勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









星新一「つぎはぎプラネット」(2013年12月10日 火曜日 21時45分)

9月に出た星新一さんのショートショート集、「つぎはぎプラネット」。

つぎはぎプラネット (新潮文庫)

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表紙イラストは後藤貴志さん~。

同人誌やPR誌に書かれていた、書籍に収録されてない幻の作品を集めた作品集とのことで、
こんな雑誌にも載ってたんだ~って思うような作品がいっぱい。
今まで書籍に載っていなかったものを集めたので、
これは!っていうピンとくる話は少なかったんだけど、
もう結構読みつくしたと思っていた星さんの作品がまた読めたのは嬉しい。

そして何が面白いって、たとえば「未来都市」とか「2000年の優雅なお正月」なんかがね。
これ、両方とも2000年の話を書いてるんだけど、
うちらにしてみればそれは過去。でも、書かれたのは1960年代だから、未来の話なのね。
1960年から見た2000年は、こんな未来だったんだな~って思いながら読むとすごく面白い。
たとえば「未来都市」だと、テレビに映った学校の授業の様子を見ながら勉強をする、
というのが出てくる。
これって今でいうとインターネットのストリーミング配信とかがそうで、
ちゃんと実現できてるじゃん、と思う。
テレビ画面で走っている馬に向かってピストルの引き金を引くと、
狙いが合えば乗っている人を落とせる、というゲームも出てくる。
これもWiiとかがまさにそうだな、と思う。
でも逆に、お父さんが火星探索に行ってるとか、空気自動車とかヘリコプタータクシーとか、
風邪は昔の病気で今はほとんどかからないとか、
そのころ夢に見られていた未来まではまだ遠いな、って思うようなものも出てきて、
それはまた、今から見る未来への夢になっていくんだなぁ、と思う。

そうやって読むと、ひとつの物語というよりは、
その時代の人の思想を覗き見ているようで、なかなか興味深いね。







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