勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『グラスホッパー』&『シネマの天使』舞台挨拶付き上映(2015年11月09日 月曜日 20時00分)

土曜日に観た映画。

グラスホッパー

採点:☆☆☆★★

PG12ついてるし、普段ぜったい観に行かないジャンルなんだけど、
伊坂幸太郎さん原作で、原作既読だったので、
どんな感じに映画化されるのか気になって見に行ってきた。

原作は、文庫本発売されたときに読んで、ただ怖かったっていう印象で、
映画化が決まった時にもう1回読んだんだけど、
やっぱりただ怖かったっていう印象で、
個人的には、同じ怖いでも、続編の『マリアビートル』の方が上手くできてると思う。

そんな、好きな作家さんの作品だけど
自分的にそんなにいいと思わんかった話の映画化なので、
映画見て、原作の魅力にも気付けたらいいな、という気持ちで観に行ったんだけど、
う~ん・・・やっぱり怖いだけだった。
っていうか、2回読んでから観に行ったのに、
あれ、こんな話だったっけ?って思っちゃったんだけど。
なんか、もっとスピード感のあるのを期待してたのに、
結構ゆったりテンポであんまりわくわくするところもなかったし、
なんか、話があんまりうまく繋がってないような・・・?

ここからはネタバレ。

鈴木、鯨、蝉の3人含め、みんなの繋がり方が、
なんかこじつけ感ハンパなかったなぁ。
まず、寺原って相当いろいろやってそうな感じなのに、
あの程度の秘密を知った男を殺した鯨をまた別の殺し屋に殺させようとするって
なんかすごいちっちゃい感じがするし、
鯨を蝉が殺したところでまた別の殺し屋に蝉を殺させるのか、って話になってくるし、
大体、鯨って、自殺屋のはずだけど、映画の中で1回も成功してなくない?
最初の人は我に返ったところを自分で椅子蹴り倒してたし、
岩西も途中で我に返って、まぁ追い詰められて飛んだから結果オーライなんだろうけど、
蝉も途中で我に返っちゃったし。
蝉と岩西の関係も、なんかそこまで深く描かれないままに岩西が死んじゃったから、
蝉がそこまで復讐心に駆られるかな、とか思っちゃった。
あと、鈴木がなぁ・・・。
最後の方、なんかいい話っぽくしようとしてたけど、
子供を助けてくれた人の婚約者ならなおさら巻き込んじゃダメでしょ。
「あなたに復讐は似合わない」的なことをすみれが言ってたけど、
復讐に駆り立てたのはあんたたちじゃないか。
最終的な種明かしをぜんぶしゃべっちゃうのもどうかと思ったし。
観覧車が1周する間って結構あるよね。

あ~なんかすごい文句ばっかりの感想になってるからいいところを書く。
キャストがみんな良かったと思う。
生田斗真くんは、不思議とこういう冴えない役が似合うよね。
『予告犯』も良かったけど、今回も良かった。
浅野忠信さんは、「俺の目を見ろ」って顔がアップになった時に、
思わず目をそらしてしまった。
なんかホントに催眠術にかかりそうで・・・。
山田涼介くんも、最近ドラマとか映画でよく見る気がするんだけど、上手いよね。
今回の役は、ナイフで刺したり耳削いだり、怖いことばっかりやってたので、
あんまり直視できなかったけど。
菜々緒さんも好きだな~。
圧倒的に悪女役が多いけど、すごい似合うよね。

うん、まぁちょっと、作品としては、こんなもんかな、という感じだった。
やっぱり怖いだけだった。

シネマの天使

採点:☆☆☆★★

ぜんぜん狙ってたわけじゃないんだけど、
たまたま観たい時間の上映後に舞台挨拶があったので、
舞台挨拶付きで見てきた。
舞台挨拶付きだから満員でチケット売り切れだったりするのかな、
とか思いながら観に行ったんだけど、
ちっちゃい映画館だからか余裕で空いてて、
逆にこんだけしかお客さんいないのに来てもらってすみません、と思ってしまった。

DVDとかネット配信とか、映画の観方も多種多様になってきたけど、
自分はやっぱり、映画館で映画を観るのが好きで、
映画館っていうなんか特別な空間が好き。
この映画に出てくるようなちっちゃい映画館も好きだし、
シネコンみたいなおっきい映画館も好き。

この映画を観て、そういう想いを再認識したというか、
映画館がなくなっちゃったらやっぱり嫌だなぁ、とか、
前行ってたあの映画館なくなっちゃったんだよなぁ、とか、
映画館への想いがいろいろと浮かんできた。

ここからはネタバレ。

映画自体は、ある映画館が閉館する、という話で、
自分的には、好きな映画館はいくつかあるけど、
ここだ!って足しげく通うような思い入れのある映画館があるわけではないし、
舞台となった映画館大黒座に行ったことがあるわけでもないので、
直接、すごい感情移入した、というわけではないんだけど、
子供の頃よく行ってた地元の映画館がなくなっちゃったり、
社会人になってから結構好きで行ってた映画館がなくなっちゃったり、
そういうのってやっぱりちょっと寂しくて、
そういう気持ちを映画の中に詰めるというのは、素敵だなと思った。

ストーリー的にはちょっと、もうちょっとなんかなぁっていう気がした。
作り手が、大黒座がなくなる前に何か残しておきたかったんだろうなっていう
気持ちはすごい伝わってくるんだけど、なんかもうひとつというか。
映画館の天使にしても、なんか軽いよね。
天使ですって名乗っちゃうのかよ、って思ったし。
でも結局浮浪者なんだっけ?
でも写真に写ってる姿ずっと変わってないからやっぱり天使?
最後に、開かずの間にチラシがびっしり貼ってあったのは
ちょっとすごいなと思ったけど。

キャストは、みんな素朴な感じがした。
藤原令子ちゃんは、ドラマ『デスノート』でたぶん初めて見たけど、
あんまり印象になくて、
今回の役もすごい普通な感じだったので、
これからまだまだ伸びていくんだろうなと思った。
本郷奏多くんは上手いなと思ったけど、やっぱり素朴で、
うん、でもこの映画の場合、みんな素朴なのが合ってるんだろうな、と思う。

舞台挨拶についての話をちょこっと。
登壇者は藤原令子ちゃん、監督の時川英之さん、プロデューサーの増田祐美子さん。
東京で舞台挨拶して、名古屋来て舞台挨拶して、
またすぐ大阪に舞台挨拶しに行くということで、
そんな中わざわざ名古屋に寄ってもらっちゃってなんか恐縮です。
藤原令子ちゃんは、スクリーンで見るより実物の方がだいぶ綺麗だった。
すらっと立ち姿も素敵で、話し方もしっかりしてた。
結構映画化が決まってから映画ができるまで慌ただしかったみたいで、
その辺の裏話とか、あとはプロデューサーさんならではのお金の話とか、
いろいろ面白かった。

やはり映画は映画館で観るのがいちばんで、
シネコンもいいけど今日行ったみたいなちっちゃい映画館にも、
これからもがんばってほしいな、と思った。







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