勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「その夜の侍」&「カラスの親指」(2012年11月26日 月曜日 20時00分)

金曜日に見た映画。

その夜の侍

採点:☆☆☆★★

見る覚悟を持って見に行ったけど、やっぱりハードだった。
公開日は先週だったけど、この映画だけ見ると重苦しい空気で終わりそうだったので、
「カラスの親指」の公開を待って一緒に見に行ったんだけど、
やっぱりハードだった。
映画の宣伝とか見て気になって見に行ったけど、やっぱりハードだった。

ここからはネタバレ。

主演の2人がとにかく良かったね。
堺雅人さんの、半分抜け殻のような、ちょっといっちゃってる感じも
すごく良かったし、
山田孝之くんは見ていて気持ち悪くなるほど嫌なキャラで、
それだけ役に入り込んでいたのだと思う。
この映画だけ見てたら山田くんが嫌いになりそうだよ。

話としては、すごく救われない感じで、ずっと苦しいと思いながら見ていた。
別の映画で、大島優子さんが「この映画が嫌い」と言って
退席したとかいう話があったけど、
(それ自体宣伝かも知れないけど)そういう気持ちってすごくよくわかる。
入り込んで見れば見るほど苦しい。

ただ、なんだろう、映画の雰囲気というか、
演出としてはどうなのかなって思うところがあった。
笑わせたいのか、変なリアリティを追求したいのか、
どう見ればいいのかよくわかんない部分がいくつかあった。
カラオケの曲かけて歌わないおじさんとか、「三日月」歌うお姉さんとか、
あと最後のプリンのところも、ちょっと、
せつないと見るべきところなのか、どう見るところなのか、考えてしまった。

それと、加害者に対してお金を渡したり、財布の取引に応じたり、
そういうのが、納得いかない部分もあって、
ちょっと感情移入は誰にもできんかったかな。
ただハードだな、と思って見ていた。

なんかちょっと、どう感想を言っていいのかわかんないけど、
とにかくどっと気持ちの沈む映画だった。

カラスの親指

採点:☆☆☆★★

面白かったことは面白かったんだけど、
後半に差し掛かるまでがすごくのっぺりしてたのと、
展開がわりとわかりやすく見えてしまったのでこの点数で。

ここからはネタバレ。

最初の競馬場のシーンが面白くて、一番騙されたのってここかも知れない。
タケさんが騙されてるようにしか見えなくて、
あぁ、これは詐欺師になるいきさつでも語られるのかな?と思ってたら、
これ自体が詐欺だった。
いきなり騙されたよ。

・・・って、思ったんだけど、その後からがダラダラしすぎたなぁ。
タケさんが自分の生い立ちを話すところもそうだけど、
5人が同居し始めたところからは、あれ、ホームドラマ?ってなって。
もっと、詐欺の手口とかがどんどん出てくるのかな、って思ってたので、
ちょっと拍子抜けした感じがした。
それに、ダラダラが続いたわりには、5人が仲良くなるような時間が
なかったような気もするし。

5人が取り立て屋のところに乗り込むところは、
途中までは面白かった。
ばれやしないかとひやひやしたし、ボスが帰ってきたところなんかはドキドキしたし。
でも、貫ちゃんが銃を撃って時計がパーンってなったところで、
あぁ、なんだ、これ手口か、ってわかっちゃうんだよね。
だってさっき時計触ってたじゃん。
それに、まひろが落ちたところで、あぁ、入れ替わったな、ってわかっちゃうよね。
だって、なんでやひろはいないんだろうって思いながら見てたもん。
うちの母は映画ではなくて原作を読んだんだけど、
原作ではわからなかったと言っていた。
やっぱり、映像になるとわかりやすくなっちゃうね・・・。

それでも最後のどんでん返しはさすがにわからなかったので、
あぁ、なるほど、って思った。
テツさんがお父さんなんだろうなってのは序盤で想像がつくけど、
ぜんぶひっくるめて騙されてたとは気づかなかったからね。
でも、それを踏まえて思い返してみると、あぁ、だからあの時あぁだったのかって、
思うことはいろいろあって、そこは面白いと思った。

ただ、自分的に、トサカが殺されたシーンのグロさがめちゃめちゃショックだったので、
真相がわかったときにまず思ったのが、
そうだったのか!っていう驚きじゃなくて、
あ、ということは、トサカ生きてるんだ、っていう安心感だった。
あと、ちょっと説明的すぎたかな。
トサカ生きてることを改めて説明しなくても
わかると思うし(ホールトマトは面白いけど)、
最後に指の話を改めて持ち出さなくても、あぁ、あの指の話が繋がったなってわかるし。

キャストはみんな良かったと思う。
阿部寛さんのしっかりした演技&顔立ちと、
村上ショージさんのゆったりとした演技&顔立ちのでこぼこさが面白かったし、
石原さとみちゃんは可愛かったし、
能年玲奈さんはたぶん初めて見たけどピュアな感じが良かった。
小柳友くんは、見る映画によってコミカルだったり怖かったり、
いろんな表情を持っていていいね。

映画終わって外に出たらえらい暗くなってたので、
日が陰るのが早いなぁなんて思って時計見てびっくりした。
2時間40分もあったのか。
なんかもっとコンパクトにまとめることができたのではないかと思うのだが。

ということで、まぁ、キャストは良かったし、面白かったは面白かったんだけど、
もうひとつって感じかな。

余談。
お母さん指と赤ちゃん指をくっつける話を見てから、
自分でやってみたら普通にくっついてちょっとがっかりした・・・。







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