勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









畠中恵「ちょちょら」(2014年02月13日 木曜日 20時00分)

畠中恵さんのまたまた新シリーズ「ちょちょら」。

ちょちょら (新潮文庫)

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「ちょちょら」というのは、
「弁舌の立つお調子者。いい加減なお世辞。調子の良い言葉」という意味らしい。
読んだ感じ、ちょっとタイトルとイメージ違うかな。

物語の主人公は、多々良木藩の江戸留守居役、間野新之介。
江戸留守居役ってのは、すごい簡単にいうと、藩の外交を務める人みたいで、
藩のためにいろいろ駆け回って、賄賂っぽいものもばらまいたりして、
それ故お金もいっぱい使うので、周りからは、豪遊してるという噂も出たりするほど。

新之介は、もともと次男の部屋住みだったんだけど、
兄が亡くなったので、兄が就いていた役職に代わりに就くことになった人で、
兄が亡くなった理由を明らかにしながら、日々起こる厄介ごとを切り抜けていく物語。

ちょっとネタバレ注意。

物語の冒頭で、新之介は、平々々凡々々な男だと言われているけれど、
読んでいて思ったのは、兄が出来すぎたので、
その陰にかすんでしまっていたのかな、と。
ホントは並よりちょっとできる男だけど、
兄がいつも上にいることでちょっとコンプレックスを持ってるような人かな、と思った。

出来すぎるが故に、ひとつの失敗でもろく崩れてしまう人と、
失敗はするけれども、そこから這い上がる力を持っている人と、
どちらがいい、とも言い切れないけど、
新之介は、後者として、失敗をしながらも、最後まで諦めないでやりきるところが
すばらしいと思った。
途中何度もやきもきしたけど、最後は上手くおさまって良かった。
そして岩崎、いいとこ持っていくなぁ。

終わり方が続きそうな感じだったので、
また新たな藩でのお話があるのかな、と思う。
次があるならまた楽しみ。







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