勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]」&「妖怪人間ベム」(2012年12月30日 日曜日 21時50分)

今年最後の駆け込み映画鑑賞。

大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]

採点:☆☆☆☆★

2年前に映画「大奥」を見たときは、
発想は面白いけど、ただ男女が逆転しただけじゃん、という感想だった。
そのあと原作の漫画を読んでみた。
1巻は、映画と同じ内容だったけど、2巻からハマった。
あれ、これって、2巻からがむしろ本番じゃん、何でこれを映画にしないのよ。
・・・って、思っていたら、ドラマと映画がやるってことで、
すごく楽しみにしていた。
原作読んだの2年前だから、忘れてる部分の方が多かったけど、
特に家光篇は、男女逆転大奥の始まりについて、なるほどって思うところが多かったし、
結構衝撃的な場面場面を覚えていたので、楽しみだった。
家光役が多部未華子ちゃんってのもすごく嬉しくて、ハマって見た。

自分的には、ドラマで満足しちゃって、映画の興味がちょっと薄れてたりもしたけど、
でも見に行ったらやっぱり良かったな。
自分は歴史にぜんぜん詳しくないので、
どこまでが歴史に忠実なのかとかわかんないんだけど、
松姫を亡くした後の苦悩とか、生類憐みの令を出した理由とか、
男女逆転したことでより切実になっているというか、
より苦しみが伝わってくるように思う。

あ、これもうネタバレか。

男女逆転して女が政に関わる時代となり、女将軍となったといえども、
世継ぎを生むことができるのは女しかいないわけで、
そのために政からも遠ざけられ、しかし子はできず、
その運命に狂っていく綱吉の姿が、とても悲しくせつない。
運命の果てに、やっとたどり着いた一人の男性も、ラストには・・・。
なんかホントに、せつない物語だなぁ、と思った。

有功・家光篇は、有功の物語でありながら、家光も存在感を持って絡んできて、
バランスの取れた物語だと思ったんだけど、
この右衛門佐・綱吉篇は、圧倒的に綱吉の物語、という感じがした。
菅野美穂さんの演技が光っていたから、というのもあるかもしれないけど、
綱吉が圧倒的な存在感を持っていたように思う。

なので、逆に、右衛門佐の心が見えにくかった部分はあるかも。
権力のために突っ走ってた人が、唐突に綱吉と結ばれたような感じもして、
ここにも何か裏があるんじゃ?ってちょっと思っちゃったかも。

キャストはみんな良かったね。
ドラマに引き続き堺雅人さんも良かったけど、ドラマと比べると、
存在感という意味ではちょっと菅野美穂さんに押され気味だったかも?
菅野美穂さんがすごく良かったので。
西田敏行さんも良かったね。
原作読んだ時も思ったんだけど、あの玉栄がこうなっちゃうの!?ってのを
映画でもやっぱり思って、
でも、有功を慕うあまり無茶をする玉栄も、
綱吉を愛するあまり無茶をする桂昌院も、やっぱり根底は同じなのかな、と。
要潤さんもなんだか可愛らしかった。
この間「GIRL」のDVD見たばっかりだったので、ギャップに笑ってしまった。

ちょっと気になったのは、まぁしょうがないんだけど、
みんなやっぱり年を取らないから、わかりにくい部分はあるよね。
髪に白髪は混ざってるけどさ。
右衛門佐も綱吉も、いい歳のはずなのに、2人とも若いから、
「しわだらけの手」とか言われても実感がわかないし、
なんていうか、晩年の純愛って感じはしなかったなぁ。

まぁでも、良かったと思う。
原作も2年前に読んだきりで、綱吉が死んだか死なないかくらいのとこまでだったと思うので、
また続きも読んでみようかな。

妖怪人間ベム

採点:☆☆☆☆★

アニメを見たことがなかったので、どういう話か知らずにドラマ見てはまって、
映画も楽しみにしていた。

テーマがテーマだけに、やっぱりダークな部分が多かったし、
ちょっと気持ち悪い部分も多かったんだけど、
見終わった後に、なんとも言えないせつなさが残る映画だった。

ここからはネタバレ。

妖怪人間として生きていくことを選んだ3人だったけど、
今回、自分たちと同じ苦しみを持つ女性と出会うことで、
揺らぐ想いとかも描かれていて、
映画ならではの物語という感じがした。
ラストのあの、強大な、気持ち悪いような敵(といっていいのかわからんけど)も、
映画ならではのスケールという感じがしたし。

最終的に、3人は、小百合を葬ることを決意するわけだけど、
その時に、ベラが、「あんただけに苦しみを背負わせない」とか言うようなことを言って、
3人で小百合を解き放つところは、いちばんきゅんとせつなくなったシーンだった。

全体的には、3人の優しさも見られたり、家族の絆も見られたりで、
良かったと思うけど、ちょっと誇張しすぎじゃない?って思うところもあったかも。
加賀美社長、そこまで必死になって会社を守ろうとする必要あるの?とも思ったし、
一番は、警察、銃撃ち過ぎやろ・・・。
誘拐された子供いるのに、そこに向かって撃つとか、ありえんと思う。

キャストはドラマに引き続き、ベム・ベラ・ベロの3人が、
みんないいキャラで良かったと思う。
亀梨和也さんは、アニメの絵だけ見ると、ちょっとアニメのベムとは違う感じなんかな?
でも、静かな佇まいとか、
目とか、ちょっとの口の動きとかで微妙な表情の違いを出すところとか、
上手いなぁと思った。
杏さんは、アニメ見てなくてもハマり役な感じがする。
ベラは、口は悪いけどすごく純粋な人だなと思う。
杏さんが演じるとすごくかっこいい。
鈴木福ちゃんは、可愛かった。
女の子をおんぶしながら歩くところとか、なんか一生懸命で可愛かった。

やり過ぎな部分もあったけど、ちょっとせつなくて、映画ならではのお話で良かった。
そしてこれから3人はどうなっていくんだろうねぇ。







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