勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「中学生円山」&「県庁おもてなし課」(2013年05月18日 土曜日 20時02分)

この週末は、「箱入り息子の恋」と、「中学生円山」の舞台挨拶があって、
舞台挨拶三昧だ~、とか思ってたのに、見事に両方ともチケット取れんかった・・・。
「中学生円山」は、草彅くんだったからまぁ無理だろうなと諦めてたんだけど、
座席指定画面まで行ったのにそこから進まんくって取れんかった。悔しい~。
でも、「箱入り息子の恋」、出かけてたから電話で取ろうと思って電話したら、
発売開始から1分で「予定枚数に達しました」って、これは予想外!
先行上映だったからってのもあるかもだけど、星野源さんってそんなに人気なんだ!
それとも夏帆ちゃん?

まぁ、そういうわけで、舞台挨拶は逃したんだけども、
「中学生円山」の東京の初日舞台挨拶の生中継付き上映ってのがあったので、
それを見に行ってきた。
生舞台挨拶と舞台挨拶の生中継は違うようで、こっちはチケットも楽に取れたし、
結構座席も空いてたな。

中学生円山

採点:☆☆☆☆★

自分的には、失笑も混じった笑いではあったんだけど、
そこそこに楽しめたかな~。
意外にも、ちょっとグロいシーンも多かったんだけど、
なんかちょっと、せつなくなっちゃうようなシーンもあったりして、
何が残るというわけでもないけど、楽しく見られた。

ここからはネタバレ。

たぶん、この映画って、一人の中学生の成長を見られる映画とか、
正義とは何かを考える映画とか、
そういうことを見た後に考える映画ってわけじゃなくて、
ただ単純に、宮藤官九郎さんの描きたかった妄想ワールドに
はまっていけばいい映画なのかな、と思う。
もちろん、この映画見て、そういうことを考えるのもありだけどね。
自分的には、見て、面白かった、で終わり、でいいんじゃないかなと思った。
なので、見た後なんかいろいろ考えるわけでもなく、
何回も見たいって思うわけでもなかったんだけど、
まぁ、その場で楽しめればそれでいいかな。

中学生の男の子って、なんかよくわからんことするよねぇ。
女には理解できんことをするので、自分が中学生の時も、
男の子って馬鹿だなぁ、子供だなぁって思うようなことあった気がする。
だから、この映画見てても、馬鹿だなぁって思うんだけど、
でも中学生の男の子ってこんな感じなんやろな、ってのは思う。
男の人が見たら共感する感じなんかね、どうなんやろ。
まぁ、自分はこういう下ネタ系は引く人だけど、
レスリング部の部活中にみんなの真ん中であれをやって、
そしていつの間にか周りの男の子たちが応援してるあのシーン、
あれも、男の子だったら応援したくなったりする気持ちもあるのかも、と
思ったり思わなかったり(ないか?)。

まぁその辺は女には理解できんとしても、
妄想するっていうことは、自分もよくあるから、それはわかる。
もしこうだったらどうだろうな、って考えたり、
悪いことがあった時には、それがいい方に行くような展開を考えたり。
(逆に余計悪い方向に考えが行くこともあるけど)
実際、この映画で、ラストに起こったことが、本当に現実だったのか、
それともやっぱり円山の妄想だったのか、それはわからないけど、
「妄想が現実を超えた時、それが真実になる」というのはなんかいいよね。
円山も、妄想してるうちに、ホントに自分が変わって強くなっていくっていう、
妄想することで何かが変わっていくってのはいいと思う。

基本馬鹿なことをやっている映画だけど、でもそれだけじゃなくて、
いろんなことが詰まっている感じがして、それも良かったと思う。
自分的には、2つお気に入りがある。
1つは、下井の奥さんが殺されたときに、下井が、「子供を迎えに行かないと」と
自転車に乗るシーン。
序盤に出てくる自転車に乗れない下井は、笑えるシーンなのに、
このシーンでの自転車に乗れない下井は、すごくせつなくなるんだよね。
この見せ方がうまいなぁって思った。
もう1つは、おじいちゃんとあかねちゃんの関係。
「あかねと付き合う?」って聞かれて「よかろう」って答えるところとか、
家族に話したら「まだ早いって」「もう遅いって」っていうところとか、
キスをして、「初めてのキス」「最後のキス」というところとか、
なんか、ひとつひとつが可愛くて、絶妙だなって思った。

あと、キャストもみんな良かったと思う。
平岡拓真くん、なんか見たことあるなと思っていたら「11人もいる!」に出てた子か。
まさに体を張った感じだけど、中学生の馬鹿さと一生懸命さが出てて良かった。
草彅剛くんはつかみどころのないキャラクターが面白いね。
円山家の家族の皆さんもそれぞれ面白かったし、
おじいちゃん役の遠藤賢司さんも良かった。

ということで、だから何ってこともないけど、
ちょっと見に行ってわっと楽しんで終われる映画だった。
エンドロールも、可愛い(?)イラストと、
「チュウガクセイ」「マルヤマ」ってずっと言ってる不思議な音楽がいい感じだった。

舞台挨拶は、上映後だからもっと映画に踏み込んだ話を
聞けるのかと思っていたんだけど、
キャストが一言ずつしゃべったのと、最近した妄想を絵に描いたっていうのだけで、
結構短かった。
せっかく全国のいろんなところで生中継してるなら、もっと盛大にやればいいのに。

県庁おもてなし課

採点:☆☆☆★★

この間見た「図書館戦争」と、前に見た「阪急電車」が良かったので、
結構楽しみにしてたんだけど、思ったより・・・だったかな。

ここからはネタバレ。

人間ドラマとしては、すごくいいと思うんだよね。
ってかたぶん、メインはそれなんだよね。
だから、掛水と多紀の関係もすごくいいし、吉門と佐和の関係もすごくいいし、
清遠さんもすごくかっこいい。
でもなんか、肝心のおもてなし課の良さがわからないまま終わっちゃったような。
レジャーランド化構想、って、構想だけは面白そうって思ったんだけど、
現地視察して、道の改善やトイレの改善が必要だな、とかいうことって、
清遠さんがいないと思いつかないことなんかなぁ。
なんかそれって、清遠さんと出会う前に
まずやっとかないといけないことなんじゃないかな、って思っちゃって、
肝心の、実現に向けての具体的な構想が出てこないから、
「おもてなし課」って名前はいいのにそれだけじゃない?って気がしてしまった。
結局テレビ番組ジャックしてPRして終わりなんかなぁ。
もし自分があのテレビ見てたとして、
高知県が好きなんだなぁってことは伝わると思うけど、
あれ見て知事が動くとも思えないなぁ・・・。

まぁ、おもてなし課はともかくとして(タイトルなのにともかくでいいのか?)、
上にも書いた通り、人間ドラマとしてはすごく良かった。
「図書館戦争」にも「阪急電車」にもあったけれど、ラブな要素がいい感じ。
こっちがもどかしくなるような掛水の頼りなさというか鈍感さと、
多紀のしっかりした感じがすごく似合ってる気がして、
亀の歩みで前に進んでいく関係がすごくいいなと思う。
恋人同士でもないのにお互いやきもち焼いてやきもきしてたり、
プロポーズかと思ったら「多紀ちゃんって呼んでいい?」だったり、
テレビ番組の最後のひとことで「多紀ちゃん」って言うのも面白かった。
吉門と佐和も、ピンクの服を着てた幼いころの佐和が、
青が似合うのひとことから大人になって青好きになってたりとか、
最後の「娘を俺にくれ」「私まだ返事してない」のくだりとか、
なんか、家族ぐるみでいい感じだった。
1つちょっと引っかかったのは、駅に多紀を置いていくシーンかなぁ。
いくらなんでも無神経すぎるだろ、と。
吉門から電話が来なかったらそのまま帰ってただろお前、っていう。
あれはなぁ・・・。

あと、映画の中身としてどうであれ、高知県のいいPRにはなるなぁと思った。
高知は、やなせたかし先生の故郷なので、やなせ先生ファンの私は
アンパンマンミュージアムには何回か行っていて、
その時に、路面電車乗ったり、ひろめ市場行ったり、日曜市行ったりはしてたんだけど、
あんなに自然のいっぱいあるところなんだなぁ、ってのは初めて知って、
ちょっと行ってみたくなった。
おもてなし課は実際にある課だそうなので、観光に行ったときに、
もう1回行きたいって思うような、心遣いがちゃんとあればいいな、と思う。

キャストはみなさん良かった。
錦戸亮くんは笑顔が素敵だなぁ。
お前何やってんだ、っていうどんくささも、一生懸命やろうっていう心意気も、
両方伝わってきて良かったと思う。
堀北真希ちゃんはやたらと可愛いなぁ~。
ちょっとやきもち焼く感じとかも可愛かったし、仕事のできるとこもかっこよかった。
高良健吾くんと関めぐみちゃんもとても良かった。

おもてなし課の話としては不満足、人間ドラマとしては満足。
高知県に行ってみたい度は高まる映画。







古い記事もコメント大歓迎。














管理者にだけ表示を許可する



ホーム


カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリー

最新コメント