勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「俺はまだ本気出してないだけ」&「真夏の方程式」(2013年06月29日 土曜日 22時33分)

俺はまだ本気出してないだけ

採点:☆☆☆★★

なんかもっと、コミカルな感じを想像してたんだけど、
結構ダラダラとゆるかった。
魅力的なキャラクターは結構いたんだけど、
主人公がそもそもダラダラだから最後までダラダラっと終わった感じ・・・。

ここからはネタバレ。

原作は知らないけど、
最初のシーンで『カミ』と服に書かれた人が出てきた段階で、
ギャグ漫画系なんだろうな、って思ってたんだけど、
意外とそうでもなくて、結構真面目にみんな自分の人生を生きているのよね。
だから、主人公のいい加減さが際立って見える。
別に何かやりたいことがあったわけでもなく思いつきで会社やめて、
思いつきで漫画家になることを決めて、自分本位で突っ走って、
すっごいうっとうしいキャラクターだから、
周りがなんでみんなそんなに優しいのかわかんないなぁ。
「パパがあんな大人になるのは嫌だ」って言ったマサオくんが一番まともだよ。
まぁ、そういう意味では、主人公のおかげで宮田の家族がうまくまとまって
貢献したとも言えるけど。
鈴子ちゃんいい子すぎでしょ~。
私だったらあんなお父さん絶対嫌だ。応援しようと思わない。
あの人これからも本気出さないよ?きっと。
なんか、主人公は暴走してるだけなのに周りが都合よくまとまっていってるっていう
感じがした。

最初にも書いた通り、魅力的なキャラクターはいっぱいいたんだけどね。
宮田はシズオよりも十分かっこいい生き方をしてると思うし、
市野沢は不良だけどちゃんと正義感とか年上を敬う気持ちとかを持っているし、
編集担当の村上も面白いキャラだよねぇ。
ボツなのに持ち上げるだけ持ち上げて、最終的にいいのが書けたかと思いきや
勇気をもらったとか言って退職しちゃうし、
みんなが主人公に振り回される中、主人公を振り回す唯一のキャラで面白い。

そんなわけで、キャストも、生瀬勝久さんや、山田孝之くん、濱田岳くんが良かった。
橋本愛ちゃんも可愛かった。いい子すぎだけど。
堤真一さんは、コミカルな役もシリアスな役もオールマイティにこなせるよね。
今回の役を見てて、すごい、この人うっとうしい!キモい!って思ったのは、
役者としてはある意味成功だよね。

でもやっぱり、ダラダラっと始まってダラダラっと都合よく終わって
そんなに笑いどころもなかったので星3つくらいで・・・。

真夏の方程式

採点:☆☆☆☆★

ドラマの『ガリレオ』がちょっとイマイチだったので、
映画面白いのかな・・・と心配してたけど、良かったと思う。
やっぱり、連ドラは視聴者の声によっていろいろ左右されたりもするから
イマイチになっていっちゃうのかな・・・。
映画はドラマの前に撮ったということもあり、いろいろがぶれてなくて良かった。

前作の『容疑者Xの献身』の時に、ドラマのイメージで見に行って、
湯川先生がまだ何にも閃いてないから真相は他にあるのでは?と妙な勘繰りをしてしまい
見方を失敗してしまったので、
今回は、ドラマとはまた別のものだ、という前提で見に行ったから、
真相も素直にそうだったんだ~と頷けた。

ここからはネタバレ。

『容疑者Xの献身』は、愛する女性を守ろうとする男の話。
今回の『真夏の方程式』は、愛する我が子を守ろうとする家族の話。
どちらも想いは同じなんだけど、今回の話はより複雑に絡み合っている感じだった。
だから、まぁ殺人のトリック自体はそんなに驚くほどのものではなかったけど、
15年前から続いていた家族の真相に胸を打たれる。
これが正しいことだったのか、間違っているのか、考えてしまうよね・・・。
自分たちのせいで殺人を犯してしまった我が子を守ろうとする母親と実の父親。
でも、秘密を抱えて生きていくことが本当に正しい選択だったのだろうか。
そのせいでまた、新たな殺人が起きてしまい、子供まで巻き込まれている。
それでもまだ秘密を抱え続けていく意味はあるんだろうか・・・。

今回の事件での一番の被害者は恭平くんだと思う。
彼は、家族の秘密のために巻き込まれて、一番かわいそう。
私には殺人を犯した父親の気持ちがわからない。
血は繋がってないけど我が子を守るために殺人を犯すのに、
なぜ子供を使ったのか。
我が子が守れれば人の子はいいのか。
我が子と同じように、この子もこの先いろんなものを抱えて生きていかなくては
ならなくなってしまった。
それでいいのか。
そこがどうしても腑に落ちない。

今回の湯川先生は、一人前の大人として恭平くんと接しているのがとても新鮮。
でも、意外と違和感がなかった。
ドラマ版で「情に流された」とか言っていろいろやってる湯川先生には
違和感ありまくりだったけど、
今回はなかったな。
将来自分のようになりうる者の一人として扱ってる感じなのかな。
だから、最後に渡すロケットの実験結果も、
決して子供向けではなくて、同類に渡すような感じだ。

今回は、湯川先生の事件、という感じで、岸谷刑事はあまり目立ってなかったね。
そういえば、前作の映画の時も内海刑事はあまり目立ってなかった気がする。
岸谷の先輩の人(名前なんだっけ、ハライチの人?)が出てなかったのは
映画の雰囲気にそぐわないからかね、やっぱり。
映画のキャストでいうと、杏さんも良かったし、
風吹ジュンさんと前田吟さんも良かった。
でも一番は、恭平くん役の山崎光くんがすごく光ってて良かったな。

全体的には、すごくせつないけどいろいろ考えさせられることもあり、
なかなか良かったと思う。
でも『ガリレオ』シリーズ自体はこの辺で潮時かな、って感じはする。







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