勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『レインツリーの国』(2015年11月30日 月曜日 20時00分)

土曜日に観た映画。

採点:☆☆☆☆★

原作は、『図書館戦争』の小牧と毬江ちゃんの想い入れのある本という設定なので、
読みたい気持ちとイメージを壊したくない気持ちと混じりつつ読んだんだけど、
(ちょっとだいぶ前だからあんまり詳しく覚えてないけど)
印象としては、なんか最後が尻すぼみっていうか、
唐突に上手くいって終わったような気がして、
自分では、こんなもんかぁって感じだったような。

映画化が決まった時は、伸もひとみも自分のイメージと違うなぁと思った。
玉森裕太くんも西内まりやちゃんも、
演技をそんなに見たことあるわけじゃないんだけど、
玉森くんはまず関西弁のイメージがなかったし、
まりやちゃんはちょっと可愛すぎる感じがしたし。

でもせっかくなので、観に行ってみた。
ってか、『図書館戦争』続編やるからそれに合わせての映画化だと思ってたんだけど
まったく関係ないんだね。
『図書館戦争』のドラマでも、本の題名違ってたし。

まぁそれはいいとして、
原作読んだ印象とか、キャストのイメージとかで、
そんなに期待してなかったんだけど、意外にも結構良かった。

ここからはネタバレ。

見終わった後思ったのは、原作の時に唐突に上手くいって終わった感じがしたのは、
結構ささっと読める原作だったせいかな、と思う。
映画になって、すごい丁寧に描いてくれたおかげで、
2人の関係性とか、ひとみが心を開いていく過程が、
ちゃんと心に入ってきた気がする。

最初のデートの場面とかは、自分はひとみの耳のことをわかって観ているけど
やっぱりちょっともどかしい気持ちになったし、
ひとみがデートの最後に伸に謝る場面では、すごく悲しさとせつなさが伝わってきて、
ちょっと泣きそうになった。

あと、途中のシーンでは、
会社の人にひどいことをされて、伸とミサコの現場を目撃して帰った時に、
お母さんが何も言わず抱きしめてくれるところとか、
伸のことを忘れたお父さんが家族写真をじっと見つめるシーンとか、
あとはラストに、ひとみが電車の中で髪をかきあげるシーンとか好きだな。

逆にちょっと好きじゃないシーンも書いておく。
次のデートの、ひとみが突き飛ばされるくだりは、
あれは耳がどうこうじゃなくて、誰に対してもあんなことしちゃダメだよね。
そのあとの伸とひとみの喧嘩につなげるためのエピソードとはわかってるけど、
あそこで伸が、「耳が聞こえないのに何するんだ」的な怒り方をするのは、
ちょっと違和感があったなぁ。
(まぁこれは原作でも同じだったと思うけど)

あとはやっぱり、会社内でこそこそ悪口言ってる人たちとかのシーンを見ると、
自分はああはならないようにしよう、って思うね。

演出的なところでは、『フェアリーゲーム』の説明に出てくるキャラクターが
あんまり好きじゃなかったっていうか、
なんかこの映画に似合わないような・・・。
もっとファンタジックな感じがいいなぁ。

キャストも、イメージ違うとか思ってたけど、良かった。
玉森裕太くん、どストレートに人に気持ちを伝えようとするキャラクターが似合ってたし、
なんていうか、こんなこと言うとファンの方に怒られそうだけど、
イケメンじゃないところがいいと思う。
かっこいい人がこの役やったら
ただキャーキャー言われるだけの映画になっちゃうと思うんだけど、
なんか、いい意味で普通の人っぽいけど存在感がある、っていうのがいいと思う。
西内まりやちゃんは、やっぱりちょっと、
ひとみをやるには可愛すぎるとは思った。
ぜんぜん野暮ったくないし、髪切った後確かに前よりは良くなったけど、
元がいいからじゃん、って思っちゃうし。
ただ、キャラクターとしては、とてもひたむきな感じとか、
自分の障害に対して敏感なところとか、すごくうまく演じていて、好感が持てた。
脇を固める人たちも良かったな。
麻生祐未さんいいなぁ。高畑淳子さんも良かったし。
何気に伸の会社の先輩の阿部丈二さんのキャラクターも好きだな。

障害を持つ人がどうこう、とかじゃなくて、
単純にラブストーリーとしてすごく素敵だなと思ったし、
これを小牧が毬江ちゃんに薦めたとしたら納得、と、
原作読んでからずいぶん経って自分的に腑に落ちた。







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