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「想いのこし」&「日々ロック」(2014年11月22日 土曜日 19時03分)
本日公開の2作品。
想いのこし
採点:☆☆☆☆★
岡田将生くんがウェディングドレス姿披露というニュースを見て映画の存在を知って 楽しみにはしてたんだけど、 キスシーンもありますとかポールダンスも披露しますとか、 いろいろ先出ししちゃうからさ。 前から何回も書いてると思うけど、 私あんまり予備知識を入れないで映画を見たい人なのね。 できれば予告とかも見たくない人だから、 そういう先出しが多いとどんどん見る楽しみが減っていっちゃうのね。 なので、期待がちょっと薄れてたんだけど、見てみたら良かった。
ここからはネタバレ。
事故で突然死んでしまった4人のそれぞれの想いのこしを、 金と女に目がない最低男、ガジロウが代わりに叶えていく物語。 インパクトのあるウェディングドレス姿が最初に出てきちゃったので、 そのあとの3人のインパクトが弱くなっちゃうんじゃないかって思ってたけど、 そんなことはなく、それぞれの物語が良かったと思う。 野球部キャプテンがケイに話しかけるところと、 幸太郎がユウコに話しかけるところで、ちょっとじーんときた。
それから、最初の方は、なんだこいつ最悪だな、って思っていたガジロウが、 みんなの想いを受け止めていくうちに、少しずつ変わっていくというのが、 なんていうんだろ、物語の4人を繋ぐただの案内人ではなくて、 ちゃんと1本筋の通った主人公が存在している感じがして、良かったと思う。 ガジロウがいることでちゃんとひとつの物語としてまとまってるし、 最終的に、あ~なんかいいヤツになったじゃん、って嬉しい気持ちになったというか、 ラストが爽やかになったというか。 うまく言葉に表せないけど・・・。
キャストもみんな良かった。 岡田将生くんは、かっこいい役をやらせたらかっこいいのに、 うっとうしい役をやらせたらホントにうっとうしいよね。 これはホントすごい才能だと思う。 広末涼子さんのお母さん姿も凛として素敵だったし、 何よりポールダンスすごい綺麗っ。 これは広末さんだけじゃなくて、木南晴夏さんと松井愛莉さんもなんだけど、 すごい素敵だった~(あ、岡田くんもね)。 めっちゃ軽々とやってるように見えたけど、 よく考えたらすごい大変なダンスだよなぁと、ガジロウが練習する姿を見て思って、 ホントすごいと思った。 幸太郎をいじめてたヤツらに見せてやりたい。
とても素敵で、おすすめできる作品だな、と思った。
日々ロック
採点:☆☆☆★★
二階堂ふみちゃんが見たくて見に行った映画。 冒頭からちょっと失敗したかな、って思った割には、 ラストでちょっと爽快だったので、星3つと4つの間くらいってことで。
ここからはネタバレ。
最初の方は、ホントに、血がぶしゃーって出るのも嫌だし、 咲が吐いたものを頭っからかぶってるとかそういう汚いのも嫌だし、 みんななんかいろいろ叫んでるけど、 ワーワー騒いでるだけで何しゃべってるのかわかんなくてついていけないし、 あ~これは私ダメな系統だ、って思いながら見ていたんだけど。 でも歌が良かったりキャラクターがはまったりでなんだかんだでいいとこもあって、 そしてこういう馬鹿な映画で死にネタはないだろ・・・って思ったんだけど、 思いのほかラストの屋上ライブで感動したりして。 咲がひよこ食べるところでじーんときちゃったりなんかして。 終わってみたら、結構楽しんだような気分になっている自分がいて、 あれ?なんか、何が良かったのかよくわからんけど、アリかな、っていう・・・。
キャストはね、野村周平くんは、正直微妙だったかな・・・。 なんていうか、ほかのわーわー騒いでる人たちの中の1人と変わんなくて、 主人公って感じもあんまりしなかったし。 ただ、『スーパースター』で観客を沸かせた時と、 ラストの『いっぱい』の屋上ライブはすごい良かったと思った。 正直この人たちが逸材だとは思わないけど、咲の言うように、 すごく自由で音楽を愛している感じがして、良かった。 二階堂ふみちゃんはすごい良かった。 『雨あがりの夜空に』歌ってるときとかめっちゃかっこよかったし、 アイドルとして作られた宇田川咲を演じる姿も素敵だった。 『SUNRISE』とかシングルカットしてくれたら買うけどな。 でも、二階堂ふみちゃん目当てで見に行ったけど、 いちばんはまったのは落合モトキくんだったり。 今までこんなぶっとんだ役なかったよね?めっちゃ似合ってるんだけど。 これを機に役の幅が広がりそうな感じやね。
ということで、なんか、感想書いてたら、結局良かったのって、 歌とふみちゃん&モトキくんのキャラクターだけだったような気もしてきたけど、 まぁいいか。
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