勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「鈴木先生」&「グッモーエビアン!」(2013年01月13日 日曜日 22時43分)

今年最初の映画鑑賞。

鈴木先生

採点:☆☆☆☆★

最近、予告編見て面白そうって思ったらドラマの映画化で、
ドラマやってるのは知らなかったんだけど、でも見に行ってみようかなと、
映画を見に行ったら、結構面白くて、ドラマが見たくなる、
というパターンが多い気がする。
(でもそう言って、実際映画見た後でドラマ見たのってほとんどないんだけど・・・)

んでもって、この映画も、そのパターンに当てはまってしまった。
予告見て面白そうだったから見に行ってみたら、結構面白くて、
ドラマが見たくなった。

ここからはネタバレ。

鈴木先生は、ドラマとか映画によくある、熱血先生だったり、
不良先生だったり、ちょっと癖のある先生だったり、ってのじゃなくて、
その辺にいる普通の先生なんだよね。
生徒たちに真摯に向き合い、教師としての役割をまっとうしようという姿勢はあるけど、
変な妄想癖(?)みたいなのがあったりもして、
なんか、よくあるいい先生、ってのじゃなくて、普通の先生だから、
かえって面白いなと思うところもあるし、気づかされることもあるね。

映画の中に出てきた問題も、確かに、言われてみればそうだよなぁ、って思うような、
核心をつく問題が出てきて、なるほどって思った。

ひとつめの、生徒会選挙の問題。
これは、政治にもそのまま当てはまる問題やね。
投票率が上がらないと、一部の意見だけで生徒会役員が決まってしまうから、
それは公正とはいえない。
でも、投票率が上がればそれでいいかというと、
今まで投票していなかった人たちが、どこかには入れないといけない、
ということになる。
出水くんたちは、ふざけてこれまで不正投票をしてきたわけではなく、
選挙のあり方について誰よりも考えている故の不正投票だから、
そういう考え方もあるんだ、ということに、感心して演説を聞いていた。

でも、それならどうしたらいいのか、というと、そこはまた難しい問題で、
自分も今考えても思いつかないけどね。
ただ、出水くんは真面目に生徒会長として問題に取り組んでくれるだろうな、
という期待は持てる。
そういう期待が、選挙結果にもつながったんじゃないかと思う。

今の政治・選挙のあり方も、こうやって真面目に問題提起して
いい方法が見つからないものかな。
自分も、毎回選挙には行っているけど、正直適当に選んでいるふしがある。
もうちょっと真面目に考えなあかんな、と、映画見て思ったけど、
でも自分が考えたところで、何も変わらんだろうな、って思ってしまう部分もある。
そういうのがなくなるような解決方法があればいいよね。
(って、なんか人任せな発言だけど・・・)

ひとつめだけでいっぱい書いてしまったけど、ふたつめの問題。
立てこもり事件とか、ラストの屋上からダイブとかは、
ちょっと映画的に派手になってるな、という気はしたけど、
問題点として、先生の言うこと聞いて真面目にやってきたけど社会に出たらダメで、
問題を起こしていた生徒が成功してる、というところを挙げたのは、
着眼点として鋭いな、と思った。

いろんなドラマとか映画でもだいたいそうだけど、
問題のある生徒ばっかりが取り上げられている気がするし、
実際、自分が学生時代も、やっぱり目立つのは問題のある生徒で、
先生たちもそっちを気に掛けるよね。
だからといって、真面目にやっていたら社会に出てダメになるかっていったら
そういうわけでもなくて、
今回の立てこもり犯自体も、それが正解とは思っていないというか、
そういう風に思うことで自分を追い込もうとしている感じだったね。
実際自分も、学生時代真面目にやっていたし、でも今うまくいってないとも思わないし。
だから結局、正解なんてなくて、
でも、問題のある生徒ばかりを気に掛けるのが教師の役目でもないんだろうね。
先生って大変なんだなって改めて思っちゃった・・・。

でも、自分の根底にあるものって、やっぱり、
学生時代のいろんなことの影響は大きいと思うし、
鈴木先生がいうような、世界を変えるということも、
案外大げさなことではないのかもしれない、と思う。

なんか真面目に脈絡のないことをダラダラと書いてしまったけど。

キャストはみなさん良かったね。
鈴木先生役の長谷川博己さん、あんまりちゃんと演技を見たことがなかったんだけど、
今回見て、なかなか面白い役者さんだな、と思った。
淡々とした語り口調でもちゃんとキャラクターがにじみ出てる感じやね。
風間俊介くんも、すごく複雑な役柄だけど、上手いと思った。
名前の読み方がわからんのだけど、
土屋太鳳さんも不思議な優等生キャラが似合っていた。
富田靖子さんのあのキャラも面白かったなぁ。

コメディっぽい要素もありつつ、不思議といろいろ考えさせられる、
面白い映画だった。
ドラマも、見てみたい。機会があったら・・・。たぶん・・・。

グッモーエビアン!

採点:☆☆☆★★

去年見に行こうと思っていたのに仕事が忙しすぎて見られなくて、
もう終わりそうだったので滑り込みで見てきた。
感想としては、う~ん、キャストもいいし、歌も良かったし、
悪くはなかったんだけど、ちょっと自分的に納得いかない部分があったかな。

ここからはネタバレ。

なんていうか、「自由に生きる」ということと、
「人に迷惑をかけても自分勝手に生きる」ということを、
はき違えているような気がしてしまう。
だからね、ヤグの行動を見ていると、
なんかちょっとムカついてきちゃうところがあったし、
それを容認してるアキを見てると、
こんな家庭にいるハツキがかわいそうになってきちゃったんだよね。

ハツキの進路の問題も、やりたいようにさせてあげたい、というよりは、
放置してるようにしか思えなかったし、
先生のほうが熱心なんじゃないかって思っちゃう。
土手でハツキを慰めるシーンも、なんだか本末転倒で支離滅裂なことを
言ってるように思えてしまって、
まだ中学生だから、その言葉で納得してしまうハツキがこれまたかわいそうだな、と。
両親を突然に亡くしたヤグだから、いつも笑っていてほしい、というのと、
好き勝手にやることは、また別な気がするし。

あとは、ハツキと親友トモの別れのところも、ちょっと拍子抜けだったなぁ。
あんだけ必死に、ハツキにちゃんとお別れしろと訴えて、
空港まで送ろうとしていたわりに、
事故に遭った後の感じがぜんぜん軽いし、
ハツキもハツキで、電話できたからいいや、で終わっちゃって、
なんだそんなもんなの、って思っちゃったかも。

ちょっと話的には納得いかなかったんだけど、
ラストシーンのライブはすごくかっこよかった。
大泉洋さんの歌声すごく素敵だな~と思ったし。
ちょっともったいなかったのは、なんか歌の途中で一生懸命語ってて、
ハツキがそれを聞いて笑顔になるんだけど、
なんて言ってるんだかぜんぜん聞き取れなかったこと・・・。

冒頭にも書いたけど、キャストはとても良かった。
大泉洋さんは、ダメなキャラをうまく演じていたし、歌も良かったし、
名古屋弁も自然だった。
ただ、麻生さんより年下は無理があるよね。
どう見ても30には見えん。
40くらいの人だと思って見てたから、最初のほう余計にヤグがダメな人に見えた。
麻生久美子さんも、支離滅裂なお母さんだったけど、
麻生さん自体はすごくかっこいいキャラクターを演じていて、良かった。
ただ、名古屋弁にちょっと違和感あったかな。
標準語に無理やり名古屋弁入れてる感じ。
三吉彩花さんは、たぶん初めて見た気がするけど、
しっかり者のハツキに合っていてとても良かった。
(個人的な感想だけど、成海璃子ちゃんと吉高由里子さんの混ざったような顔)
能年玲奈さんも、「カラスの親指」の時とはまた違ったふわっとしたキャラで
可愛かった。

キャストや雰囲気は好きだったので、
ちょっと納得いかなくて共感できなかったのは残念。
念のため、自由に生きることを否定しているわけではないので、悪しからず。







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