勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『彼らが本気で編むときは、』(2017年03月04日 土曜日 20時55分)

採点:☆☆☆☆☆

先週観に行けなかったのでやっと観られた。
荻上直子監督の作品は好きなのが多いので結構楽しみにしていたんだけど、
期待を裏切らず、すごく自分好みな作品だった。
というか、今までの荻上監督作品の雰囲気はありつつも、
以前より観やすくなったというか、洗練された感じがする。

ここからはネタバレ。

こういう言い方をすると、それこそ特別扱いしてるように思われるかもだけど、
LGBTの人と友達になりたいな~というのを最近よく思うんだよね。
自分自身はそういう、同性が好きとか異性になりたいとかはないけど、
そういうのに理解がある方だとは思っていて、
でも、そう思ってるのは自分の周りでそういう人に
出会ったことがないからかもしれない。
だから友達になりたいと思ってるのかも。

だから、こういう映画を観ると、こういう家族の在り方もいいじゃん、
ただ昔男性だったってだけじゃん、って思う。
カイのお母さんみたいに、そういうのに理解のない人もいて、
それはそれで、その人にはその人なりの考えがあるんだろうな、とは思うけど、
自分はいいんじゃないかなと思う。
リンコとマキオはすごく幸せそうだし、
トモをはじめとする、2人に関わっている皆さんもとても素敵だと思った。
リンコのお母さんの、我が子を大切にする気持ちはすごくいいなと思うし、
好きになったらどんな人であれ受け入れるマキオもいいと思うし、
なんかこういうのが当たり前でいいんじゃないかと思う。

リンコの、女性より女性らしいやさしさと包容力は、
自分のこれまでの経験から生まれたものなんだろうなぁ。
怒りがわいてきた時には怒りが通り過ぎるまで編み物するとか、
(編んでいたものの正体にはちょっとびっくりしたけど)
糸電話で会話したり、ラストにトモにあげたプレゼントだったり、
なんか全部が愛おしくなった。

それと、3人の絆というか、会話の中に流れる空気とか、すごく絶妙だなと思った。
だから、トモがお母さんのところへ戻る決意をしたときに、
すごくせつなくなったけど、
でもあれは、リンコが母になれないとかそういう理由じゃなくて、
やっぱり子供の本能なんだろうなぁ。
リンコが普通に女性であっても、トモは最終的にお母さんを選んだだろうと思った。

キャストもみんなすごく良かった。
生田斗真くんは、ジャニーズにいて損してる気がしてしまうんだよなぁ。
ネットとかで映画の宣伝があっても、ポスターに斗真くんだけ載ってなかったりとか、
そういうのでも損してる気がするし、
どうしてもジャニーズ=アイドルっていうイメージがあるような気がする。
こんなにいい演技できるんだから、ほかの事務所行っちゃえばいいのに、とか思ったり。
ホントに、すごく包容力のある素敵な女性だった。
顔が美人とかそういうんじゃなくて、なんか美しいんだよね。
桐谷健太くんも、割と元気な役のイメージが強かったので、
こういう落ち着いたやさしい人の役も似合うな、と新発見だった。
柿原りんかちゃん初めて見たけどすごい良かった。
ちょっと人生諦めてるような大人ぶった感じと、子供の感じが絶妙。
りりィさんが出てきたのはびっくりしたなぁ。
もう演技観られないと思って悲しかったので、嬉しかった。
他のみなさんもみんな良かった。

すごく自分好みだったので、甘めかもだけど星5つ。
荻上監督のこれからの作品もとても楽しみ。



ホーム


カレンダー

02 | 2017/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリー

最新コメント