勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『バケモノの子』(2015年07月18日 土曜日 17時51分)

採点:☆☆☆☆★

先週見に行くはずが行けなかったので、1週間待ち遠しかった。
細田守監督の作品はこれまでハズレがなかったので楽しみにしていたんだけど、
今回も面白かった~。

ここからはネタバレ。

ひとりの少年が、周りのいろんな出来事によって成長していく、
オーソドックスと言えばオーソドックスな話なんだけど、
そういう安心して見られるストーリーは結構好きだし、
なんかこう、見終わった後に清々しい気持ちになれる映画だな、と思った。

九太は母親を失って逃げ出して、強くなるために熊徹の弟子になるわけだけど、
九太が熊徹と出会って成長していくだけじゃなくて、
お互いに高めあって、信頼を持って、それぞれが成長していく、
そして、1人では負けそうな時も、2人ならば頑張れる、というのが、
すごくいいな、と思った。
ラストの、熊徹が九太の胸の中の剣になるっていうところで、
一気に胸に迫ってくるものがあった。

人間の心の闇の描き方も好きだな。
バケモノにはないらしいけど、人間には、いろんな不満や、不安や、失敗や、
とにかくいろんなことで、心の中に闇がある。
それは、自分だってそうだし、他の誰もが持っているもので、
でもそれを普段は押し殺したり何かで紛らわしたりしている。
そういう闇が爆発してしまった時に、
犯罪が起きたり諍いが起きたりするけど、
それって、誰かや何かに出会ったり、
何かのきっかけでまた抑えることができるものだと思うんだよね。
だから、この映画に出てくる闇は、ただの怖いバケモノじゃなくて、
でっかいクジラだったのかな、と思った。
怖いけど、綺麗で、それを受け止めることができれば、
なんかもっと違う世界が見えてくるんじゃないかな、っていう。
うまく言葉にできないけど。

バケモノの世界という、もうひとつの世界で成長していた九太が、
人間の世界に戻ったことで、揺れていくというのも、なんかすごくわかる気がした。
この映画ではバケモノの世界というファンタジーな世界だけど、
現実にも、こういう風に、自分が進むべき道を求めて揺れることは多いから、
そういう部分でも、共感できるところはあった。

そしてここまでストーリーについて語ってきたけど、
やっぱり細田監督作品の絵がすごい好きだ~。
キャラクターとか、くるくる変わる表情とか、なんか飄々とした動きとか、
すごい自分好みなんだよね。
一番好きなのは『オマツリ男爵と秘密の島』なんだけど、
今回結構それに近い感じがした。
キャラクターの雰囲気も、バケモノの世界の雰囲気も好きだな~。

声も、みんな上手だったので結構良かったと思う。
九太の少年期の声がちょっと合ってないかな~とは思うけど、まぁ許容範囲だった。

楽しみにしてた甲斐があった。
チコが可愛かったのでヘアクリップを買ってしまった。







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