ第7弾『童子の輪舞曲』。

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今回は短編集で、お話も、今までの続きではなくて、
今までの旅の中で起こったこととか、
旅の中で出会った人の話とかのスピンオフ的な作品なので、
今までの作品読み返したくなったなぁ。
この人出てたっけ?って思う人もいたし。

ちょっとずつ感想。

避雨雙六

旅の途中、雨宿りしながら、僕僕・王弁・薄妃で双六をするお話。
自分の願いによって、長さや書いてあることが変わるという
面白い双六で、
王弁の願いのゴールは果てしなく遠いのだけど、
なんかちょっと、王弁の成長を感じるお話。

雷のお届けもの

そういえば雷の子のお話あったなぁ。
雷の子・砰と、その友人・董虔のその後の物語。
人間である董虔が、雷の世界で奮闘する姿がいじらしい。
違う世界で生きることの難しさもあれば、
自分の世界を捨ててでも大切にしたいものもあるんだなぁ。

競漕曲

船旅の途中でたどり着いた島に
閉じ込められてしまい、
島から出るために劉欣と王弁が奮闘する物語。
劉欣って見た目とか生きてきた道は怖いけど、
意外といい人で好きなんだよね。
このお話でも、ちゃんと人のことを見てるんだなぁって気がする。

第狸奴の殖

第狸奴って1匹だと思っていたら、
何匹もいてちゃんと交尾して繁殖するらしい。
しかも雄とか雌とかなくて、
どっちが優勢になるかによって雄雌が決まるらしい。
一緒に旅をしている第狸奴が雌になって子供を産むとなると
旅ができなくなるため、
王弁が奮闘する物語。
がんばってる王弁もいいけど、
なんだかんだいって裏で手伝ってくれている
僕僕や劉欣がいい感じ。

鏡の欠片

司馬承禎が鏡の中に吸い込まれてしまい、
童子たちが助けようと鏡の欠片を探しに行く物語。
司馬承禎って、どこかには出てた覚えがあるんだけど、
そもそも僕僕先生シリーズだったのかどうかも忘れてた。
鉄心の心意気がいいね。
大切なものだけど、勝負に負けたから潔く差し出す。
でもそれによってまた良いことも返ってきて
良かったと思う。

福毛

しゃばけシリーズでも番外編であったと思うけど、
王弁が生まれ変わって、また僕僕に出会う、的な物語。
王弁はどうやら現代の日本に生まれ変わったところらしく、
僕僕には出会っているんだけど、
王弁の方はわかってない、みたいな感じなのかな。
僕僕先生で現代の話ってのがまた斬新で面白かった。
次に会えるのはまた生まれ変わった時なのかな。



仁木英之『僕僕先生 鋼の魂』(2015年01月27日 火曜日 20時26分)

仁木英之さんの僕僕先生シリーズ第6弾『鋼の魂』。

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『ONE PIECE』とか畠中恵さんのシリーズとかもそうなんだけど、
何巻も続いたり同じ人がいろんなシリーズ書いてると、
この人誰だっけってなったりほかの話と混ざったりして
どんどんこんがらがってくるんだよね・・・。
もう1回ちゃんと読み直してみないとなぁ、と思いつつ・・・。
でも、面白いから何巻も続くし、いろんなシリーズも出てくるんだけどね。

そういうわけで、僕僕先生シリーズ。
そうだそうだ。蒼芽香が前巻で新たに旅に加わったんだった。
なんかね、劉欣がどんどん人間っぽくなってきて、
読んでるうちにだんだん好きなキャラになってきた。
なんだかんだ言いながら子供の面倒をちゃんと見てるとこが可愛い。

そして今回は、宋格之という新たなキャラクターが出てくるんだけど、
その宋格之が殺した男の娘、紫蘭との物語が、なんだか素敵だった。
最初、なんだこいつ、って感じで出てきたキャラクター、馬銀槍も、
読み進めていくうちに、実はただの馬鹿でもないんだなぁってのがわかってくるし。

相変わらず歴史的な流れを追うのが苦手で、
どことどこが戦ってて今どういう状態っていうのが、
読んでくうちによくわかんなくなってきたんだけど、
いろんなキャラクターの活躍を読むのが楽しい。

また新たに旅に仲間が加わったし、
キャラクターの心情にもいろいろ変化が出てきて、次巻も楽しみだな。



仁木英之「僕僕先生 先生の隠しごと」(2014年03月12日 水曜日 20時00分)

僕僕先生シリーズ第5弾!
下書きのままアップするの忘れてた。

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今回の物語は、僕僕先生が結婚!という衝撃的な展開。
でも、僕僕先生と離れた王弁が、ひとりで大きな決断をして大きなものを背負い、
またひとつ成長する姿が見られる。
王弁だけじゃなくて、ちょっと生き生きしてきた薄妃や、
ちょっと優しさを見せる劉欣の姿なども見られて、なかなか新鮮だった。

ちょっとネタバレ注意。

誰もいがみ合うことのない、穢れなき世界。
そんな世界を築くことができたら、それは確かに理想の世界かもしれない。
でも、痛みや悲しみがあるからこそ、見えてくるものもある。
そして時には、理想の世界を作ろうとすることが、
極端な方向へと向かってしまうこともある。
最後の方は、僕僕先生とラクスのやり取りに、すごくドキドキしながら読んだ。
なんか、すごくバーッと情景が浮かんできて、面白かった。

これで先生も、とらわれていた想いをひとつ、浄化させることができたのかな、と思う。
まだまだ王弁たちとの旅は続くので、良かった。
でも、シリーズを重ねるにつれ、どんどん先生の核心に迫っていって、
すごい物語になっていくなぁ。



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