勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









恩田陸『蜜蜂と遠雷』(2019年09月16日 月曜日 20時00分)

恩田陸さんの直木賞&本屋大賞受賞作『蜜蜂と遠雷』。

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いつも感想に書いてるけど、恩田陸さんの作品は、
すごい面白い作品と、
すごい面白くて最後まで一気に読んだら
最後結局よくわかんなかった作品と、
最初から最後までよくわかんなかった作品がある。

この作品は、直木賞&本屋大賞を受賞した作品なので、
よくわかんない作品ではないんだろうなと思って読んだんだけど、
すっごい面白かった!
上下巻に分かれててそれぞれ結構分厚かったんだけど、
あっという間に読んじゃった。

国際ピアノコンクールに出場した、
4人のコンテスタントのお話。
自分も3才から高校3年生までピアノやってたけど、
習い事程度のことしかやってないので、
ピアノを演奏する場って言ったら
発表会とか昇級テストみたいなのしかなくて、
本格的なピアノコンクールってこんなすごいものなんだって、
読んだだけでもびっくりしてしまった。
1人につき1時間もの演奏を何日間もやったり、
コンテスタントひとりひとりに合わせてピアノの調律したり、
ピアノの世界ってそんな大変だったんだな、と思った。

そして、それぞれの演奏の描写がすごく面白い。
弾いてる本人目線の演奏だったり、聴いてる人目線の演奏だったり、
語り方がいろいろなんだけど、
どんな曲かはわかんないんだけど
すごい自分もコンクールを見てるような気持ちで
ドキドキしながら読んだ。
4人それぞれが素敵で、本物の演奏を聴いてみたくなった。

そんなこの作品、来月映画公開されるので、
すごく楽しみにしていると同時に、すごく不安でもある。
4人の演奏が、実際聴くとどんな感じなのかは楽しみだけど、
この作品映像にしたら丸1日くらいないと
4人の演奏全部聴くことできないから、
それを2時間でできるの?ってのもあるし、
この間映画館で予告観たんだけど、原作にないシーンあったんだよね。
原作にないシーン無理に入れずにそのままやってほしいんだけどな。
ということで、楽しみ&不安。
だけど、原作はホントに面白かった!



恩田陸『夜の底は柔らかな幻』(2016年03月22日 火曜日 20時00分)

恩田陸さんの長編『夜の底は柔らかな幻』。

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今までも不思議な能力を持った人たちの話っていうのはいろいろあったけど、
ここまでグロテスクだったのは初めてな気がする。
なんかもう、想像するだけで気持ち悪くて、
うわ~、ちょっと苦手だなぁと思いながらも、
続きが気になってどんどん読める話だった。

ただまぁ、いつも書いている気がするんだけど、
恩田さんの小説って、ものすごい傑作だなぁって思うときと、
すごく続きが気になってドキドキしながら最後まで読むのに、
最後にいろんな謎が中途半端でもやもやっと終わるときとあって、
この小説も、上下巻あってちょっと苦手ながらも一気に読んだんだけど、
結局どういうことだったんだろうってわかりにくかったかな。

すごい怖かったけど、キャラクターはみんな魅力的だった。
淳一のキャラクターとかいいなぁ。
びしっとスーツ着て飄々とした感じで山を歩く。
でも中身はすごい怖い人だけど。

次はもうちょっと気楽に読める楽しい系がいいなぁ・・・。



恩田陸『私と踊って』(2015年06月05日 金曜日 20時38分)

恩田陸さんの短編集『私と踊って』。

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19の短編からなる短編集で、すごいさくさく読めた。

面白いのもあれば、これってこんだけなんだ?って思うようなのもあったんだけど、
読み終わってから、あとがきを読むと、いろいろなるほど、となった。

それぞれいろんなところに掲載されている短編なので、
たとえば、これ星新一さんっぽいなぁって思った話が、
星新一さんのトリビュート企画で書いたものだったり、
多部未華子ちゃんの写真集に寄せられた話とか、歴史本に寄せられた話とかは、
そういわれると、そこに掲載されてたらいい感じの話だな、と思ったり、
あとがきの解説読んでわかったものも多いかも。

どっちかっていうと、恩田さんは長編の方が好きかな、と思うけど、
長編も好きなのとよくわからず終わるのとあるから、
短編は短編で面白い。



恩田陸『MAZE』(2015年05月11日 月曜日 20時40分)

恩田陸さんの本久しぶりに読んだような。
新装版って書いてあるから、もともと文庫で出てたのかな?

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荒野に立つ謎の白い建物、その中に入った人が消える。
その謎を解明するために集まった男たちの物語。

これ、読んでから文庫の表紙絵見たら、
すごいそれっぽくて面白いなぁと思った。

この物語では、時枝満という男の人が主体になっているけど、
その友人・神原恵弥が出てくるシリーズものの第1作らしい。
この恵弥って人が、端正な顔立ちの男の人らしいんだけど、
使う言葉が女言葉っていう独特な人で、想像しづらい。
面白いキャラクターだけどね。
今後、もっとこのキャラクターが生かされてくるのかな。

話的には、ちょっとネタバレかもだけど、
謎が解明された、と思ったら、実は・・・みたいな、含みのある終わり方で、
こういうのは結構好み。
恩田さんの小説は、最後まで謎がちゃんと解明されずもやっとするのも多いので、
そのあたり、今回はちゃんとすっきりしたかな。
あの人無事かな、って思う人はいるけど。

シリーズ2作目も文庫になってるみたいなので、
今ある本読み終わったらまた買おう。



恩田陸「夢違」(2014年04月23日 水曜日 20時29分)

恩田陸さん「夢違」。
ちょっと前に読んだんだけど、感想書かずにほかってあった・・・。

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以前ドラマでやっていた「悪夢ちゃん」の原案小説。
「悪夢ちゃん」、面白いのか面白くないんだかよくわかんないまま最後まで見たんだけど、
微妙だったからか感想すら書いてないっぽい・・・。

ドラマやってたときから、原案が恩田さんだったので、興味あったんだけど、
このたび文庫本になっていたので購入。

読んでまず思ったこと。
この小説をよくあんな駄作ドラマにできたな・・・と。
ドラマが駄作だったことがよくわかった。今度やる映画もちょっと気になってるけど。
予知夢を見る女性・結衣子。
彼女が死んだとされてから、10年以上先の物語。
結衣子を取り巻く人たちの周りで、奇妙な出来事が起き始め、
そして結衣子らしき人物がいろいろな場所に現れ・・・という話。

ほぼ最後の章になるまで、ぜんぜん展開が見えなかったので、
ドキドキしながら最後まで読んだ。
「悪夢ちゃん」はギャグみたいな話だったけど、原案はすごく重厚な話で、
夢が可視化されたら、こういうことも起こりうるような気がする。

ただ、まぁこれネタバレになっちゃうんだけど、
いろんな謎が、結局中途半端なまま終わっちゃったような・・・。
最初の方の集団ヒステリーみたいなのとか、結局なんだったのかな、っていう感じもした。
恩田さんの作品は、結構そういうの多いな・・・。
最後まで読んですっきりする話と、最後まで読んでもやもやする話がある。

でも映画とかドラマにするなら、もっと原案に忠実に作ってほしいな、と思った。



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