勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









有川浩「図書館危機」(2013年08月07日 水曜日 21時36分)

有川浩さんの図書館戦争シリーズ第3巻、「図書館危機」。

図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)

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前巻で、郁に王子様の正体がばれるというめちゃめちゃ気になる終わり方をしたので、
(あ、これ前巻のネタバレやね・・・)
始まりからすごく楽しみだった。

ここから1話ずつ感想。
ネタバレ含む。

『王子様、卒業』
タイトル通り、郁が王子様卒業する話。
王子様の正体が堂上だと知らず堂上に憧れていた郁が、
王子様の正体を知って堂上とどう向き合っていくのか。
最後の「王子様卒業します」の堂々宣言は郁らしくて可愛いなぁ。
毬江ちゃんが図書館で痴漢に遭うというショッキングな事件もあって、
読んでて自分も本屋とか行ったら気を付けよう、と思った。

『昇任試験、来たる』
郁と手塚が、士長になるための昇任試験を受ける話。
昇任試験の実技が子供への絵本の読み聞かせ、ということで、
普段はなんでもできる手塚が苦手分野におろおろしてるのも可愛いし、
郁は得意分野で本領発揮するところが面白い。
手塚の新しい一面を見られる話だった。
話の最後に出てくるお礼のカミツレがこの後いろいろと出てくるきっかけになってるね。

『ねじれたコトバ』
これはすごい興味深い話だったなぁ。
人気俳優のインタビューを記事にすることになった折口さんが、
「床屋」という言葉を別の言葉に変えたことから勃発する物語。
あとがき読んで、実際「床屋」が放送禁止用語ってのにも驚いたけど、
この話の中でも、本人にとって当たり前に使っていた馴染の用語が、
禁止語だからといって別の言葉に変えられてしまうやるせなさがすごい出てて
面白いなぁと思った。
ちょうどこれ読んだ後に見た幼児向けの番組で、
「これは何かな~?」って絵を見て当てるコーナーがあって、
子供が「魚屋さん」と答えたら、「そうだね、鮮魚店だね」ってお姉さんが答えてて
びっくりした。
この話の中では、手塚が柴崎の想いに気づいて俳優のサインをプレゼントする場面も
好きだな~。
玄田隊長の思い切った作戦も面白いし、折口&玄田の信頼関係も改めて感じた。

『里帰り、勃発-茨城県展警備-』
茨城県展の警備のために、両親に配属を話していない郁が地元に帰る話。
茨城県の図書隊の実情に、すごい読んでいて嫌な気分になった。
女の人って、こういうねちねちした嫌がらせ、するよね・・・。
自分も女だけど、こういう風には絶対なりたくないって思った。
ついに郁の配属も両親にばれてしまったけど(まぁ、お父さんは知ってたけど)、
本気で両親にぶつかることができて良かったと思うし、
最後に業務部に郁が啖呵を切るところは爽快。

『図書館は誰がために-稲嶺、勇退-』
この話はとにかく怖かったなぁ。
この話って図書館「戦争」なんだよなぁ、ってのを、改めて思った話だった。
もうとにかく怖い。
良化隊員が味方に押されてつぶれるとか、もう読んだだけで想像しちゃって・・・。
玄田隊長が撃たれるところも、横田が火だるまになるところも、
ぜんぶ怖かった。
でも、郁がようやく、堂上への想いを形にした話でもあって、
これは重要な意味を持つ話だな、と思った。
稲嶺司令もお疲れ様でした。

最近読みたい本がいっぱい溜まってきちゃったので、どんどん読まなきゃ~。







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