勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









上橋菜穂子「蒼路の旅人」(2012年08月12日 日曜日 22時25分)

上橋菜穂子さんの守り人シリーズ読み返し中7作目。
「蒼路の旅人」。

蒼路の旅人 (新潮文庫)

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この話は、「虚空の旅人」と同様、バルサが出てこなくてチャグムの話なんだけど、
これだけでひとつの話というよりは、
クライマックスである「天と地の守り人」へつなげていくための話という感じがする。
今までのシリーズと比べて、盛り上がり部分は少ないかな。
でも、チャグムの運命を変える重要な話。

大海原へと旅立つことになってしまったチャグムが、
捕虜になり、タルシュ帝国でラウル王子と出会い、
そして最終的に、国民を守るため、孤独な戦いに出る。
シリーズ1作目のチャグムは、帝になりたくないただの子供だったのに、
こんなにも成長したのか、と驚いてしまう。

タルシュ帝国の強さは圧倒的で、国と国とのつながりもどんどん複雑になっていくけど、
そこに立ち向かっていくチャグムの姿がかっこいいし、
普通だったらそれは無理だろ、って思っちゃうことも、
チャグムはやっぱり特別な存在だからきっと大丈夫なんだろうな、って思えるね。

そしていよいよ次はラストの3部作だ。







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