勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









湊かなえ『物語のおわり』(2018年04月04日 水曜日 21時17分)

湊かなえさんの文庫新刊『物語のおわり』。
新刊と言いながらもう発売から3ヶ月くらい経ってるけど。

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これちょっと、ネタバレになっちゃうのであんまり詳しく書けないんだけど、
すごく面白かった。
特に、最後の2話で、あぁこうなるのか、っていう。
最初短編集だと思って読み始めたので、一番初めの話が終わったときに、
え、これで終わり?とか思ってしまったんだけど、
そこから、2話以降を読み進めていくと、あぁそういうことか、となってくる。

同じ物語を手に取っても、人それぞれに、感じ方や終わらせ方が違うのも面白いし、
1冊を通して物語が繋がっていくところも面白かった。
一番共感できたのは、『湖上の花火』の主人公だな。
この人みたいに自分磨きを頑張ってるキャリアウーマンじゃないんだけど、
なんか今、仕事に関して結構行き詰ってるところがあるので、
わかるなぁと思うところがいろいろあった。

人生が変わるような大きな事じゃなくても、
このお話のように、何かがきっかけでちょっと前向きになれたり
新しい出会いがあったりっていうのはあるよな。
素敵なお話だった。



湊かなえ『豆の上で眠る』(2017年08月15日 火曜日 20時00分)

最近読みたい文庫がどんどん出てきてどれから読むか迷ってる。
湊かなえさん『豆の上で眠る』。

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主人公と、失踪した姉の物語。
現在の主人公と、姉が疾走する前の話、失踪してからの話が、
交互に語られていく物語で、
このお話も主人公の一人称で語られるので、
あ、この人はこうなのかな?とかは、ある程度予想がつくんだけど、
ラストまで読むと、なんとも言えない感じが残るね。

血のつながりとか、家族とか、そういうのもそうなんだけど、
それ以外、自分の見ているもの何もかもに対して、
ラストの1行、それって何なんだろうって、思うときあるなぁ。
自分の見てるものと、人が見てるものって、同じなんだろうか、とか。
この話で語られるそれは、
(なんか、ネタバレしないようにすると「それ」ばっかりで書きにくい)
結構ドラマとかだと、そんなのなくても家族だよ、みたいな、
感動的になりがちだけど、
この話ではそうならないのがまた面白いなと思った。

タイトルはアンデルセンの『えんどうまめの上にねたおひめさま』から
きているんだけど、
このお話の使い方もまた上手いなと思った。
お話自体は初めて知ったけど、豆の上で眠る違和感が上手く使われていて
面白かった。



湊かなえ『リバース』(2017年07月09日 日曜日 17時11分)

ちょうどドラマやる前くらいに文庫本が出て、
読もうか迷って結局ドラマ終わるまで読まずにあたためといた本。
湊かなえさん『リバース』。

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これはねぇ、正直完全に見る順番を間違えたね。
ドラマ見てから原作を読むとすごい物足りない感じがする。
あのドラマすごいうまく脚色されてたんだなぁ。
でも、原作読んでからドラマ見ると、こんなうまく脚色されてるのかって思う反面、
ドラマの最終回前のラストのあの衝撃はなかったと思うし、
そこまで毎週早く続きが見たいって思うこともなかった気もするから、
難しいところだけど。

ここからはネタバレ。

湊かなえさんにしては珍しいなって思ったのが、
主人公の深瀬視点ではあるんだけど、語りが一人称じゃないんだよね。
主観的に見てるような、客観的に見てるような、ちょっと面白い感じだった。

ただ、ものすごくあっさりしてるというか、
それはドラマを先に見たから思うんだろうけど、
ほぼ深瀬の話でしかないので、
他の3人の存在意義が薄い感じがしたかな。
あと、美穂ちゃんも、最初の方と最後の方しか出てこないから、
え、あなただったの?っていう驚きもそんなにないような気がした。
あとはまぁ、これもドラマを先に見てるから思うだけかもしれないけど、
深瀬がわりと最初から、俺だけは悪くない的な感じなので、
原作先に読んでたら、犯人予想ついたんじゃないかな、っていう気はする。

結果的にドラマを先に見て正解だったのかな。
よくあんな面白いドラマにしたなぁっていうそっちの方が感心した。



湊かなえ『花の鎖』(2016年10月12日 水曜日 20時51分)

1回読んで、なるほどな~と思ってもう1回読み直してしまった。
湊かなえさん『花の鎖』。

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3人の女性の物語が、花・雪・月にわかれてそれぞれ一人称で語られていく構成で、
それぞれの物語がどうつながっていくのか、というのが面白いところ。
これちょっとネタバレになっちゃうけど、
読んでいて、なんとなく、この3人の時系列が同じじゃないなぁっていうのは
わかるんだよね。
んで、半分すぎくらいまでいったときに、あれ、これはもしかして?ってなってきて、
そう思って読み進めていくと、あぁ、やっぱり、ってなって、
繋がりがわかってくる。

最後の章で、真相が語られるんだけど、
そこに至るまでにだいたいわかるので、
ちょっと最後はしつこいかな、っていう感じもするんだけど、
やっぱりそうだったんだなっていう答え合わせにもなったり、
新しい事実がでてきたりもして面白かった。

そして、それぞれがつながる面白さだけじゃなくて、
それぞれの女性の強さだったり、いろんな決断だったり、
そういうのも良かった。

1回目読んだときは半分すぎでようやくつながりが見えてきたので、
もう1回読み直してみたら、
開始8ページ目くらいでもうヒント出てて、
こんなとこに伏線あったのかぁって思いながら読むのも面白かった。

これもう4年くらいまえに文庫出てた本なんだよね。
湊かなえさんの本、まだ読んでないのあるから、
順番に読んでいこう。



湊かなえ『少女』(2016年09月05日 月曜日 21時29分)

もうすぐ映画が公開されるけど、
主演の2人の演技があんまり好きじゃないので、
まぁ観に行かないかな、と思って原作を読んでみた。
でも読んだら観に行きたくなった。
湊かなえさん『少女』。

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親友だったはずなんだけど、
あることがきっかけでお互いの気持ちがわからなくなってしまっている
女子高生2人の物語。
友達が、人の死体を見た、という話を聞いて、
自分も死体を見て、死というものを悟ってみたいと思い、
それぞれに死に近い場所に行っていろんな経験をする。

この年齢にありそうだな~っていう2人のいろんな感情とかも
面白かったし、
この経験を通して2人がどう変わっていくのかっていうのも面白かった。
それと、本作は伊坂幸太郎さん作品みたいに、
いろいろバラバラだと思っていたものが
実は全部つながってたっていう面白さもあったな。

映画の予告見ると、人が死ぬとこを見たいっていうのが
前面に押し出されてホラーみたいになってるから、
なんかあんまり期待はできんかな、って気もするけど、
気になるから観に行こう・・・。



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