勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『ラブ&ピース』&『天の茶助』(2015年06月27日 土曜日 20時32分)

本日公開初日の2作品。
どっちも思ってたのと違ったけど、面白い面白くないの明暗分かれた。
見にいく順番間違った・・・。

ラブ&ピース

採点:☆☆☆☆★

予告編もなんも見てなかったのでどんな話かぜんぜん知らなくて、
三池崇史監督と園子温監督のPG12作品は
トラウマになるので二度と見に行くまいと心に決めているんだけど、
PG12ついてないから怖くないかな、大丈夫かな、とか思いながら見に行った。
映画館前のポスターに、『怪獣』って書いてあるのがちらっと見えて、
怪獣出るのか、と思いながら映画館に入ったら、
ロビーがちびっこたちでひしめき合ってて、
え、これってそういう映画!?と思ってしまった。
(『ポケモン』見て出てきた子たちだった)

そんな知らなさ加減で見に行ったら、なんとまぁ、ファンタジーじゃないの。
せつなくもあたたかく、思いがけず自分のツボだった。

ここからはネタバレ。

園監督の作品をそんなに見たことあるわけではないんだけど、
ハードな作品が多いイメージがあったので、
たぶん園監督だと知らずに見に行ってたら、
「全力歯ぎしりレッツゴー♪」が歌われなければ気づかなかったと思う。

冴えない男と女の恋愛物語かと思いきや、
カメが流れ着いた場所は、捨てられた者たちが集う不思議な場所。
そしてそこから一人の男の運命が大きく変わっていく。
そういうファンタジーな要素も好きだし、
ただの綺麗な物語じゃなくて、人間のエゴだったり、
いろんなものが詰まっていて、うまくできてるなぁと思った。
最初の冴えない鈴木良一のシーンは、
すごい大げさな表現も多かったんだけど、
なんかこう、実際にそうじゃなくても、
周りから笑われてる気がしてしまって自分に自信がなくなってしまうことって、
わかるなぁと思った。
ワイルド・リョウになってからは、
どんどんかっこよくなっていく反面(最後の方はちょっと気持ち悪かったけど)、
いろんな悪い面も見えてきて、
人って、何かを掴むと変わってしまうものなのかな、っていう悲しさもあった。
ファンタジーパートの方は、
途中でおじいさんの正体とか捨てられた者たちの行く末とか気付くんだけど、
気付いても、やっぱりクリスマスのシーンはちょっとせつなかった。
新しく生まれ変わって大事にしてもらえるといいね、という想いと、
また戻ってきてしまうんじゃないかっていう想い。
そして最後に、カメのピカドンが消えて、
リョウが夢から覚めて現実に戻るシーンが、なんともせつなかった。
なんでだろ、なんか、浮足立ってどんどん進んでいったら
ふと現実に引き戻される瞬間って、
こういうでっかい出来事じゃなくても日常で起こることだから、
なんか共感したのかな。
でも、せつない気持ちにもなったけど、
最後にまた生まれ変わったカメと再会して、
これからこの人は地道に頑張っていけるんじゃないかなって気がしたし、
裕子との恋の予感も秘めたラストで、良かったと思う。

キャストも良かった。
長谷川博己さんは、最近なんだかすっかりコメディ路線だね。
でも今回の役もすごい似合ってて好きだな。
とことん冴えない感じから、どんどん生き生きしていって、見てて楽しかった。
歌も別に上手くないんだけど、でもすごい耳に残るなぁ。
(長谷川さんのせいじゃなくて曲調のせいだとは思うけど)
麻生久美子さんは最初から最後まで冴えない感じで、
それがなんか新鮮な感じがした。

思いがけず好きな話で良かった。
PG12じゃなければ園子温監督の作品も見られるということがわかった。

天の茶助

採点:☆☆★★★

やっちまったよこれ・・・。
ポスターがファンタジックで気になってたんだけど、
ヒロインが大野いとちゃんだったので
イマイチ見に行こうっていう気にならなかったのね。
毎回書いて申し訳ないけど、いとちゃんの演技がどうも上手いと思えなくて。
でも確か、『ツナグ』の時に書いたと思うんだけど、
いとちゃん、しゃべらなければ表情とかすごいいいときあるなと思っていて、
そしたらしゃべらない役だというからさ。
それなら見に行こう、と思って、見に行ったんだけど・・・。

行く前に上映時刻検索してたら、PG12って書いてあったから、
三池崇史監督と園子温監督のPG12作品にトラウマを持っている私としては、
SABU監督のPG12は大丈夫かな、という心配はあったのだけど。
そもそもSABU監督の作品見たことなかったし、
(って、あとでパンフレット見たら『うさぎドロップ』があったんだけどね)
話はファンタジーっぽいからまぁいいか、って思って見たら、
これがいかんかった・・・。

ここからはネタバレ。

天で人のシナリオを書いてる人が、地上に降りて死ぬ運命の女の子を助ける話、
みたいなあらすじだけ読んでいたのだけど、
まずはじめに、茶助のモノローグから始まって、地上に降りるまでがあっという間で、
なんであの子の運命は書き直せなくて、
なんで茶助が地上に降りたら運命を変えられるの?とか、
よくわからないままに始まってしまった。
そして、最終的に女の子を助けるためにいろいろドタバタなるのかと思っていたら、
結構あっけなく一緒に車にひかれて、そしてそこからは突然の暴力三昧。
もう、ここでついていけんくなった・・・。
一生懸命画面見ないように俯いていたけど、噛みついたあたりからもうダメね。
そのあとの指が吹っ飛・・・・・・(あ~もう思い出しただけでダメ)。
もうその時点で、怖くなっちゃって、早く終われ~って思ってたので、
そのせいなのか、普通に見ててもそうなのかはわからんけど、
そのあとの話が支離滅裂でまったく理解不能で終わった。
茶助は人間と同じように心臓止まったら死ぬのか、
でもそのあと普通に生きてるのは何?生き返ったの?
あんな不思議な能力持ってるなら、運命を変えるとかじゃなくて、
普通にその力でユリを助けられたんじゃ?
康夫と白塗り警官(のシナリオ書いてる人)は、
なんであそこまで執拗に追っかけてくるの?
茶助の死ぬ前(?)の記憶いる?妹の登場いる?
病気や怪我を治してほしいのはわかるけど、茶助を待ってる人たちの態度が不快。
最後結局何が起こった?また茶助は生き返ったの?その前になんでユリ生き返った?
周りにいた病気や怪我の人たちはどうなった?
・・・などなど、疑問だらけ。

キャストはまぁ、良かったと思うんだけど、
それどころじゃなかったのであんまり記憶にない。
ただ、冒頭に書いた、しゃべらなければいい演技もできると思ってた大野いとちゃんが、
最後の最後に茶助の名前を呼んだ演技が思いがけずすごい良かった。
しゃべってもいけるじゃん、とか思ったり(失礼)。
でもそのいい演技が意味不明でまったくわからなかったというのがもったいない。

とりあえず、心に決めたことがある。
PG12作品は、監督が誰でも、もうぜったい見ないっ。







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