勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「夢売るふたり」&「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(2012年09月08日 土曜日 23時12分)

本日公開、話題の2作。

夢売るふたり

採点:☆☆☆☆★

なんというか、人間の心理が見えてくる映画、という感じがした。
ちょっともうネタバレ入るけど、そんなに感情を言葉で表すようなことはしていないんだけど、
ちょっとした表情だったり、ちょっとした間だったりで、
言葉では表せない心が見えてくる気がした。

主に、松たか子さんが演じている里子なんだけど、
2人の夢のためにひたむきになろうとする心と、
夫が他の女の人の元へ行くことに対する嫉妬みたいなものと、
いろんな感情が、表情に表れてて、なんかすごい、ぞぞっとした。

冒頭に出てきた2人は、お互い支えあって生きているような仲睦まじい夫婦だったし、
詐欺で手にしたお金を、お店始めたら返すために借用書に手を合わせてる姿なんかは、
すごくかわいらしいように思えたけど、
でももう、詐欺を始めるきっかけになったあの時から、
何か歯車が狂い始めていたんだろうね。

その一方で、ふとしたきっかけで、詐欺にひっかかっていく女の人たち。
自分は、立場的には、田中麗奈さんと同じ位置づけにあるんだけど、
自分だったら絶対騙されないだろうな、と思って見ていた。
(そう思っている人ほど騙されやすいというけどね・・・)
でも、ちょっとしたタイミングで恋に落ちるのって、すごいわかる気がする。
ちょっと心に隙間ができたときにちょうど手を差し伸べられる感覚。

夫婦間だったり、詐欺にひっかかる女たちだったり、
そういういろんな人間関係に、なんだろう、共感するっていうよりは、
はまりこんで見ていたというか、なんかこう、ファンタジーのような感覚で見てたのかな。
なんか不思議な感じで最後まで見てた気がする。

全体としてはそんな感じなんだけど、細かいところで言うと、
冒頭から、のどかな音楽でのどかな日常を見ていたかと思ったら
いきなりセックスシーンが出てきてちょっとひいたりとか、
なんかちょっと、ひくシーンはちょいちょいあった気がする。

あと、いろんな女の人が出てきたけど、ウエイトリフティングの人だけ
ちょっとはまりこめなかったんだよね。
なんだろう、自分とあまりにもかけはなれてるからなのか?
あの人のシーンは結構多かったので、ちょっとそこで1歩ひいて見てしまったかも。

あとはちょっと、貫也が捕まるきっかけになったあの事件は、
子供がかわいそう、と思って見てしまった。
そんなとこは主題じゃないんだけど、
あの子が大きくなって自分がしたことの意味がわかるようになったら、
ずっと心に傷を負って生きていかないといけなくなっちゃうなぁ、とか
そんなことを考えてしまった。

キャストはみんな良かったけど、冒頭にも書いた松たか子さんは、
表情とかからすごく心情が伝わってきて、途中すんごい怖いと思えるようなとこもあって、
すごいなと思った。
阿部サダヲさんは、貫也ってたぶんすごく単純な男なんだと思うんだけど、
それにすごく似合っていたし、
結婚詐欺って、二枚目のクールな人じゃなくて、
こういう普通の人の方がひっかかりそうだな、とか思った。

見終わった後、不思議な感覚のある映画だった。

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

採点:☆☆☆☆★

15年だよ15年。
中学3年生の受験時にドラマ見てはまって早15年。
そりゃ私も30代になるわ。
青島くんも老けるわ。
みんな全然変わんないと思ってたけどさ、
ドラマの最初からフラッシュバックされるとやっぱり違うよね。

前回の映画の時も書いたかもしれんけど、いかりや長介さんが亡くなった時点で、
踊るシリーズも終わりかな、って思っていた。
だから、前回の映画がやった時は、
嬉しさ半分、やっぱり和久さんの穴は誰にも埋められないなと思ったの半分、
みたいな感じだったんだよね。

なので、今回でファイナルというのは、妥当だと思う。
終わるのはさみしいけど、ここらでキリをつけんといかんのだと思う。

正直、映画を見た感想としては、
面白かったんだけど、これまでほど心躍る感じではなかった。
それに、ファイナルって感じがあまりしなかった。
けどまぁ、これでいいのだと思う。
踊るシリーズで核になっていた大きなテーマにも一応の区切りがついたし、
これからみんながどうなっていくのかは、見た人の想像力で広げていけばいいのかな、と。
間違ってもカムバックみたいなのはやらないでほしい。
ここでちゃんとファイナルにしてほしいな、というのは思う。

ここからはネタバレ。

冒頭から下町の人間ドラマが繰り広げられて面白かったけど、
やっぱり、オープニングのあの音楽を聴くと、それだけで、
あぁ、踊るが始まった~とわくわくした。
それと同時に、オープニング映像に映し出されるこれまでのドラマや映画のシーンを見て、
あぁ、ホントに終わるのかぁ、と、オープニングからしみじみした。

話としては、最初の方は、捜査をするだのしないだの、もみ消すだので、
なかなか煮え切らなかったので、ちょっと微妙だなって思ってたんだけど、
真下の子供が誘拐されて、青島が犯人を捜す時に、
室井さんが「お前が犯人だ。おまえならどこへ行く?」っていうような
指示を出したところから、
急激に面白くなってきて、そこからはずっとはまって見ていた。

クライマックスは、香取慎吾くんがめっちゃ怖くて、
拳銃がドーンってなったところで思わずびくっ!ってなっちゃって、
満席だったからちょっと恥ずかしかった。
最後のバスはねぇ、あれ、青島くんひかれるだろ、すみれさんそれはないだろ、
って思ったけど、
そういう突拍子もないところが踊るっぽいのかな、と思った。
エンドロールで、すみれさんが運転手さんと乗客を置いて
バスに乗ってったシーンがあったのが面白かった。

前回、鳥飼の出てきた意味がさっぱりわからなかったんだけど、
今回の映画に繋がっていたのだな。
結局、3人が共謀してやったということでいいんだよね?
小池は、初めて出たときから、どんどん印象が変わっていくなぁ・・・。

青島くんとすみれさんの関係も、またちょっと進展している感じがして、
後遺症の話を2人でするところなんかも、
冗談いいつつもお互いを気遣っているようなかけあいが、
なんかいいなと思った。
ラストシーンはなんか、あんな素直な2人は今までなかったので、
ちょっと見ていてむず痒いような感じもしたけど、
でもバナナに囲まれて抱き合ってる絵ヅラは2人らしいよね。

欲を言えば、最後に1シーンでいいから、
すみれさんがその後どうなったのか出てきてほしかった。
結局やめたのかやめなかったのか、あやふやなまま終わっちゃったからなぁ。

室井さんも、なんだかちょっとお茶目になっていたというか、
「捜査員に告ぐ。バナナだ」っていうところとか、
最後に「なんてな」っていうところとか、なんかこう、じわじわ笑えた。

後は、雪乃さんもう出てこないかと思っていたので、
意外といっぱい出てきてくれたのは嬉しかったかな。
(声だけしか出ないかと思っていたので)

なんだかんだで、面白かった。
踊るシリーズ出演者のみなさん、15年間お疲れ様でした。







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