勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









映画『ラストレター』東海テレビ特別試写会(2020年01月10日 金曜日 23時12分)

採点:☆☆☆☆★
 
試写会が当たったので観てきた。
岩井俊二監督作品なので気になってたんだけど、
映画館行くたびに予告やるので、
前知識を入れたくない私としては、
そんなことまで予告で言っちゃうの?とちょっと楽しみが減っていた。
んだけど、観た感想としては、
予告観て思ってた話とちょっと違ったので、楽しめた。
岩井監督らしいほわほわとした雰囲気と、
あたたかい笑いとせつなさに包まれた映画で、良かった。
 
ここからはネタバレ。
 
手紙がとても印象的に出てくるので、
メールやLINEで事足りる今、
そういえば自分も昔はよく手紙を書いてたなぁとか
思い出して懐かしくなった。
中学の時回ってきたチェーンメールみたいなやつで
知り合った子と文通したなぁとか、
高校の時、顔も知らない定時制の同じ席の子と
机の中で手紙やりとりしてたなぁとか、
映画を観ながらよみがえってきた。
手紙の返事を待つあのそわそわする感じは、
LINEの返事が来なくて焦るのとはまた違うからね。
 
姉の同窓会に出席したことから、
奇妙な2つの文通が始まるのは面白かった。
初恋の相手に一方的に手紙を送りつけちゃうのも可愛いし、
手紙の返事を待つ女の子2人もとても可愛かった。
義理のお母さんの、英語の添削にかこつけた
たぶん恋心も可愛いなと思った。
過去の話で、姉宛の手紙を姉に渡さずに責められた妹が、
自分の気持ちを手紙にしたためるのも可愛くてせつない。
 
手紙をきっかけに、鏡史郎が美咲のいた場所を訪ね歩いて
いろいろなことに気づいていくのは、
せつなくもあるけど、
また一方で前向きになれることでもあるのだなと思った。
ただ、ひとつ、美咲が駆け落ちしてまでなんで
あの人と結婚したのかはわからずじまいだったので、
なんでそっちにいっちゃったかなという疑問は残った。
でも、あの人と結婚しないと鮎美は生まれないし、
小説もなかったということだから、この物語も生まれないんだけど。
ってか、小説って1冊当たれば生活していけるもんなの?
 
最後は、美咲が娘に宛てたラストレターが
卒業式の答辞っていうのがまた素敵だなと思った。
なんか、清々しいラストだった。
 
キャストも良かった。
松たか子さんは、初恋の人に再会して
右往左往してるところがとてもチャーミングだったし、
福山雅治さんはいい感じに
かっこいいオーラを消してもっさりした雰囲気で良かった。
広瀬すずちゃんと森七菜ちゃんはとても可愛かった。
 
あと、エンドロールの『カエルノウタ』が
すごく可愛らしい歌声で、
すっと入ってくるメロディで、
映画の雰囲気に合ってて良かった。
 
なんか、派手さはないけど、
ふとしたときにまた観たくなるような映画だなと思った。



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