勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『愛を語れば変態ですか』&『春子超常現象研究所』(2015年12月05日 土曜日 20時39分)

今年の映画納め。たぶん。
シネマスコーレで2本見てきた。
今週残業続きで疲れてたので、
どっちも気楽に楽しく見られる映画で良かった。

愛を語れば変態ですか

採点:☆☆☆☆★

開店準備中のカレー屋で巻き起こるドタバタコメディ。
こういう、会話のテンポが良くて笑える映画好きだな。
わけのわかんなさも好き。私好み。

ここからはネタバレ。

一見普通の夫婦のように見える2人のもとに、
すごいうっとうしいキャラのバイト志望が来て、
なんだこいつと思っているうちに、
一人、また一人とおかしな人が増えて怪しい空気に。
それぞれ言ってることが自分本位でちぐはぐで、
すごい変なのになぜか会話が成り立ってて笑えた。

最後の方は、あさこの崩壊が結構唐突で、
すごいぶっとんだ感じだったけど、
こういうぶっとんだ感じ嫌いじゃないし、
エンドロールでみんなが走っていく長回しとか好きだな。
最後バス無理やり止めてキスして無理やり乗り込むとこも好きだし、
ひとり遅れてるだんなとかも面白かった。

キャストも良かった。
黒川芽以ちゃん目当てで見に行った映画だったけど、
芽以ちゃんの後半のぶっとび具合ももちろん好きだったんだけど、
男の人たちのキャラクターもみんな良かった。
野間口徹さんの、すごい振り回されてて理不尽なこと言われてるのに
最終的に折れちゃうキャラとか好きだし、
今野浩喜さんとか川合正悟さんとか、
最近結構映画で見る気がするけど、
(川合さんは『ロボジー』だけか?)
2人ともいい味出してて良かった。

なんかたぶん、考え始めたらすごいおかしいんだけど、
なんも考えず素直に楽しめる映画だった。

春子超常現象研究所

採点:☆☆☆☆★

これ、たぶん去年とかに、中村蒼くんがテレビに、
とかいってyahoo!ニュースに出てて、
いつになったら公開されるんだろう、ってずっと待ってたらまさかの1年越しだった。
なので、結構楽しみにしてたんだけど、
このおかしな世界観とか、テレビ男の安っぽい感じとか、結構好きだった。

ここからはネタバレ。

世界観もハチャメチャならストーリーもハチャメチャで、
展開的にちょっと微妙な感じがしたところもいろいろあったんだけど、
ってか、あったはずなんだけど、見終わったら忘れた・・・。
なんていうか、どうでもよくなったね。
ハチャメチャで楽しかった~、で、あとはどうでもよくなった。

テレビ男がテレビ男である必要があるのかな、と最初の方思ってたけど、
副音声に切り替わってて英語しゃべってたりとか、
テレビ番組が自分の記憶だと思い込んでたりとか、
最終的に水に濡れて壊れるとか、
テレビならではの展開もだんだん出てきて面白かった。
あとは、コスプレマニアの正体がお兄ちゃんだった、とかの展開も好き。

キャストは、中村蒼くん良かったな。
蒼くんは、静かな感じの役より、こういうぶっとんだ役の方が似合う気がする。
野崎萌香ちゃんは、たぶん初めて見たんだけど、
私、宣伝用の写真(結婚式のシーンの写真)見たときからずっと、
美波ちゃんだと思っていて、
映画の途中で、演技の違いで気付いた・・・。
ちょっとなんか、キャピキャピしすぎな演技というか、
どうなんかな、って思うところもあったんだけど、全体的には可愛かったかな。

ちゃんと感想書こうと思うとどこが良かったって
具体的にあんまり出てこないんだけど、
でも好きな映画だった。



『レインツリーの国』(2015年11月30日 月曜日 20時00分)

土曜日に観た映画。

採点:☆☆☆☆★

原作は、『図書館戦争』の小牧と毬江ちゃんの想い入れのある本という設定なので、
読みたい気持ちとイメージを壊したくない気持ちと混じりつつ読んだんだけど、
(ちょっとだいぶ前だからあんまり詳しく覚えてないけど)
印象としては、なんか最後が尻すぼみっていうか、
唐突に上手くいって終わったような気がして、
自分では、こんなもんかぁって感じだったような。

映画化が決まった時は、伸もひとみも自分のイメージと違うなぁと思った。
玉森裕太くんも西内まりやちゃんも、
演技をそんなに見たことあるわけじゃないんだけど、
玉森くんはまず関西弁のイメージがなかったし、
まりやちゃんはちょっと可愛すぎる感じがしたし。

でもせっかくなので、観に行ってみた。
ってか、『図書館戦争』続編やるからそれに合わせての映画化だと思ってたんだけど
まったく関係ないんだね。
『図書館戦争』のドラマでも、本の題名違ってたし。

まぁそれはいいとして、
原作読んだ印象とか、キャストのイメージとかで、
そんなに期待してなかったんだけど、意外にも結構良かった。

ここからはネタバレ。

見終わった後思ったのは、原作の時に唐突に上手くいって終わった感じがしたのは、
結構ささっと読める原作だったせいかな、と思う。
映画になって、すごい丁寧に描いてくれたおかげで、
2人の関係性とか、ひとみが心を開いていく過程が、
ちゃんと心に入ってきた気がする。

最初のデートの場面とかは、自分はひとみの耳のことをわかって観ているけど
やっぱりちょっともどかしい気持ちになったし、
ひとみがデートの最後に伸に謝る場面では、すごく悲しさとせつなさが伝わってきて、
ちょっと泣きそうになった。

あと、途中のシーンでは、
会社の人にひどいことをされて、伸とミサコの現場を目撃して帰った時に、
お母さんが何も言わず抱きしめてくれるところとか、
伸のことを忘れたお父さんが家族写真をじっと見つめるシーンとか、
あとはラストに、ひとみが電車の中で髪をかきあげるシーンとか好きだな。

逆にちょっと好きじゃないシーンも書いておく。
次のデートの、ひとみが突き飛ばされるくだりは、
あれは耳がどうこうじゃなくて、誰に対してもあんなことしちゃダメだよね。
そのあとの伸とひとみの喧嘩につなげるためのエピソードとはわかってるけど、
あそこで伸が、「耳が聞こえないのに何するんだ」的な怒り方をするのは、
ちょっと違和感があったなぁ。
(まぁこれは原作でも同じだったと思うけど)

あとはやっぱり、会社内でこそこそ悪口言ってる人たちとかのシーンを見ると、
自分はああはならないようにしよう、って思うね。

演出的なところでは、『フェアリーゲーム』の説明に出てくるキャラクターが
あんまり好きじゃなかったっていうか、
なんかこの映画に似合わないような・・・。
もっとファンタジックな感じがいいなぁ。

キャストも、イメージ違うとか思ってたけど、良かった。
玉森裕太くん、どストレートに人に気持ちを伝えようとするキャラクターが似合ってたし、
なんていうか、こんなこと言うとファンの方に怒られそうだけど、
イケメンじゃないところがいいと思う。
かっこいい人がこの役やったら
ただキャーキャー言われるだけの映画になっちゃうと思うんだけど、
なんか、いい意味で普通の人っぽいけど存在感がある、っていうのがいいと思う。
西内まりやちゃんは、やっぱりちょっと、
ひとみをやるには可愛すぎるとは思った。
ぜんぜん野暮ったくないし、髪切った後確かに前よりは良くなったけど、
元がいいからじゃん、って思っちゃうし。
ただ、キャラクターとしては、とてもひたむきな感じとか、
自分の障害に対して敏感なところとか、すごくうまく演じていて、好感が持てた。
脇を固める人たちも良かったな。
麻生祐未さんいいなぁ。高畑淳子さんも良かったし。
何気に伸の会社の先輩の阿部丈二さんのキャラクターも好きだな。

障害を持つ人がどうこう、とかじゃなくて、
単純にラブストーリーとしてすごく素敵だなと思ったし、
これを小牧が毬江ちゃんに薦めたとしたら納得、と、
原作読んでからずいぶん経って自分的に腑に落ちた。



『グラスホッパー』&『シネマの天使』舞台挨拶付き上映(2015年11月09日 月曜日 20時00分)

土曜日に観た映画。

グラスホッパー

採点:☆☆☆★★

PG12ついてるし、普段ぜったい観に行かないジャンルなんだけど、
伊坂幸太郎さん原作で、原作既読だったので、
どんな感じに映画化されるのか気になって見に行ってきた。

原作は、文庫本発売されたときに読んで、ただ怖かったっていう印象で、
映画化が決まった時にもう1回読んだんだけど、
やっぱりただ怖かったっていう印象で、
個人的には、同じ怖いでも、続編の『マリアビートル』の方が上手くできてると思う。

そんな、好きな作家さんの作品だけど
自分的にそんなにいいと思わんかった話の映画化なので、
映画見て、原作の魅力にも気付けたらいいな、という気持ちで観に行ったんだけど、
う~ん・・・やっぱり怖いだけだった。
っていうか、2回読んでから観に行ったのに、
あれ、こんな話だったっけ?って思っちゃったんだけど。
なんか、もっとスピード感のあるのを期待してたのに、
結構ゆったりテンポであんまりわくわくするところもなかったし、
なんか、話があんまりうまく繋がってないような・・・?

ここからはネタバレ。

鈴木、鯨、蝉の3人含め、みんなの繋がり方が、
なんかこじつけ感ハンパなかったなぁ。
まず、寺原って相当いろいろやってそうな感じなのに、
あの程度の秘密を知った男を殺した鯨をまた別の殺し屋に殺させようとするって
なんかすごいちっちゃい感じがするし、
鯨を蝉が殺したところでまた別の殺し屋に蝉を殺させるのか、って話になってくるし、
大体、鯨って、自殺屋のはずだけど、映画の中で1回も成功してなくない?
最初の人は我に返ったところを自分で椅子蹴り倒してたし、
岩西も途中で我に返って、まぁ追い詰められて飛んだから結果オーライなんだろうけど、
蝉も途中で我に返っちゃったし。
蝉と岩西の関係も、なんかそこまで深く描かれないままに岩西が死んじゃったから、
蝉がそこまで復讐心に駆られるかな、とか思っちゃった。
あと、鈴木がなぁ・・・。
最後の方、なんかいい話っぽくしようとしてたけど、
子供を助けてくれた人の婚約者ならなおさら巻き込んじゃダメでしょ。
「あなたに復讐は似合わない」的なことをすみれが言ってたけど、
復讐に駆り立てたのはあんたたちじゃないか。
最終的な種明かしをぜんぶしゃべっちゃうのもどうかと思ったし。
観覧車が1周する間って結構あるよね。

あ~なんかすごい文句ばっかりの感想になってるからいいところを書く。
キャストがみんな良かったと思う。
生田斗真くんは、不思議とこういう冴えない役が似合うよね。
『予告犯』も良かったけど、今回も良かった。
浅野忠信さんは、「俺の目を見ろ」って顔がアップになった時に、
思わず目をそらしてしまった。
なんかホントに催眠術にかかりそうで・・・。
山田涼介くんも、最近ドラマとか映画でよく見る気がするんだけど、上手いよね。
今回の役は、ナイフで刺したり耳削いだり、怖いことばっかりやってたので、
あんまり直視できなかったけど。
菜々緒さんも好きだな~。
圧倒的に悪女役が多いけど、すごい似合うよね。

うん、まぁちょっと、作品としては、こんなもんかな、という感じだった。
やっぱり怖いだけだった。

シネマの天使

採点:☆☆☆★★

ぜんぜん狙ってたわけじゃないんだけど、
たまたま観たい時間の上映後に舞台挨拶があったので、
舞台挨拶付きで見てきた。
舞台挨拶付きだから満員でチケット売り切れだったりするのかな、
とか思いながら観に行ったんだけど、
ちっちゃい映画館だからか余裕で空いてて、
逆にこんだけしかお客さんいないのに来てもらってすみません、と思ってしまった。

DVDとかネット配信とか、映画の観方も多種多様になってきたけど、
自分はやっぱり、映画館で映画を観るのが好きで、
映画館っていうなんか特別な空間が好き。
この映画に出てくるようなちっちゃい映画館も好きだし、
シネコンみたいなおっきい映画館も好き。

この映画を観て、そういう想いを再認識したというか、
映画館がなくなっちゃったらやっぱり嫌だなぁ、とか、
前行ってたあの映画館なくなっちゃったんだよなぁ、とか、
映画館への想いがいろいろと浮かんできた。

ここからはネタバレ。

映画自体は、ある映画館が閉館する、という話で、
自分的には、好きな映画館はいくつかあるけど、
ここだ!って足しげく通うような思い入れのある映画館があるわけではないし、
舞台となった映画館大黒座に行ったことがあるわけでもないので、
直接、すごい感情移入した、というわけではないんだけど、
子供の頃よく行ってた地元の映画館がなくなっちゃったり、
社会人になってから結構好きで行ってた映画館がなくなっちゃったり、
そういうのってやっぱりちょっと寂しくて、
そういう気持ちを映画の中に詰めるというのは、素敵だなと思った。

ストーリー的にはちょっと、もうちょっとなんかなぁっていう気がした。
作り手が、大黒座がなくなる前に何か残しておきたかったんだろうなっていう
気持ちはすごい伝わってくるんだけど、なんかもうひとつというか。
映画館の天使にしても、なんか軽いよね。
天使ですって名乗っちゃうのかよ、って思ったし。
でも結局浮浪者なんだっけ?
でも写真に写ってる姿ずっと変わってないからやっぱり天使?
最後に、開かずの間にチラシがびっしり貼ってあったのは
ちょっとすごいなと思ったけど。

キャストは、みんな素朴な感じがした。
藤原令子ちゃんは、ドラマ『デスノート』でたぶん初めて見たけど、
あんまり印象になくて、
今回の役もすごい普通な感じだったので、
これからまだまだ伸びていくんだろうなと思った。
本郷奏多くんは上手いなと思ったけど、やっぱり素朴で、
うん、でもこの映画の場合、みんな素朴なのが合ってるんだろうな、と思う。

舞台挨拶についての話をちょこっと。
登壇者は藤原令子ちゃん、監督の時川英之さん、プロデューサーの増田祐美子さん。
東京で舞台挨拶して、名古屋来て舞台挨拶して、
またすぐ大阪に舞台挨拶しに行くということで、
そんな中わざわざ名古屋に寄ってもらっちゃってなんか恐縮です。
藤原令子ちゃんは、スクリーンで見るより実物の方がだいぶ綺麗だった。
すらっと立ち姿も素敵で、話し方もしっかりしてた。
結構映画化が決まってから映画ができるまで慌ただしかったみたいで、
その辺の裏話とか、あとはプロデューサーさんならではのお金の話とか、
いろいろ面白かった。

やはり映画は映画館で観るのがいちばんで、
シネコンもいいけど今日行ったみたいなちっちゃい映画館にも、
これからもがんばってほしいな、と思った。



『俺物語!!』(2015年11月03日 火曜日 15時41分)

採点:☆☆☆☆☆

久々に少女マンガ原作ですごい楽しい映画に出会ったので、思わず星5つ。
(原作は未読)
少女マンガ原作でいうと『海月姫』とか『脳内ポイズンベリー』も面白かったけど、
最終的に結ばれてハッピーエンドで良かったな~っていうのは、『君に届け』以来だ。
5年ぶりに清々しく楽しい映画だった。

ここからはネタバレ。

お互いにすごい想いあってて、どっちかが「好き」って言えば結ばれるのに、
お互いに勘違いしちゃって相手のことばっかり考えてて
それがすごいもどかしいんだけど、すごい応援したくなるね。

猛男は人一倍周りの人のことを考えてあげられる人で、
タイトル『俺物語!!』だけどぜんぜん俺俺してなくて、
周りの女の子からは容姿のごつさからあんまり好かれていないみたいだけど、
自分のことをちゃんと見てくれる大和ちゃんや砂川くんがいて、
すごい幸せだと思うし、かっこいいと思う。
こういう人が周りにいたら、すごいいいと思うんだけどな。
鈴木亮平くんが演じてるからそう思うだけなのかな。
結局見た目で判断しちゃったりするからな・・・。

大和ちゃんはすごいまっすぐで可愛い。
猛男くんの内面に持つかっこよさをちゃんとわかってあげられる人で、
好きな気持ちで一直線に突き進んでるところがホント可愛い。
そして砂川くんもすごいいい子。
友達をすごい大事にしてるのがわかる。
お互いの気持ちを知っていながらも、
ぶしつけにお互いの気持ちを相手に伝えちゃうんじゃなくて、
ちょっと背中を押してあげるようなところが素敵。
この3人の関係性がすごい良かった。

ストーリー的に、最後に2人が結ばれる物語なんだろうな、ってのはわかってるけど、
そこまでのやり取りの中で、笑えるところもいっぱいあったし、
心温まるところがあったり、ちょっと泣けるところもあったり、
なんかホント、見終わった後清々しい気持ちになった。

エンドロール後のラップキスのくだりが、予告編で流れちゃってたのが惜しいな。
あれは知らずに見て爆笑したかった。

キャストもすごく良かった。
鈴木亮平くん、まぁ主人公がこの見た目だから成り立つんだけど、
自分の半分の年齢の役をよくぞこなしたな、と。
なんか、ぜんぜん違和感なかったな。
20キロ減量のあとの30キロ増量って、体大丈夫なのかよって思うけど、
役にかける情熱がすごいよね。
亮平くんの人柄が、猛男を通してにじみ出てる感じもして、すごく良かった。
永野芽郁ちゃんはたぶん初めて見たけど、素朴な感じがいいね。
すごい可愛いってわけでもないし綺麗ってわけでもないんだけど、
この素朴さがいいと思う。
すごいピュアな感じがすごい可愛かった。
坂口健太郎くんは最近よく見るけど、
普通の役をやれば普通に浮かずに馴染めるし、
かっこいい役をやればちゃんとかっこよく見えるし、
なんかいいね、雰囲気が結構好きかも。

とにかく、清々しく嫌味のない映画で、すごく楽しかった。



『ギャラクシー街道』&『ボクは坊さん。』(2015年10月24日 土曜日 18時50分)

ギャラクシー街道

採点:☆☆☆★★

三谷幸喜監督作品は、『THE有頂天ホテル』からの3作品が好きで、
前作の『清州会議』はちょっと、歴史に疎かったこともありイマイチだったけど、
今回は見るからにコメディだしぜったい面白いだろうと思って、
楽しみにしていた。

ん~・・・。楽しみにしてたんだけど・・・。
これまでの作品は、結構、オープニングからどーんとくる感じで、
わくわくしていたんだけど、本作はそれがなくて、
いつになったら面白くなるんだろうって思ってるうちに
面白くならずに終わってしまった。

ここからはネタバレ。

たぶん、まず私的にのれなかった要因として、下ネタが多かったのが・・・。
三谷さん作品って今までそういうのがあんまりなかったから
安心して観ていたってのもあったかも。
いや、そりゃ、アース人な私たちから見れば、ただ指と指をくっつけてるだけだよ?
メンデスさんだって一生懸命出産してたよ?
でもやっぱりダメなんだよねぇ、下ネタノリ・・・。

あと、三谷さんの作品って映画でも舞台っぽいけど、
今までは、人間が人間だったから映画でも面白かったっていうか、
なんだろう、人間模様がいろいろ絡み合ってたりするのが好きなのかな?
舞台で見たら笑えたのかもしれないけど、映画だとサムイんだよね。
テンポもあんまり良くなかったし。
ノエとレイの、ノアを巡っての女のバトルとか、
ハトヤ隊員とマンモ隊員のやりとりとか、
そういうのは面白いと思ったんだけど、
いつもビショビショな宇宙人とか、脱皮する宇宙人とか、
映像で見ちゃうとなんかすごい安っぽいし、
キャプテンソックスが卵取りに行くシーンとかいちばん寒かったなぁ・・・。

あと、歌が上手い宇宙人って言ってたから歌うんだろうとは思ってたけど、
ラストに出てきて無駄に長い。
あれがエンドロールならありだと思うんだけど、本編のラストがあれってのは・・・。
『THE有頂天ホテル』の香取慎吾くんとかYOUさんとか、
『ザ・マジックアワー』の深津絵里さんの歌唱シーンは
いい感じのところでいい感じに入ってて好きなんだよね。
今回はなんか、取ってつけたような感じ。

キャストは今回も豪華だったけど、
物語が好きになれなかったせいなのか、みんな宇宙人だからなのか、
なんか魅力を感じる人が少なかったなぁ。
遠藤憲一さん体張ってるなぁとは思ったけど。
小栗旬くんと秋元才加さんが割と良かったと思ったけど、
でも全体の中でまともっぽいキャラクターだから良く見えただけかも・・・。

ん~、なんか、楽しみにしてたのに微妙だった。
他の三谷さん作品のDVD観て回復しよう・・・。

ボクは坊さん。

採点:☆☆☆☆★

生きることのむずかしさとか、生きることの大切さとかを、
押しつけがましくなく教えてくれるというか、
優しくボールを投げてくれる感じの作品。
あと、お坊さんをちょっと身近に感じられる作品。
お坊さんもいろんな煩悩を抱えながら頑張ってるんだな~。

ここからはネタバレ。

祖父の死をきっかけに、住職になったお坊さんのお話で、
お坊さんって実はこんなんなんですよ~、っていう、面白い部分と、
お坊さんが人々の人生とか死を見つめる中で、
いろんなことを感じていく部分とがいい具合に映画の中に詰まっていて、
ちょっと笑えるところもあったし、考えさせられるところもあった。
個人的には、もうちょっと、お坊さんの裏側の笑える部分が多い方が好みだけど、
でも全体的には悪くなかった。

お坊さんに限らず、自分の人生の中のいろんな場面とか、
人の生と死に立ち会うたびに、生きるってなんなんだろ、って
いろいろと悩んじゃう時ってあるんだよね。
そういうのに関して、なんかちょっと、ヒントを投げかけてくれるような感じだった。
実際のお坊さんが書いたエッセイが元になっているということで、
その辺は結構、(お坊さんの裏側の笑えるところも含め)説得力があるなぁと思った。

ただこういうのって、実際の話が元とか言われると、
どうしても、映画的に盛り上げてんじゃないの?とか思って観ちゃう自分がいて、
そしてパンフレット見たら案の定、京子は映画独自のキャラクターで、
ちょっとがっかりしてしまった。

あと、仏教の教えをそのまま言葉に出すシーンが、
ちょっと理解しにくかったかな。
3人が呟く、「母も父も、そのほか親族がなんたら」っていうセリフも、
理解するのに時間かかったし、
極めつけは、まぁ私の勘違い甚だしいにもほどがあるんだけど、
おじいさんが亡くなるときに「帰るを死と称す」って言ったのを、
「カエルを師と称す」と脳内変換してしまい、
お坊さんはカエルも師としてちゃんと見つめなさいってことなのかな?とか
思ってしまった・・・。

キャストは、伊藤淳史くん良かった。
なんかすごい、お坊さんしっくりくるなぁ。
意図的になのか、なんかちょっと俗世を捨てた感じのしゃべり方も合ってた。
あと、溝端淳平くんと、濱田岳くんも良かったし、
イッセー尾形さんもなんか良かった。

なかなか優しい映画で、良かったと思う。



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