勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「東京難民」&「ニシノユキヒコの恋と冒険」(2014年02月23日 日曜日 20時00分)

土曜日に見た映画。

東京難民

採点:☆☆☆☆★

見終わった後、生きているということはどういうことなんだろう、ということと、
明日自分に起こらんとも限らんなあ、ということを考えた映画だった。
救いようのない物語だったけど、なんとなく最後に希望が見えるような映画で、
見終わった後に不快感はなくて、エンドロールの曲もなんか良かったな。

ここからはネタバレ。

どこにでもいるチャラチャラした大学生が、
突然大学を除籍されたことをきっかけに、
半年後にはホームレスにまで堕ちていく。
たまにニュースとかでも、ネットカフェ難民とかやってるときあるけど、
別に自分には関係ない、遠い世界の出来事のような感じがする。
でも、なんか、この映画見てたら、フィクションなんだけど、
明日は我が身って感じがしちゃって、ちょっと怖くなったな。
自分がこういう風に何もかもなくなって放り出されたときに、
どうしたらいいんだろう、とか、考えちゃった。

最初はただのチャラチャラした大学生だと思っていたけど、
窮地に追い込まれたときに、自分の中で捨ててはいけないものというか、
超えてはいけないラインみたいなものはちゃんと持っているようで、
まぁそれは、浅はかな正義感なんだけど、
結局、自分が救おうとした人も救えず、自分の愛する人も救えず、
自分も救えず、どうしようもない話だな、と思った。
(ってか、原因作ったルイがいちばん被害を被ってない気がする・・・)

だけど、どうしようもなくなって、自分自身も捨てて、
虫のように生きていく中で、愛する人がそれでも生きていこうとしているのを知って、
そして自分が、周りの人のいろんな支えによって生かされていることに気付く、
ラストのアカネとの再会シーンで、涙が出た。
あそこでシャンパンコールって、一歩間違えればコメディだけど、
なんかそれがすごく、心にじーんと来たなぁ。

今、自分は、お金に困っているというわけでもないし、
家族にも囲まれて、不自由のない生活をしているけど、
なんかたまに、自分ってなんとなく生きてるなぁ、って、気づいてしまう時がある。
自分には何もないような、妙な虚無感に囚われるときがある。
たぶんそれって、多くの人が抱えている感情なんだろうと思う。
そしてそれよりも、ラストシーンの主人公の方が、
よっぽど「生きている」という気がした。

キャストも良かった。
中村蒼くんは、今まで、『大奥』でのちょっと可愛い系の役とか、
『ハラがコレなんで』や『行け!男子高校演劇部』のちょっと変な役とかで
見ることの方が多かったので、こういうちょっと影のある感じも似合うな、と思った。
青柳翔さん、なんか見たことあるなぁと思っていたら、『サンゴレンジャー』か。
あの映画でまったく魅力を感じなかったけど、今回は良かった。
やっぱり、作品の良し悪しによってもその人の魅力って変わるよね。
そして、大塚千弘さん。
顔は見たことあるような気がするけど、あんまり知らなくて、
綺麗な人だなぁ、って思って見ていたんだけど、
まさかの自分より5つも下でびっくりした。
え、20代?絶対年上だと思ってた。妙な安定感がある女優さんだね。

なんかいろいろと改めて考えさせられることもあり、
でもなぜだか爽快感も残る映画だった。

ニシノユキヒコの恋と冒険

採点:☆☆☆☆★

監督も女の人ということもあると思うんだけど、
これは完全に女の人ウケの映画だなぁ、という感じがした。
そして私も見事にはまってしまった。
見終わった後、面白かったのか面白くなかったのかよくわからんのだけど、
なんかもう1回見たくなる映画ってあるよね。
これも、そんな映画のひとつだった。

ここからはネタバレ。

主人公ニシノユキヒコの、これまでの恋愛を振り返る物語なんだけど、
このニシノユキヒコという人は、
女性にはすごくモテるんだけど、なぜだか最後にはふられてしまう人。
なんだか、ふわっとして掴めない雲のような人で、
でも、見ていると、この人に惹かれてしまう女の人の気持ちがわかる気がする。
なんでって言われると、何とも言えないんだけど、
でもなんか、こういう人が自分の傍に来たら、
自分もいつの間にかふわっとそこに惹きこまれてしまいそうな、
そんな気がした。

出てくる女性たちも、そんな感じで、ふわっと彼に惹かれてしまうのだろうけど、
でもその後も、なんだか彼の心が掴めなくて、自分から離れてしまうのだろうと思う。
でも離れた後も、優しい思い出として浮かんでくるような人。

そしてこの映画自体が、そんなニシノユキヒコそのものなのだろうと思う。
なんだかふわっとして掴めないんだけど、終わった後、いい気持ちになれるような。
全体的に、ひとつひとつのシーンがゆったりと、長まわしで続いていくんだけど、
それもなんだか心地よい感じがした。

1つだけ納得いかんかったのは、ラストシーンかなぁ。
夏美がみなみちゃんに、「あなたを生んだのは最高の幸せ」みたいな感じの
事を言って、みなみちゃんが涙を流すシーンがあったんだけど、
そこでどうしてそうなるのかなぁ、と思った。
何回も見ているうちにわかってくるかな・・・?

キャストもみんなすごく良かった。
まず、主演の竹野内豊さんはもちろんすごく良くて、
この人だったらそりゃ魅力あるよなぁ、って思ったんだけど、
それに加えて、女の人がものすごく魅力的に見えた。
撮り方がうまいのか、映画の雰囲気がいいからなのかわかんないけど、
みんなすごく可愛いな、と思った。
本田翼ちゃんのキャラなんて、
少女マンガで嫌味な役として出てくるようなキャラだと思うんだけど、
でもぜんぜん嫌味がなくて、可愛く見えた。
最近気になってる尾野真千子さんもすごい可愛かったし。
ってかこの人、私と同い年なんだよね。
落ち着いてるからもっと年上に見えるけど。
竹野内さんの上司でも違和感ないね。
そして成海璃子ちゃんと木村文乃ちゃんのカップルなんて、
素敵すぎじゃないか。

こういうふわっとなぜか惹きこまれる映画って、結構好き。
DVD出たらまたじっくり見よう。







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