勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









湊かなえ『花の鎖』(2016年10月12日 水曜日 20時51分)

1回読んで、なるほどな~と思ってもう1回読み直してしまった。
湊かなえさん『花の鎖』。

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3人の女性の物語が、花・雪・月にわかれてそれぞれ一人称で語られていく構成で、
それぞれの物語がどうつながっていくのか、というのが面白いところ。
これちょっとネタバレになっちゃうけど、
読んでいて、なんとなく、この3人の時系列が同じじゃないなぁっていうのは
わかるんだよね。
んで、半分すぎくらいまでいったときに、あれ、これはもしかして?ってなってきて、
そう思って読み進めていくと、あぁ、やっぱり、ってなって、
繋がりがわかってくる。

最後の章で、真相が語られるんだけど、
そこに至るまでにだいたいわかるので、
ちょっと最後はしつこいかな、っていう感じもするんだけど、
やっぱりそうだったんだなっていう答え合わせにもなったり、
新しい事実がでてきたりもして面白かった。

そして、それぞれがつながる面白さだけじゃなくて、
それぞれの女性の強さだったり、いろんな決断だったり、
そういうのも良かった。

1回目読んだときは半分すぎでようやくつながりが見えてきたので、
もう1回読み直してみたら、
開始8ページ目くらいでもうヒント出てて、
こんなとこに伏線あったのかぁって思いながら読むのも面白かった。

これもう4年くらいまえに文庫出てた本なんだよね。
湊かなえさんの本、まだ読んでないのあるから、
順番に読んでいこう。



湊かなえ『少女』(2016年09月05日 月曜日 21時29分)

もうすぐ映画が公開されるけど、
主演の2人の演技があんまり好きじゃないので、
まぁ観に行かないかな、と思って原作を読んでみた。
でも読んだら観に行きたくなった。
湊かなえさん『少女』。

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親友だったはずなんだけど、
あることがきっかけでお互いの気持ちがわからなくなってしまっている
女子高生2人の物語。
友達が、人の死体を見た、という話を聞いて、
自分も死体を見て、死というものを悟ってみたいと思い、
それぞれに死に近い場所に行っていろんな経験をする。

この年齢にありそうだな~っていう2人のいろんな感情とかも
面白かったし、
この経験を通して2人がどう変わっていくのかっていうのも面白かった。
それと、本作は伊坂幸太郎さん作品みたいに、
いろいろバラバラだと思っていたものが
実は全部つながってたっていう面白さもあったな。

映画の予告見ると、人が死ぬとこを見たいっていうのが
前面に押し出されてホラーみたいになってるから、
なんかあんまり期待はできんかな、って気もするけど、
気になるから観に行こう・・・。



湊かなえ『高校入試』(2016年06月06日 月曜日 20時00分)

読みたい本が盛りだくさんで遅くなったけど、
3月くらいに発売された湊かなえさんの『高校入試』。
なんか、ドラマにもなった話みたい。知らなかった。

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高校入試の日に、様々な問題が起こり、
いったい誰が、何の目的でこんなことをしているのか、という話。
結構登場人物が多いので、最初の方は、誰が誰かよくわからんくて、
巻頭にある人物相関図を見返し見返し読んでいたので、時間かかったけど、
途中からは、真相に近づいてきて、どうなるんだろうって思いながら一気に読んだ。

犯人は、まぁびっくりはびっくりだけど、
途中読んでて、この人のこの行動、関わってるんじゃないかなっていう
ヒント的なものはいっぱいあるので、なるほどな、という気もした。
でも、最初の方誰かわかってない人もいたから、
もう1回読み直したら、この人のこの行動もそうだったんだ、ってのが
見つかる気はする。
逆に、この人最後までそんなに存在感なくないか?って人もいたけど。

高校入試が実際こんないい加減に行われるのかっていうと違う気もするけど、
でも、ひとつの採点ミスとか、ひとつの見落とし、ちっちゃなことがきっかけで、
合否が変わってしまうこともあるな、というのは思った。
受験する人にとってはこの日しかない、運命の日だから、
関わる人たちも万全の体制で挑まないといけないよな、と思った。
それは、高校入試に限らずだけど。



湊かなえ『望郷』(2016年02月24日 水曜日 21時00分)

だいぶ前に読んだんだけどいろんな記事に押されて遅くなった。
湊かなえさん『望郷』。

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これすごい面白かった。
白綱島という島にまつわる、というか、
そこに住む人たちのいろいろを描いた短編集なんだけど、
どの話もハズレがなかったなぁ。
ミステリーでもあり、人間ドラマでもあり、すごくドキドキして一気に読めた。

ちょっとずつ感想。

みかんの花

男と駆け落ちして島を出て、
自由奔放に生きていると思われた姉の意外な真実。
湊さんの書く物語はすべて独白だから、
どこまでが本当なのかはわからないんだけど、
真実ならばお姉さんはすごい重いものを背負っているなぁ。

海の星

胡散臭いおっさんが母親にちょっかいかけて失敗する、
みたいな話のはずが、ここにも意外な真実が。
最後はおっさん、良かったね。
海の星私も見てみたいなぁ。

夢の国

ディズニーランド行ったばかりだったので、
なんかすごいタイムリーで、わかるわかると思った。
自分はこういう風に待ち焦がれてやっと行けた、とかじゃなくて
数年に1回くらい行っているけど、
新しいアトラクションもいいけど
子供のころに楽しんだアトラクションに夢を見る気持ちわかるなぁ。

雲の糸

高いところに上りつめると、
途端に掌を返したように周りの態度が変わる、
そういうことって、あると思う。
でも、純粋に応援したいという気持ちももちろんあると思うし、
主人公には胸を張って生きてほしいな、と思った。

石の十字架

祈りをささげる時に、祈っている物ではなくて、
その先に頼りにしている人が見えていた、
そういうのってなんか素敵だな、と思う。
自分はどうだろう。

光の航路

自分が祝福されて生まれてきたことを、
普段はあんまり気にすることなく生きている。
なんかいろいろあって、
もうぜんぶ終わらせてしまいたい、と思うこともあるけど、
そういうときに思い出したい話。



湊かなえ『境遇』(2015年12月04日 金曜日 20時00分)

湊かなえさん『境遇』。

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これの前に読んだ短編『サファイア』が面白かったからか、
今までの長編が面白かったからか、
この作品は結構普通だったな・・・。
ドラマとかになりそうだな、って思いながら読んでいたら、
ドラマのために書き下ろされた話だそうで、2011年にドラマ化されてるんだそうな。

晴美と陽子、2人の境遇を巡っての話で、
2人が大切な友達だからこその葛藤みたいなものがあったり、
お互いに考えていることが違っていたり、
そういうのは面白かった。
ただ、誘拐事件の犯人とかはすぐ予想つくから、
予想通りの結末ならば、そこをもうちょっと掘り下げてほしかったなっていう気が。
特に、最後のその後の部分は、
なんかちょっと、これで終わりかぁって感じがしたかなぁ。

ドラマちょっと気になるけど、再放送とかないかな。



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