勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









上橋菜穂子「獣の奏者 外伝 刹那」(2013年11月19日 火曜日 21時07分)

上橋菜穂子さん「獣の奏者」の外伝「刹那」。

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本編読んだ時から、文庫本になるのめっちゃ楽しみにしてた1冊。
だって、タイトルからして、絶対エリンとイアルの恋物語じゃないか~。
本編ではエリンとイアルが夫婦になっていて子供もいて、
そういう家族があっての、王獣たちとの関わりが描かれていたけど、
エリンとイアルがそこに至るまでにどんなことがあったのだろう、ってのも
すごく気になっていたので、
こうして外伝で読めて嬉しかった。

物語は、エリンの母の想いを綴った「綿毛」、
エリンとイアルの出会いと、エリンの出産が交互に描かれる「刹那」、
エサルの恋と教導師になるまでを綴った「秘め事」、
2才になったジェシとエリンの想いを描いた「初めての・・・」の短編4作。
どれも、女の人の強さとかはかなさ、あたたかさを感じる物語だった。
いろいろな運命を背負いながらも、人を愛する心、
こういう身を焦がすような恋をしてみたいわ、とか思ったりして。
「刹那」は、イアル目線で描かれているのも面白かった。
なんていうか、本編でも多くを語らない人だったので、
この物語でより人間味を感じたような気がした。

これで「獣の奏者」シリーズはホントに完結だね。
なんか寂しい気もするわ・・・。



上橋菜穂子「獣の奏者」(2013年01月07日 月曜日 20時00分)

守り人シリーズの上橋菜穂子さん作、「獣の奏者」。

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全4巻で、一応、1巻と2巻で完結したのちに、
その後の物語として、3巻と4巻が書かれてるんだけど、
自分としては、4巻分を一気に読んだということもあり、
4巻でひとつの完結かな、と思っている。

物語は、最初の2巻は、闘蛇と王獣、2種の獣と、主人公エリンとの関わりを描いていて、
後の2巻は、その獣たちが政治的なところまで関わってきて、
そしてその果てに何が起こるのか、ということが描かれている。
最初の方は、ハイジみたいな感じの、のどかな物語でもあるんだけど、
物語が進むにつれ、エリンはどんどんいろんなものの渦に飲み込まれていき、
ハラハラドキドキしながら読んだ。
特に、闘蛇と王獣が活躍(?)する場面では、ちょっと想像して怖くなるような
部分もあったんだけど、最後まで一気に読める。
自分的にちょっと嬉しかったのが、3巻から描かれるその後の世界で、
エリンが、この人と結ばれてたらいいなと思っていた人と結ばれていたことで、
(あ、これネタバレかも)
でも2人だからこその苦悩があり、そしてせつないラストまで一気に駆け抜けていく。

これ、アニメにもなってたみたいで、アニメのサイト見たんだけど、
やっぱり、闘蛇と王獣のリアルな絵とかを見せられちゃうと、
自分が想像してるのとちょっと違うな、って思っちゃうね。
ちょっと気になるけど。見てみたい気もするけど。

まだ文庫本になってないけど、外伝もあるみたいで、
たぶんこれは、2巻と3巻の間の2人のことが描かれているんだろうな、と予想。
早く文庫にならないかな。



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