勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『図書館戦争 THE LAST MISSION』&『先生と迷い猫』(2015年10月10日 土曜日 20時05分)

図書館戦争 THE LAST MISSION

採点:☆☆☆☆★

ちょっと前作のネタバレも含むので注意。

前作を見たときは、まだ原作を読んでいなかったんだけど、
映画見てはまったので、それから原作も全部読んではまった。
原作を読んでから思ったのが、
前作の映画、ラストシーンの、
頭を撫でられた手で郁が王子様に気付くところがすごいいいなぁと思ってたんだけど、
それが原作だとなかったんだよね。
だから、あれは映画オリジナルとしてもすごくいいなと思ったし、
逆に原作はそれがなくて最後までひっぱったから
長くシリーズ続いたのかなって気もしてて、
なので、自分の中では、映画はあれで完結で満足してたんだよね。

まぁそういうことで、自分的には、続編が公開されると知った時に、
嬉しい気持ちよりも、前作せっかくいい感じで終わったのに大丈夫かな、っていう
不安の方が大きかったりしたんだけど、
でも公開前にやったドラマ見たら、そんな不安は吹っ飛んで、楽しみしかなくなった。
ドラマすごい良かった。
なので、すごく楽しみに見に行った。

ということで、本作の感想。
ドラマ見とかないと話が繋がらないかなと思って、
一昨日くらいに慌てて見てから見に行ったけど、
ドラマ見てなくても、前作と本作だけで楽しめる作りになっていて、
全体的には、良かったと思うし、満足した。
ただ、前作はラブコメとアクションのバランスがいい感じだったんだけど、
本作はほぼアクションって感じだったかな。
しかも、ラブコメのコメの部分が少なかった気がした。
その分、物語の本質部分というか、図書隊のあり方とか、
人々のあり方みたいな部分が大部分を占めていて、
それはそれでいいとは思うんだけど。

もうネタバレ入ってるから中途半端だけどここからネタバレってことで。

これはドラマ見てない人に配慮して、ってことなのかもしれないけど、
小牧&毬江ちゃんの話は取ってつけたように最後に毬江ちゃんが出てきただけだし、
玄田隊長&折口さんもまったく進展なかったし、
まぁ、柴崎&手塚は若干それっぽいのはあったかもだけど、
なんか全体的にイマイチ広がらなかった印象が。

郁と堂上についても、前作からドラマにかけてあれだけ王子様で大騒ぎして、
前作では堂上が王子様かも、までいって、ドラマではそうに違いない、までいって、
盛り上がってきてたのに、
本作だとまったくそんなこと関係なくなってて、
取り調べで「堂上二正のことですね」って言われてあっさり認めちゃったし、
「好きって言いますから」って言うクライマックスシーンも、
ぜったいそのセリフ言うと思って楽しみにしてたわりには、
わりとあっさり進んじゃったかな、っていう気がした。
まぁでも、郁を泣かせて堂上がおろおろするシーンとか、
ヒール履いてる郁に「でかいな」って言うシーンとかは好きだし、
ラストも、原作だと堂上が急にドSな感じになってちょっと違和感あったんだけど、
映画の終わり方は、この映画の2人にすごく合っていて良かったと思う。
そして、これは前作からずっとだけど、
いろんな想いを持って郁を見つめてる堂上の目がすごい好きだな~。

ラブ部分をとりあえず書いたので、ここからはアクション、というか、
物語の本質部分についての話を。
今回、手塚兄が図書隊の現実を突き付けようとしたことで、
今までにない大きな戦いになって、
迫力はホントすごかったし、ずっとハラハラしながら見てた。ってか怖かった。
ちょっとね、途中で電気消しちゃったから、
暗い中で戦うシーンが続いたのが惜しい気がしたけど、
なんかすごい、チームの団結力みたいなものを感じたなぁ。
郁が必死に届けようとしていたものは、たかが1冊の本、ではなくて、
人々の表現の自由であり、規制のない世の中なのだけど、
残念なことに、人々はそれに興味を持っていない、危機感を持っていない。
それは自分も同じで、たぶんこういう世界の中にいても、
「たかが本じゃん」ってしか思わないと思うし、
今だと安保法案とかがそうで、なんだかんだ言ってあんまり興味を持たないうちに
どんどん決まっていっていつの間にかそういう世の中になっちゃう、
というのが現実にある。
手塚兄と図書隊は今回対立はしているけれど、
向かおうとしている場所は一緒なんだよね。
おかしいのは、それを何とも思わない私たちなんだ、というのを、改めて感じた。
本作では、結局最終的にどちらに傾く、ということはなかったんだけど、
図書隊のあり方、メディア良化委員会のあり方、
それぞれ、どうなるのが正しいんだろうな。
相島一之さん演じる良化隊隊長が、最後に何も言わずに佇んでいる背中が、
良化隊としても、そのあり方を問うているような感じで、
なんかすごい、見てて、それぞれのシーンの中から、
いろんな問いかけをされているように感じた。

キャストもみんなはまってるなぁ。
前作を原作読む前に見たから、前作に出てたキャストのみなさんは、
やっぱみんなすごいいいなと思う。
キャラクターにぴったりはまっている。
逆に、手塚兄とか毬江ちゃんとかは、
原作を読んだ時のイメージとはちょっと違うんだけど、
まぁでも悪くないかな、と思う。ありだね。

なんかいろいろごたごたと語ったけど、全体的には満足、ということで。

先生と迷い猫

採点:☆☆☆★★

近所でちょっと浮いた存在だった元校長先生が、
猫探しをする中で近所の人たちと関わっていって、
ちょっとずつ変わっていく物語。
何かが大きく動くわけではないんだけど、あったかい。

ここからはネタバレ。

何かのきっかけで、人とのつながりができたりとか、
なんとなく近づき難かった人と、うまく付き合えるようになったりとか、
日常生活の中で、ちょっとしたことが変化に繋がることってあるよね。
なんか、こういう繋がりっていいなと思った。

猫がいなくなるまでの先生と猫の繋がりがちょっと弱いかなって感じがしたので、
そこまで先生が必死に猫を探そうとする気持ちがちょっと伝わってこなかったかな、
っていうのと、
最終的に、結構唐突に終わってしまった感じがした。
先生の周りの人たちに、繋がりができてきた、
って思ったところで終わってしまったので、
結局猫は見つからなかったけど
先生はちょっと今までと違う生き方ができるようになったんだろうな、
っていうところに到達しきる前に終わってしまった印象があった。

イッセー尾形さんの偏屈じいさんキャラ、めっちゃ絶妙で良かった。
そのほかの人たちもみんないい感じだったんだけど、
上にも書いたように、ここだっていうところに到達しきる前に
終わってしまった印象があったので、
もうちょっとキャラクターも生かしていけたのではないか、という気がする。

題材的には好きな感じだった。映画としては、もうちょっとな感じ。







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