勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









畠中恵『たぶんねこ』(2015年12月23日 水曜日 20時00分)

畠中恵さんの『しゃばけ』シリーズ、第12弾だって。
もうそんなに出てるんだねぇ。

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今回も、ひとつひとつの話は短編なんだけど、
若だんなが最初に兄やたちと交わした5つの約束を
破る出来事が次々に起こるという連作短編の形。

最初に約束したことに対してそれを守れない出来事がどんどん起こるのに
若だんながそれを気にしてない風だったので、
最終的にどんでん返しでもあるのかな、と思っていたんだけど、
そうでもなかったな(あ、これネタバレか)。
でもひとつひとつの話はとても面白かった。

ちょっとずつ感想。

跡取り三人

なんと若だんなが、仕事をするという話。
若だんな含め3人の大店の跡取り息子が、大貞の提案で、
誰がいちばん仕事ができるか競争。
若だんなは仕事を探すところから一苦労だけど、
持ち前の賢さで仕事をこなす姿はやっぱりすごいね。
そしてこの競争には裏が・・・という展開も面白かった。

こいさがし

若だんなが今度は縁談の仲人に。
江戸のお見合いってのは、
ちょっと顔を合わせるだけで言葉も交わさないものだそうで、
そんなんで相手決められるかよ、って思っちゃうんだけど、当時はできてたんだね。
そんな簡単なお見合いが簡単に終わるはずもなく、
ハチャメチャだけど結果いい感じに終わって良かった。
於こんちゃんの正体が可愛い。

くたびれ砂糖

栄吉が修行に出ている店の、3人の小僧にまつわる話。
栄吉にも後輩が出来たはいいけど、
わがままな小僧たちに、なかなかお菓子の腕をあげる暇もないようで・・・。
こんな後輩3人も抱えてたら大変だろうなぁ。
腹いせにあんなことするような子はダメだよなぁ。

みどりのたま

とある人が記憶をなくしちゃう話。
読んでる方は誰だかわかるから、話してることも筋が通ってるんだけど、
記憶をなくした当人にとっては作り話のように聞こえるというのが面白い。
そして最終的に記憶を取り戻すきっかけになるのは
若だんなじゃなくてあの人だったんだね。

たぶんねこ

若だんなが江戸で暮らしたい幽霊の騒動に巻き込まれちゃう話。
後半、若だんな絶体絶命の大ピンチだったけど、
やっぱりそこはいいところで助けに来てくれる頼もしい人(?)たちが
周りにいるんだな。
最終的に幽霊の生き場所(あれ、なんか変だ)も見つかって良かった。







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