勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









乙一「平面いぬ。」(2007年02月19日 月曜日 20時56分)

乙一さんという作家さんは、映画「暗いところで待ち合わせ」を見たときに知った。
この映画は、以前ブログにレビューも書いたとおり、
目の見えない女の人の家に、殺人事件に関わった男の人が隠れ住むというもの。
この映画の原作が乙一さん。

確かこの映画のパンフレットに、乙一さんの書籍のことがいろいろ書いてあったんだけど、
すごく発想が面白い人だなぁと思って、興味を持った。

「暗いところで待ち合わせ」の原作本も読んでみた。
最後はちょっとあっけない終わり方だなと思ったけど、結構面白かった。

というわけで、他の本も読んでみることにした。





この本「平面いぬ。」は、4つのお話からなる短編集なので、
結構読みやすく、そしてどれも発想が面白くて、ちょっと切ない話ばかりだった。
どのお話にもかなりはまったので、紹介することにした。

「石ノ目」。
目を見た者を石に変えてしまうという、「石ノ目」という魔物の話。
この話は、読んでいるとなんとなく結末は見えるのだが、
最後はとても切なく悲しくて好き。

「はじめ」。
「はじめ」という名前の架空の人物が、だんだん形となって現れてくるという話。
本当は存在しないはずのものと、現実のものとが交差する不思議な話。
そして最後はやっぱり切ない。

「BLUE」。
心を持った動く人形たち。その中でちょっと他の人形とは違う「BLUE」の話。
なんだか、最後までBLUEを応援しながら読んでしまった。
4つの中でこれが一番好きかな~。
でもやっぱり切ない。

「平面いぬ。」。
腕に彫った犬の刺青が動き出し、その頃から家族に不幸が続き・・・という話。
この話は、最後の最後にあ~、そうだったのか、と思うところがあり、
最後まで目が離せないところが好き。
この話も切ないんだけど、最後にちょっと救われる感じがする。







古い記事もコメント大歓迎。














管理者にだけ表示を許可する



ホーム


カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カテゴリー

最新コメント