勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









有川浩『ラブコメ今昔』(2015年12月02日 水曜日 20時00分)

『クジラの彼』読んで、自衛隊シリーズがもう1作あるのを知って
読みたいな~と思って買った有川浩さんの短編集『ラブコメ今昔』。

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タイトルから『ラブコメ今昔』というだけあってかなりラブコメだけど、
それぞれにいろんな事情があってそれぞれ面白かった。

ちょっとずつ感想。

ラブコメ今昔

自衛隊の隊内誌の記者が、
自衛隊の恋愛事情をコラムにするために奮闘する話。
これ、読んでて、最終的にこの2人がこうなるんだろうなって
思いながら読んでたから、
最後もっと掘り下げて書いてほしかったな、と、
これを読んだ時点では思った。

軍事とオタクと彼

自分に年下の彼っていうのはあんまり想像できんのだけど、
この話に出てくる年下の彼はめっちゃ可愛いな。
ここまでマニアックだと自分引くかな、とか思ったけど、
よく考えたら自分も結構マニアックだった。

広報官、走る!

こういう王様気取りの人っていそうだよなぁ、と思いながら、
最後はすぱっと成敗してくれてすっきり。
ラストのケータイのくだりがなんか可愛かった。

蒼い衝撃

自衛隊に興味がなくても名前くらいは聞いたことがある「ブルーインパルス」。
そうか、旦那がモテるというのもいろいろ困りモノなんだな。
最後の、自分が救護室にいた理由を話す場面で、
そうか、他人だったら笑い話で済むけど、
実は大変なことなんだな、って改めて思った。

秘め事

展開にちょっとびっくりしたんだけど、
そういう大変な世界なんだな、っていうのをこれまた改めて思った。
「ラブコメ」とかついてても楽しいばかりじゃないんだ。
自分だったらこういう人の奥さんは務まらないだろうなとか思ってしまった。

ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編

最初に読んだ『ラブコメ今昔』の2人、こういういきさつだったのか!
すごいこれ素敵で好きな話。
そしてこれを読んでから最初に戻るとまた面白い。



有川浩『クジラの彼』(2015年10月21日 水曜日 21時55分)

有川浩さんの自衛隊シリーズの番外編短編集。

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自衛隊シリーズ読んだ時に、番外編の短編集があることを知って
気になって買ってみた本。
『空の中』『海の底』の番外編ほか、
いろんな自衛隊ラブコメが詰まってて面白かった。

クジラの彼

『海の底』の冬原と、その彼女の、『海の底』事件前後の話。
1回離れると次いつ会えるかわかんないしいつ連絡がつくかもわかんない
超遠距離恋愛ってどんな感じなんだろうな~。
なんか、自分意外と耐えられそうな気もしなくもないけど。
結構飄々としたイメージだった冬原が弱みを見せる瞬間っていうのが、
これはきゅんとなるよな~。

ロールアウト

トイレ話がこんなに白熱して最終的に恋愛モノになるとは。
生真面目な高科と、可愛い絵里のコンビがなんかほほえましくて良かった。
ラスト好きだな~。

国防レンアイ

この話好きだな~。
伸下と三池のこういう関係なんか好き。
まぁ、酒の勢いでうんぬんはどうかとは思うけど、
男女の友達以上の信頼関係というか、そういうのいいな。
伸下が三池の元彼にガツンと言うところもいいな。

有能な彼女

『海の底』のその後、こっちは夏木と望の話。
恋愛に関しては本編でもずっとぐずぐずしてた夏木が、
その後もやっぱりぐずぐずしてるんだけど、
望に引っ張られつつ、喧嘩もしつつなこういう関係もいいと思う。

脱柵エレジー

若い頃だったらこういうのもあるのかもな~。
自分だったらぜったいなさそうだけど。
相手に会いたいって言われたら会いに行っちゃうもんなんかな。
なんか、青いな~とか思いながら読んだ。

ファイターパイロットの君

『空の中』の高巳と光稀のその後の話。
初めてキスをしたデートの話なんだけど、
光稀のなれてなさというか、かたくなさがすごい可愛い。
そして結婚して子供が生まれてからの話でもあって、
ちょっと大人になったようでやっぱり変わらない2人がいい感じ。



有川浩『空の中』(2015年09月01日 火曜日 20時00分)

有川浩さんの『塩の街』シリーズ2作目『空の中』。

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これで3部作はぜんぶ読み終わった。

前にも書いたと思うけど、本作は航空自衛隊の話。
高度20000メートルのところに存在していた未知の生命体と
人間との関わりを描いた話で、
1サイドは航空自衛隊員と、航空機の設計者の話、
もう1サイドは、高校生の2人の話。
今回も、発想は突拍子もないものでありながら、
それに対して人がどう動くかとか、国はどう動くかとか、
さらには世界がどう動くかとか、
そういうところはリアルで面白かった。

途中ちょっと、某国の攻撃があったあたりから、
中だるみな感じもあったんだけど、
最終対決の場面はすごい良かったな。
なんか、昼休みに会社内で読んでるのに泣きそうになった。
やっぱ人生の先輩である年配の人のパワーはすごいな。

さて、『塩の街』『海の底』で私のどストライクだったゾロキャラなんだけど、
今回もいた、ゾロキャラいた。
ただ、2作とは決定的に違うところが・・・。
やっぱり、そこが違うと、キャラはゾロでも自分的に萌えキャラにはならんかったな。
まぁでも好きだけどね。

3部作読み終わったけど、やっぱり一番好きなのは『塩の街』かな~。
これ映画化とかの話はないのかな。
具体的に映像として見ちゃうとそれはそれでがっかりするかな。



有川浩『海の底』(2015年08月04日 火曜日 21時18分)

常駐先の昼休みがうちの会社より長い&
あんまりネットでプライベートなもの見られない&
通勤時間が長いので、
本をあっという間に読み終わる・・・。

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有川浩さん『塩の街』シリーズの3部作3作目『海の底』。
ちょうど手元に2作目がなかったもんで3作目から読んだんだけど、
別に話自体は繋がっているわけではなかった。

『塩の街』は陸上自衛隊の話だったんだけど、『海の底』は海上自衛隊の話。
もうねぇ、最初の方がめっちゃ気持ち悪すぎて、
いろいろ想像するともう痛すぎて、
『進撃の巨人』を1巻で挫折したのと同じような感じで何回も挫折しそうになってたんだけど、
なんとか最後まで読んだ・・・。
最後まで読んで、話的には面白かったんだけどね。
何があれって、巨大なエビみたいなザリガニみたいなやつが突然襲ってきて人を食べるっていう、
あ~もうホントこういうのダメだわ。

物語の軸は2つあって、1つは、この巨大な甲殻類レガリスから逃れるために
潜水艦に立てこもった子供たちと自衛官2人の物語、
そしてもう1つは、レガリスを倒すための警察と自衛隊と米軍のもろもろ。

潜水艦の中の話の方は、突拍子もない設定はあるんだけど、
中身はいろんな人間模様で、すごく面白かった。
いちばん年上で唯一女である望の心模様とか、
親の影響で性格が歪んでる中学生・圭介の心の移り変わりとか、
子供たちを保護した自衛官・夏木と冬原のやりとりとか子供たちとの関わりとか、
それぞれが面白かった。
この夏木が秋庭に引き続きまたゾロキャラでツボなんだよねぇ。
夏木と冬原は堂上と小牧みたいな感じでいいコンビだし。
ラストは「忘れてください」の時点で想像ついたけど、でも嬉しい終わり方だった。

もう1つの、警察と自衛隊と米軍のもろもろも、
なんか実際こういうような事件が起こったらこういう展開になりそうだな~って思って、
すごいリアルで面白かったし、すごい理不尽な気持ちにもなった。

レガリス襲撃の前日を描いた『海の底・前夜祭』も面白かった。
『海の底』を先に読んでいるから、
展開はわかってるけどいろんなやりとりが面白かったし、
この次の日に艦長が・・・っていうのを考えちゃってせつなくもなった。

『塩の街』ほどの衝撃はなかったけどこっちも面白かった。
現在2作目『空の中』読み中。
これは今のところ挫折しなさそう。



有川浩『塩の街』(2015年07月25日 土曜日 20時00分)

読む本がなかったので、母が買って本棚に置いてあった
有川浩さんのデビュー作『塩の街』を読んだ。

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これ、今まで読んだ有川さんの作品の中で一番好きだわ。
設定からしてかなり衝撃的だったんだけど、1話目からすごくせつなくじーんときて、
電車の中で読んでたのに泣きそうになってしまった。

人間が塩化してただの塩の柱になってしまう、という衝撃設定なんだけど、
人間模様がすごく上手く描かれてて、
こういう事態の中での恋心だったり、塩になっていく人たちの心情だったり、
それを見守る人の心情だったり、塩害に立ち向かおうとする人の心情だったり、
そういうのがいちいち胸に突き刺さるというか、
なんかホント衝撃的だったなぁ。

主人公は、自衛隊員の秋庭と、女子高生の真奈。
この秋庭がまたドストライクで私のツボなキャラクターなんだよねぇ。
『ONE PIECE』のゾロみたいな。
ぶっきらぼうでちょっととっつきにくそうな強面なんだけど、
出てくる言葉とは裏腹に実は優しい、みたいなキャラクター。
いや~、ツボだな~。
『図書館戦争』の堂上もそんな感じだよね。
自衛隊員と女子高生、何もなかったら出会わなかったはずの2人が、
塩害が起こったことで出会い、
お互いになくてはならない存在になっていく。
そしてその中で出会ういろんな人たちが、みんな優しくてせつなくて、
なんかもし、ホントにこういう事態が起きたら自分はどうするんだろう、とか考えちゃった。

塩害が起こってから、突破口を見つけるまでの『塩の街』と、
突破口を見つけてから先の『塩の街、その後』。
どちらの話も、どの話も良かった。

3部作らしくて、今違うやつ読んでるので、また感想書く。



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