勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『明烏』&『駈込み女と駆出し男』(2015年05月16日 土曜日 20時11分)

5月は映画三昧なんだぜぃ。

明烏

採点:☆☆★★★

『大洗にも星はふるなり』、『コドモ警察』、『HK/変態仮面』、
『俺はまだ本気出してないだけ』、『女子ーズ』、『明鳥』。
調べたら、福田雄一監督の作品見るの6作目だった。
結構見てた。
『大洗・・・』と『俺はまだ・・・』は福田監督と知らずに見てた。

福田監督の作品は、すごいくだらなくて、
なにかしらちょっともうひとつ気に入らないところがあって
もう1回見たい、まではいかないんだけど、
でもありかな~っていうのがこれまでの印象。
(ただし福田監督と知らず見てた2作はイマイチだった・・・)

今回も、すごいくだらないんだろうな~と思いつつ、
なんかくだらない映画も見たかったので、見てきた。
う~ん、でも、今回はちょっと・・・、なしかな・・・。

ここからはネタバレ。

まず、ストーリーがわかりやすすぎなのに、ひっぱりすぎ。
酒飲んで起きた時点でお金なくなってるんだろうなってわかるし、
みんながとぼけてる時点でドッキリなんだろうなってのもわかるのに、
最終的に種明かしするまでが長すぎるんだよね。
ナオキが最終的に「生きてる価値もないし死にます」って言うところで、
ドッキリなのにここまで言わせるって、すごいひどいなぁって思っちゃったし、
レイが目の前でお金焼くところもひどかったし、
前にもレビューで書いたけど、人を悲しませるドッキリってすごい嫌なんだよね。
だから途中ですごい不快な気分になってしまったし、
最後ネタばらししたところも、そうなんでしょうね、って感じで終わっちゃった。

それと、これも前にも書いたと思うんだけど、
私、福田監督作品の佐藤二朗さんとムロツヨシさんの演技がどうも好きになれない。
これまでは、それでもそんなに気になるほどではなくて、
『女子ーズ』の時にちょっと佐藤さんのシーン長すぎじゃない?とは思ったけど、
そこまで気になってはいなかったけど、今回は結構ひどかった。
何がひどいって、菅田将暉くんと城田優くんが、
佐藤さんたちと同じ路線のはっちゃけ方をしている・・・。
菅田くんは、クールな役から面白い役までいろいろやっていて、
いつもすごいなぁと思うし、
城田くんの、前日Mステで王子様やってたとは思えないはっちゃけっぷりも
ぶっ飛んでて良かったとは思うんだけど、
ぶっ飛んだ人が増えると疲れちゃう・・・。
ナオキが目覚めてお金がないって気づくまでのくだり、長すぎ。
それに輪をかけて、ムロツヨシさんの最初のひっぱり方とか、
最後にいいこと言ってるけど立ち位置をすぐ変える演技の長さとか、
くどくてしょうがない。
そして一番、いい加減やめてほしいと思ったのが、
佐藤二朗さんが最初から最後まで似てないモノマネをずーっとやってるっていう。
もう、なんかすごい、イライラしてしまった・・・。

いろいろ気に入らないことを書いたので、良かったところも書こう。
まず、オープニングのある映画ってやっぱいいよね。
これから始まるんだっていうわくわく感がある。
城田優くん作詞のよくわからん曲に合わせたオープニング好き。
あと、全体的にバタバタうるさい感じだったので、新井浩文さん演じる山崎の、
静かな馬鹿さ加減は結構好きだった。
「ノットコンビニエンス?」のくだりとか、
ノリオが作戦全部ばらしちゃうのに乗っかってるところとか、結構好き。
それから、男ばっかりだったので、明子も結構面白かったかな。
なんか途中で変な効果音とか入って冷めたところはあったけど、
ラストの変わりようは、ホントにこれ同じ人?って思ってしまった。
変わりようっていえば、レイが実は新人ホストでおどおどしてるってのも面白かった。

ということで、まぁ、今回は、こんなもんかな・・・。

駈込み女と駆出し男

採点:☆☆☆☆★

最近、初日に見に行ってるのにガラガラでびっくり、っていう映画が多かったので、
今回満席で逆にびっくりした。
しかも、若い人から年配の人まで、幅広い年齢層で、
みんな関心の高い映画なんだな~と思った。

普段そんなに時代物は見ない気がするんだけど、
面白そうだったので見に行ってきた。
「離婚のために寺に駆け込む」と一言に言っても、それぞれにいろんな形があって、
なんか良かった。

ここからはネタバレ。

最初の方は、ちょっと話についていけないところもあって、
どうしたら離婚成立してどうなるとダメとかが、
あんまりわかってないところもあったんだけど、
じょごたちが寺に入ったころから、いろんな出来事にだんだん惹きこまれていった。
おせんが寺から出てくるまで、魚売りとなっておみつが陰ながら傍にいたこととか、
お吟が寺に来た本当の理由とか、
お吟が死ぬ時にひっそりと見守っていた堀切屋とか、
お吟とじょごの別れとか、
なんか結構、心がじんわりとあったかくなるようなシーンもあったし、
医者として信次郎が寺に入って目を見るなと言われたりとか、はちみつ浣腸とか、
信次郎が嘘八百を並べてやくざを追い払うところとか、
信次郎とじょごの接吻とか、笑えるシーンもあって、
すごく全体的にいい雰囲気だった。
あとは、最近ちょうど畠中恵さんの『けさくしゃ』を読んでいるところだったので、
戯作うんぬんの話がなんか勝手に自分の中で本とリンクして面白かった。

ちょっと惜しいなと思ったのは、
東慶寺お取り潰しの話が、
玉虫がマリア像(だよね?)見つけて
あっさり寝返っちゃってすぐ片付いちゃったところと、
この時代のことだから仕方ないんだけど、
ゆうが結局最終的に夫を斬ってしまったところかなぁ。
あれが最後だと、ちょっと後味は悪かったかも。

キャストもみんな良かった。
大泉洋さんのちょっとおちゃらけた(?)感じの役は、
あんまり前に出すぎると疲れちゃうんだけど、
今回の役は結構好きだった。
戸田恵梨香ちゃんのじょごのひたむきな感じもすごく好きだった。
満島ひかりちゃんの存在感もまたすごい。
内山理名ちゃんもかっこよかった。
あとは、東慶寺院代の法秀尼のキャラクターなんか好きだな~。
陽月華さん、元宝塚の人なんだね。

今だってないわけじゃないけど、昔は、
女の人が離縁するのはこんなに大変だったんだな~って思って、
でも、いろんな女の人の生き様みたいなものが見られて、いい映画だった。







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