勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









上橋菜穂子『鹿の王』(2017年11月15日 水曜日 20時00分)

本屋大賞取ってから文庫化を心待ちにしていた
上橋菜穂子さん『鹿の王』。

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もともと単行本で上下巻だったものが
4巻になってて、
いつも会社帰りの電車の中で読むから
土日とか挟むとどういう展開だったっけ?ってなって
読み直したりいろいろしてたら
結構読むのに時間がかかってしまったんだけど、面白かった。
上橋菜穂子さんの作品は、
ファンタジーなんだけどすごい物語が緻密で壮大で、
キャラクターそれぞれに魅力があっていいなぁ。

独角という戦士団の頭だったヴァンと、
医術師ホッサルが体験する出来事が交互に語られていく物語で、
最初の方は、何か原因不明の病が発生して
これから何が起こるんだっていう感じなんだけど、
だんだんその病の裏に隠された陰謀がわかってきたりとか、
ヴァンがいろんな人と出会って変わっていく様子とか、
病気と対峙するということについてのいろいろとか、
なんかいろんなものが見えてきて面白かった。
でもなんか、複雑に絡み合っている中で、
やっぱり、人と人との繋がりとか、お互いの心情とか、
そういう人間模様の部分が面白かったな。
ヴァンとホッサルが出会うところもわくわくしたし、
ヴァンとユナとか、サエとか、トマとか、
それぞれの繋がりが良かった。

病気についても、
できる手立てがあれば何としても治そうとするやり方もあれば、
人間は人間として生まれたのだから病を治すのに他の獣の何かを
体に入れるのは穢れであると考える者もいたり、
同じ医術といわれるものでも考え方が全く違うのが興味深い。

あとは、国の在り方というのかな。
国を人間の体に例えるのはなるほどと思ったな。
国自体はなくなっても、オタワルのように上手く世を渡っていける者もあれば、
アカファのように、支配されているけど
今や東乎瑠がなくては存在していけない国もあったり、
でもその中で、自分たちの国を取り戻したいと思っている者もいたり。

ラストは、ヴァンがどうなったのかは描かれていないし、
ヴァンを追っていった人たちがどうなったのかも描かれていないけれど、
なんとなく、明るく穏やかな未来が見えるような気はする。
出自が全然違う4人がヴァンを追っていくっていうのがいいよなぁ。
そして、『鹿の王』というタイトルは、
読む前は、なんか群れを仕切ってるような鹿のイメージだったんだけど、
全然違うんだな、ってのもわかった。

最初にも書いたけど、結構時間かかって読んでしまったので
深いところまで読み切れてないところとか、理解しきれていないところがあって
感想もちょっと上っ面っぽい感じになってしまったので、
また1から読み直したいなぁ。
その前に、守り人シリーズの読み直し途中だったのでとりあえず再開せねば。
ドラマも最終章始まっちゃう・・・。



上橋菜穂子「孤笛のかなた」(2011年11月09日 水曜日 21時07分)

上橋菜穂子さんの作品は、守り人シリーズが有名で、
完結編までぜんぶ(全11巻かな?)読んだんだけど、
最初の巻読んで感想書こうと思って置いとくうちに、時間が経っちゃって書けず、
書けないうちに次の巻が出ちゃって結局書けず、
次巻が出るまで待ってるうちに登場人物とか忘れちゃって
若干わけわかんなくなったりもしてたので、
ちょっともう1回時間のあるときにぜんぶ読みなおしてから感想書こうと思う。

で、今回の感想は、守り人シリーズではなくて、
単品(?)の長編小説「孤笛のかなた」。

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不思議な力を持つ少女・小夜と、呪者に使い魔にされた霊狐・野火が、
隣り合う国の争いに巻き込まれながらも、自らの運命に立ち向かっていく物語。

小夜のひたむきさ・強さと、野火の小夜を思うまっすぐな気持ちが、
すごくあたたかくもせつなくて、
そして2人が自分たちの運命をどうやって切り開いていくのか、
次の展開にドキドキしながら一気に読んだ。

ハッピーエンド!っていう感じの話ではないけれど、
でもすごく、じんわりと、あったかさが広がっていくような物語。

表紙のイラストがいいなぁ。
冷たい感じだけど、でもあったかい感じ。



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