勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「ふしぎな岬の物語」&「ぶどうのなみだ」(2014年10月19日 日曜日 08時46分)

土曜日に見た2本。
まったりデイ。

ふしぎな岬の物語

採点:☆☆☆★★

ユーモアもあってくすっと笑えるところもあって、
ほんわかとあったかく、題材的には好きな映画だった。
なんだけど、なんていうか、昭和の匂いがするっていうか・・・。
吉永小百合さんの演技もそうだし、全体的な映画の雰囲気も、
なんかちょっと古くさいような感じがして、
お客さんも年齢層高めだったし、
周りの人が、「吉永さんはやっぱり綺麗だねぇ」とか感想を言ってるのを聞きながら、
やっぱりちょっと、自分の年代が対象の映画ではないかな、と思った。

それと、ここからはネタバレ含むけど、
前半のエピソードとかは結構好きだったんだけど、
後半に行くにつれて、なんか、よくわかんなくなっちゃったかな。

前半の、「大丈夫」の魔法とか、泥棒さんと会話しちゃうとか、
そういうエピソードは好きで、
あぁ、こういう感じで進んでいくんだな、と、結構わくわくしてたんだけど。
なんかたぶん、これまでこの岬で積み上げられてきたものが描かれていないから、
後半のエピソードがよくわかんなくなったんだろうな、と思う。

タニさんとの別れのシーンにしても、
30年間ずっと、タニさんが悦子さんを支え続けてきたということが、
言葉でしか表現されていないから、
見ていても、これまで30年間お疲れ様、っていう気持ちが湧いてこなくて、
周りでは泣いてる人も結構いたけど、自分は泣けなかった。
それから、浩司との関係に至っては、一気に言葉でまくしたてただけなので、
あ~そうなんですか、って感じで終わっちゃったかも。

そしていちばんわかんなかったのは、
なぜ亡くなった旦那さんは、絵を返してほしいと言ったのか、
そしてなぜ店が燃えたのか。
最後の浩司のモノローグの感じでは、
悦子さんはこれからタニさんのところへ行くのかな、って感じだったので、
亡くなった旦那さん的には、
自分のことは忘れてタニさんのところへ行きなさいという意味での、
一連の流れだったのかな、っていうのはまぁなんとなく思ったけど、
悦子さんがタニさんを好きっぽかった要素ってなんかあったっけ・・・?
それが伝わってこなかったから、旦那さん何がしたかったの?って思っちゃった。
私はあの親子が再びカフェに来た時に、
あの女の子が、悦子さんの寂しさに惹かれてやってきて、
悦子さんに「大丈夫」の魔法をかけると思ってたんだよね。
なので、絵を返してほしいのくだりはホントに自分的に、え、そこ?って思ったし、
あの絵、持ってかれちゃったけど、あの後どうなるんだろ、
旦那さんが取りに来たのかな・・・というのがすごく気になった。

全体的に、見終わった後の気持ち的には悪くなかったけど、
ちょっといろいろ納得いかない映画だった。

ぶどうのなみだ

採点:☆☆☆☆★

何か大きな出来事が起こる、というほどのものはないんだけど、
見ていてじわじわと心地よいものがあふれてくる映画で、
好きな雰囲気の映画だった。
『しあわせのパン』と同じ人が脚本・監督ということで、
『しあわせのパン』の時は、これも雰囲気は好きだったんだけど、
なんか妙に説明的なモノローグが入ってたのが
気になった覚えがあって(うろ覚え・・・)、
でも、本作『ぶどうのなみだ』は、無駄な説明的なものはなく、
映像と、人と人との関わりで物語が成り立っていて、
それはすごく良かったな、と思う。
途中ちょっと、眠くなったけど・・・。

ここからはネタバレ。

アオとロクの兄弟をはじめ、エリカや、村の人たちの雰囲気がとてもよくて、
みんなの関わり合いを見ているだけで、すごく心地よい気分になった。
一面のぶどう畑とか、麦畑とかもすごく綺麗だし、
1本だけ立ってるぶどうの木もいいね。
何億年も前に生きていたアンモナイトが今になって見つかるみたいに、
ワインを作るのも、ちょっとやそっとでは作れない。
何年もかけて、ゆっくり、じっくりといいものができていって、
そして、アオやロク、エリカの心の傷も、
ゆっくり、じっくりと癒されていくんだろうな、と思う。

ひとつ気になったのが、
あんまりワインづくりに詳しくないので的外れなこと言ってるかもだけど、
アオが最後に開けたワインって、作ったばっかりのものじゃなくて、
何年か熟成させてあったものじゃないの?
だとしたら、エリカに手紙をもらってから作ったぶどうで出来たワインではないよね?
だから、美味しくないのは当たり前じゃないの?と思ったんだけど。
それとも、もっと季節はめぐって何年後かの話だったの?
メインのシーンがそこだったから、なんかちょっと気になったかも。
あと、みんなで音楽を奏でるシーンで、
音楽がなんだか浮いてたのがちょっと気になったかな。

まぁでも、クライマックスシーンで、
2人が再会した時に、雨が降って、
「青空の後の雨」が最悪なものじゃなくて
最高のものになって終わったところは良かったし、
エンドロールで、え、2人結婚までいっちゃうのかよ、って思ったら
あの2人だったのがすごく衝撃的だったし良かったので、
見終わった後は、あぁ、良かったな、という気持ちになった。

キャストも皆さん良くて、大泉洋さんも良かったけど、
染谷将太くんがすごく可愛くて良かったな。
安藤裕子さんは初めて見たけど、声のせいか、
すごくサバサバとしてかっこいいな、と思った。
あと、田口トモロヲさんの警官が可愛くて好き。

なかなか心地よい映画だった。
映画館で『ぶどうのなみだ』とのコラボパンが売ってたから買った。

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