勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「海月姫」(2014年12月29日 月曜日 20時00分)

フィギュアスケートに押されて遅くなったけど、
土曜日に見た、今年最後の映画鑑賞。

採点:☆☆☆☆★

初日の朝一なのにお客さんぜんぜんいなかったのはなんでだろ。
朝早いから?それとも年の瀬で忙しいから?
同じ時間に初日で始まった『バンクーバーの朝日』もお客さんいなかったようなので、
この映画が悪いってわけじゃないんだろうけど、
なんかもっとお客さんいっぱいだと思って行ったので、あれ?ってなった。

まぁそんなことはどうでもよくて、
お客さんが多かろうが少なかろうが、面白かったし、可愛かった。
1年の締めくくりに、難しいことは考えず、楽しく見られて最後には笑顔になれる
素敵な映画で良かったと思う。

ここからはネタバレ。

オタクと一言でいうけど、人間なにかしらオタク的要素はあると思うので、
(私も日本映画が好きだったりONE PIECEが好きだったり他にもいろいろあるし)
オタクだからこういう風貌でこういう性格で、みたいな、
それこそマンガから飛び出してきたような人たちばっかりじゃないとは思うんだけど、
まぁそこは映画なので、こういう人たちもありだと思う。
見た目は地味で、人と関わるのは苦手で、
それぞれがなにかしらはまっているものがあるオタクである、
そんな5人だからうまくやっていける場所、
閉じこもっていられる場所でもある、天水館に、
突如やってきたおしゃれ女子(ホントは男子だけど)によって、
みんなが少しずつ変わっていって、最終的には大成功する。
こういうのって、少女マンガの王道って感じはするんだけど、
でもなんかやっぱり、最終的に、うまくいってよかったな~って笑顔で終われるし、
なんだろう、みんながひとつのものに熱心になって、
最終的にいいものを作り上げるっていうのは、やっぱり素敵だな、と思う。

ファッションショーのシーン、もっと手作り感あふれるステージを想像してたら、
なんかすごいの出てきたので、やりすぎ感はあったんだけど、
(あんな広い場所がどこにあったんだ?って思ったけど、
あれって庭に続いてる感じなんかな?)
でもなんかすごく、蔵之介とまややがキラキラしてて素敵だったし、
それを支えるみんなも素敵だった。
最後のドレスが汚れるシーンはお約束過ぎて、
正直、それやるのかよ、とは思ったんだけど、
そのあと月海が近所にドライヤー借りに行ったところで、
月海の成長を感じて良かった。
まぁ、最後のドレスのためにお客さんどんだけ待たせるのよって話だけどね。
月海と蔵之介の、最終的にくっつきそうでくっつかない、
なんかホントに仲良しの女友達みたいな感じも可愛くて結構好きだな。

キャラクターもみんな良かったし、キャストもはまっていたと思う。
天水館のみなさんの風貌はなかなかにすごかった。
能年玲奈ちゃんは、ああいう格好だと、ホントに冴えない女の子に見えるね。
だから、月海が変身した時に、
変身後の姿の方が見慣れてる能年ちゃんのはずなんだけど、
あ~、月海ってこんな可愛いんだ~とか思っちゃった。
海月に夢中になるときとか、何かに一生懸命な時の目がホントにキラキラしてて、
その目に、蔵之介も修も惹かれたんだな~。
兄弟そろって人の本質を見られるというのは素晴らしい。
修もいいキャラだったな。長谷川博己さん、似合ってた。
ちゃんと月海を見てくれる人で、
最終的に月海の相手が自分じゃないことにも気づいてて、
でも蔵之介のこともちゃんと見てくれるいいお兄さんだなと思った。

天水館のみなさんのことを書こうとしてたのに修の話になってしまった。
他の4人もいいキャラクターだった。
馬場園梓さんは、そのまんまって感じだけど、
なんかちょっと風格漂ってて良かったし、
池脇千鶴ちゃんは、第1声で千鶴ちゃんだってわかったけど、
パッと見誰だよって感じだよね。でも似合ってた。
太田莉菜さんは、私、存じ上げなかったのだけど、
あの人がショーに出たら一体どうなるんだ?って思ってたら、
すごい綺麗でびっくりしちゃった。ギャップすごいな。
そして篠原ともえちゃんは、実はエンドロールで名前見るまで、
ともえちゃんだってわかんなかった。
なんか見たことあるなぁとは思ってたんだけど。
見事に、あだな『幽霊』な人を演じてたと思う。
あと、速水もこみちくんや、片瀬那奈さんもいいキャラだったし。

そんでもって、ここまで後回しにしてきたけど、
菅田将暉くん、美しすぎでしょ!
最初に菅田くんの女装姿のビジュアルが公開された時の衝撃がすさまじくて、
なんちゅう美しさだ、と思っていたんだけど、
映画見たら、スクリーンの中でもやっぱり美しい。
美しいだけではなくて、可愛らしいし、夢中になれることを見つけたときとか、
月海に微笑みかけるときの笑顔が、ものすごい素敵。
菅田くんって男っぽい顔だと思っていたので、
まさかこんなに女装が似合うとはなぁ。
もちろん、ビジュアルだけじゃなくて、演技力あってこその美しさだと思うし、
月海もそうなんだけど、蔵之介も、すごくピュアさを感じたなぁ。

長くなったけど、今年最後の映画鑑賞、楽しい映画が見られて良かった。



「百円の恋」(2014年12月20日 土曜日 15時09分)

今年も残すところあとわずか。
年内に見に行く予定の映画2本のうちの1本、『百円の恋』が本日公開。

採点:☆☆☆☆★

ひきこもりでぐうたら過ごしていた女性が、
恋をすることで大きく変わっていく物語。
主人公・一子の成長ぶりがすごくて感動したし、
役者さんの存在感とか、役にかける情熱みたいなものが
すごく伝わってくる映画で、面白かった。

ここからはネタバレ。

最初はホントに、誰も近寄ってこないだろうなぁって思うくらいの
もっさりした女性で、
一子の方が、狩野を見ている立場。
一方的に恋をして、狩野の方は、断られなさそうだから、くらいの感覚しかなくて、
一方的に振られてしまうけど、
そこからの本気度がすごかった。
いつの間にか、狩野の方が一子に見とれている立場に変わっていって、
そして最終的に、ものすごくかっこいい試合を見せてくれた。
試合の場面はすごく感動したなぁ。

ボクシングの物語だけど、そんなハードな感じじゃなくて、
ところどころに心が休まるというか、ちょっと面白いシーンがあったり、
多くは語らないんだけど、メインになるラブストーリーがちゃんと描かれているから、
あったかい気持ちにもなった。
一子に見とれて豆腐屋の引っ張る車持っていかれてるとことか、
弁当屋で偶然再会して、目があった瞬間逃げるところとか面白かった。
それと、ラストシーンの、手をつないで2人で歩いていくシーン好き。

キャストも良かったな。
元々は新井浩文さんが見たくて見に行ったんだけど、
すごいスレンダーなおっさんでかっこよかった。
ジムで汗を流しているところは素敵だったし、
かと思えば結構適当っぽい性格も良かった。
バナナ買って忘れていくし。肉とかめっちゃでかいし。
ってか、新井さんって、どすの利いてない(?)声だとあんな可愛い声なんだね。
そんでもって、安藤サクラさん、すごかったな~。
なんていうか、ホントに、体当たりって感じで。
女優さんで、あそこまで自分を汚く見せられる人って、いないよね。
最初の方の、もさ~っとして、ぜい肉はみ出てて、
受け答えものそ~っとしてて、みたいなのを見せちゃえるのがすごいな。
そして、そこから、ホントにかっこいいところまで持っていけるってのがすごい。
ボクシング始めた頃から見る見る変わっていって、
ラストにいくにつれ、ホントにかっこよかった。
これが順撮りじゃないって言うんだからまたすごいな。
あとは、早織ちゃんがあんなぶっとんだ役やるのも初めて見たので、
それも結構新鮮で面白かった。

自分も普段、なんとなく生きていて、
ボクシングのようにホントに戦うじゃなくても、
何かにまっすぐに、一生懸命になることって、なかなかないので、
ホントに、一子にも、安藤サクラさん自身にも、
すごくかっこいいところを見せてもらった映画だった。



「くるみ割り人形」(2014年12月17日 水曜日 19時39分)

採点:☆☆☆☆★

今年って『くるみ割り人形』流行ってるのかな?
秋にジブリ美術館行ったときにも、『くるみ割り人形』の企画展をやっていて、
宮崎駿監督がホフマンの原作読んで訳が分からんかったという話とか、
バレエ版は原作とはだいぶ変わってるとかいう話を見て、
一体『くるみ割り人形』ってどんな物語なんだろうって、
すごく興味を持ってたんだよね。
音楽はすごく有名だけど、よく考えたらどんな物語なのかぜんぜん知らなかったので。
で、ジブリじゃなくてサンリオだけど、映画をやるってことで、楽しみにしてたのに、
公開当初から2Dは1日1回しか上映されなくて、なかなか時間が合わなくて、
ようやく公開終了間際になって、午後休取って見に行ってきた。

1979年に公開された映画のリクリエイト版ということで、
オリジナル版は生まれてないからもちろん見たことなかったんだけど、
すごく時間をかけて1コマずつ作った感じと、
昔のちょっと古臭い感じというか、レトロな感じが出ていて、良かったと思う。
ただ、やっぱり、オリジナル版を使用している箇所は、画像が粗いので、
後から付け足した部分との差が激しいのが気になったかな。
大きい画面でみるから余計だと思うけど。

これもうネタバレ入ってんのかな?

そういう差をあんまり気にしなければ、ちょっとダークな雰囲気があったり、
可愛い部分があったり、ちょっと不思議な世界観で好きだったし、
クララとかも可愛くて良かった。
あと、音楽がちょっと不思議な雰囲気で、
おなじみのメロディが面白くアレンジされていたりして、結構好きだった。

全体的な物語としては、たぶん、だいぶわかりやすくしてあるのだろうな、と思う。
クララが夢に迷い込んで、その中でひとつ成長して戻ってくるという、
シンプルな物語になっていて、楽しめた。
(でもホフマンの原作に忠実なものも見てみたいな)

声も、わりとみんな合っていて、有村架純ちゃんと広末涼子さん以外は、
誰がやってるのかわかんなかったな。
架純ちゃんは、『思い出のマーニー』の時はすごい上手だと思ったんだけど、
今回はそうでもなかったかな・・・というか、なんだろう、
クララの顔と声が合ってないのかな。
唯一、マリー姫だけすごい下手で目立ったんだけど、板野友美さんだったのか。
(声と関係ないけど、マリー姫はなかなか嫌な性格の子だったなぁ)

ということで、ちょっと映像は気になったものの、楽しめた。
こうなると、79年のオリジナル版も見てみたくなるなぁ。



「想いのこし」&「日々ロック」(2014年11月22日 土曜日 19時03分)

本日公開の2作品。

想いのこし

採点:☆☆☆☆★

岡田将生くんがウェディングドレス姿披露というニュースを見て映画の存在を知って
楽しみにはしてたんだけど、
キスシーンもありますとかポールダンスも披露しますとか、
いろいろ先出ししちゃうからさ。
前から何回も書いてると思うけど、
私あんまり予備知識を入れないで映画を見たい人なのね。
できれば予告とかも見たくない人だから、
そういう先出しが多いとどんどん見る楽しみが減っていっちゃうのね。
なので、期待がちょっと薄れてたんだけど、見てみたら良かった。

ここからはネタバレ。

事故で突然死んでしまった4人のそれぞれの想いのこしを、
金と女に目がない最低男、ガジロウが代わりに叶えていく物語。
インパクトのあるウェディングドレス姿が最初に出てきちゃったので、
そのあとの3人のインパクトが弱くなっちゃうんじゃないかって思ってたけど、
そんなことはなく、それぞれの物語が良かったと思う。
野球部キャプテンがケイに話しかけるところと、
幸太郎がユウコに話しかけるところで、ちょっとじーんときた。

それから、最初の方は、なんだこいつ最悪だな、って思っていたガジロウが、
みんなの想いを受け止めていくうちに、少しずつ変わっていくというのが、
なんていうんだろ、物語の4人を繋ぐただの案内人ではなくて、
ちゃんと1本筋の通った主人公が存在している感じがして、良かったと思う。
ガジロウがいることでちゃんとひとつの物語としてまとまってるし、
最終的に、あ~なんかいいヤツになったじゃん、って嬉しい気持ちになったというか、
ラストが爽やかになったというか。
うまく言葉に表せないけど・・・。

キャストもみんな良かった。
岡田将生くんは、かっこいい役をやらせたらかっこいいのに、
うっとうしい役をやらせたらホントにうっとうしいよね。
これはホントすごい才能だと思う。
広末涼子さんのお母さん姿も凛として素敵だったし、
何よりポールダンスすごい綺麗っ。
これは広末さんだけじゃなくて、木南晴夏さんと松井愛莉さんもなんだけど、
すごい素敵だった~(あ、岡田くんもね)。
めっちゃ軽々とやってるように見えたけど、
よく考えたらすごい大変なダンスだよなぁと、ガジロウが練習する姿を見て思って、
ホントすごいと思った。
幸太郎をいじめてたヤツらに見せてやりたい。

とても素敵で、おすすめできる作品だな、と思った。

日々ロック

採点:☆☆☆★★

二階堂ふみちゃんが見たくて見に行った映画。
冒頭からちょっと失敗したかな、って思った割には、
ラストでちょっと爽快だったので、星3つと4つの間くらいってことで。

ここからはネタバレ。

最初の方は、ホントに、血がぶしゃーって出るのも嫌だし、
咲が吐いたものを頭っからかぶってるとかそういう汚いのも嫌だし、
みんななんかいろいろ叫んでるけど、
ワーワー騒いでるだけで何しゃべってるのかわかんなくてついていけないし、
あ~これは私ダメな系統だ、って思いながら見ていたんだけど。
でも歌が良かったりキャラクターがはまったりでなんだかんだでいいとこもあって、
そしてこういう馬鹿な映画で死にネタはないだろ・・・って思ったんだけど、
思いのほかラストの屋上ライブで感動したりして。
咲がひよこ食べるところでじーんときちゃったりなんかして。
終わってみたら、結構楽しんだような気分になっている自分がいて、
あれ?なんか、何が良かったのかよくわからんけど、アリかな、っていう・・・。

キャストはね、野村周平くんは、正直微妙だったかな・・・。
なんていうか、ほかのわーわー騒いでる人たちの中の1人と変わんなくて、
主人公って感じもあんまりしなかったし。
ただ、『スーパースター』で観客を沸かせた時と、
ラストの『いっぱい』の屋上ライブはすごい良かったと思った。
正直この人たちが逸材だとは思わないけど、咲の言うように、
すごく自由で音楽を愛している感じがして、良かった。
二階堂ふみちゃんはすごい良かった。
『雨あがりの夜空に』歌ってるときとかめっちゃかっこよかったし、
アイドルとして作られた宇田川咲を演じる姿も素敵だった。
『SUNRISE』とかシングルカットしてくれたら買うけどな。
でも、二階堂ふみちゃん目当てで見に行ったけど、
いちばんはまったのは落合モトキくんだったり。
今までこんなぶっとんだ役なかったよね?めっちゃ似合ってるんだけど。
これを機に役の幅が広がりそうな感じやね。

ということで、なんか、感想書いてたら、結局良かったのって、
歌とふみちゃん&モトキくんのキャラクターだけだったような気もしてきたけど、
まぁいいか。



「福福荘の福ちゃん」(2014年11月21日 金曜日 23時16分)

採点:☆☆☆☆★

ずっと見たいと思いながらなんかいろいろで先延ばしになってたけど、
明日からまた見たい映画いろいろ公開されると見に行けなくなっちゃうので、
会社帰りに見に行ってきた。

めっちゃ面白いのを期待しすぎたのかも知れないけど、
なんていうか、見た後の感じは悪くなかったけど、
思ったよりは良くもなかったかも。

ここからはネタバレ。

なんか、いいなと思うところと、ちょっとひくようなところが交互にあった感じかな。
写真の授賞式でちょっと笑いもあって面白ムードだと思っていたら
写真を教えるにかこつけて裸のおっさんに襲われそうになったりとか、
(××を5時間見続ける・・・のくだりもかなりひいた)
自家製プリンが美味しそうだな~と思っていたら
昔のいじめがひどかったりとか、
福ちゃんの自然体がいいなと思っていたら
想像の中なのかもしれないけど巨大凧に乗って飛んでたりとか、
(これは別にひいたわけじゃないけど、なんでいきなりCG?って思った)
隣人の2人がいい感じになったと思っていたら
いきなり刺されたりとか、
そういう波が激しくて、いいなと思ったら落とされるが続いた気がした。

ただ、最終的に、馬淵が野々下のお父さんに、彼は真面目だと言うシーンとか、
千穂が引っ越してきて引っ越しカレーに水を添えるとことか、
いい雰囲気で終わって良かったな、という感じはした。
何より、福ちゃんの人柄が良かったので、
途中のシーンでシマッチが、福ちゃんの心の穴に入ってきた千穂に対して
これ以上誤解させるなというようなことを言っていたけれど、
最後まで見てわかったのは、福ちゃんこそがみんなの心の穴にすっぽり収まってくれる
存在だったんだろうな、ということ。
それは、登場人物だけではなくて、映画を見ている私たちの心の穴にも。

キャストもみんな良かったけど、大島美幸さん、すごく良かった。
前に「ハンサム★スーツ」に出てた時もいいなと思ったんだけど、
今回の役は、ぜんぜん女の人に見えないっていうか、ホントにおっさんなんだけど、
でもなんかすごく愛らしいおっさんで、素晴らしかった。

最初に思ったよりは良くもなかったって書いたけど、でも悪くはないし、
福ちゃんを見るだけでもちょっといい気分になれる映画かな、とは思った。



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