勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「僕達急行 A列車で行こう」(2012年04月04日 水曜日 20時00分)

土曜日に見に行った映画。

採点:☆☆☆☆★

森田芳光監督を知ったのは、『間宮兄弟』で、この映画は好きで何回も見ている。
そのせいかはわからないけど、もしかしたら、『間宮兄弟』のような映画を、
無意識のうちに森田監督に求めていたのかも、と、この映画を見ながら思った。

森田監督の映画は、これまでもいろいろ見てきたんだけど、
なんかどれも、もう1歩って感じがしてたんだよね。
でも、この映画見て、これだ!と。
たぶん、こういう雰囲気の映画を待っていたんだ、と。
森田監督が亡くなられ、遺作になってしまったのは悲しいけど、
最期に私の待っていた映画が見られて良かったと思う。

ここからはネタバレ。

たぶん、『間宮兄弟』も『僕達急行』もそうだけど、この雰囲気が好きなんだろうね。
普通にありそうで、なさそうで、でも飛びぬけて非日常ではなくて、
なんだか自分たちの生活に寄り添っていて、
大きな出来事が起こるわけでもないんだけど、なんかあったかい雰囲気が流れてる。
登場人物たちも、ナチュラルじゃなくて、ちょっとキャラクターぶった言動をしてて、
でもそれが映画の雰囲気に合っててすごく心地よいんだよね。

小町と小玉、どちらも愛らしいキャラクターで、普通の行動が、なんかちょっと笑えたりして。
鉄道のことはまったく詳しくないし、地元ならともかく、
関東や九州の電車はそれこそさっぱりなんだけど、
でも電車のことを知らなくても楽しめるね。
九州の1コ車両の黄色い電車がめっちゃ可愛いなぁ。
別にこの映画を見て電車に興味がわくというわけでもないんだけど、
帰りの電車の中で、モーター音ってどんなんやろ、ってちょっと耳をすませてみたくなった。

鉄道に限らず、趣味があるというのはいいよね。
趣味が合う人って、なんか自然と縁ができたりするよね。
それがこの映画では仕事にもつながったりとか、不思議な縁だね。

何かすごい事件が起きるわけでもないんだけど、最後まで、楽しく見られて良かった。
ただ、森田監督の作品は、ラストが結構長いね。
ここで終わるのか?と思ったらまだ続きがあったりとか。
自分は、結構スパッと終わってくれる方が好きなので、
そこはちょっと、ひっぱりすぎな感じはしたかも。
まぁ、そこは、他の監督でも言えることなんだけど。

本編だけでなく、エンドロールの中でも、物語があって良かった。
お互いに、鉄道ファンとは言っても楽しみ方は様々で、
でも最後に、小玉が音楽を聴いて、小町が電車の部品を見てるっていう、
相手の楽しみ方を試していて、そこは、2人の距離がちょっと縮まったということなのかな、と思う。
欲を言えば、エンドロールで2人が食べてるお弁当がアナゴ弁当だったら笑えたかも。

キャストも皆さん良くて、あったかい雰囲気に包まれた、素敵な映画だった。
森田監督、ありがとう。







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