勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『レッドタートル ある島の物語』&『聲の形』(2016年09月22日 木曜日 20時33分)

なんかホント最近アニメ映画ばっかり観てるなぁ。

レッドタートル ある島の物語

採点:☆☆☆★★

セリフがないというのを事前にニュースかなんかで読んでいたので、
ちょっと懸念はしていたんだけど、
見事に心地よい眠りに誘われる映画だった。
なんとか寝ずに最後まで観たけど。
でも、それはそれで、この映画の正しい観方のような気もする。
ゆったりと流れる時間を追っていくような物語。
ただ、ちょっと解釈が難しい映画だな、と思った。
結局、ふぅんって思ったくらいで終わってしまったかな。

ここからはネタバレ。

まず、映像の話。
絵のタッチとか、質感が結構独特で、
この雰囲気自体は嫌いじゃないんだけど、
この物語にこの絵はちょっと暗いのかな、という感じがした。
まぁ、実際描いているのは無人島での『普通の生活』なので、
絵の質感もこうなのかもしれないけれど、
もうちょっと、わ~綺麗だな~って思うようなキラキラ感がないと、
セリフもない映画だから、自分は観続けるのに結構きつかったかな。
でも、海の底から水面に向かって泳いでいくところの絵とかは綺麗だったし、
子ガメとかカニとかの動きが可愛かった。

物語は、最初の方は、自分が無人島に流されたらとか、
あの狭い岩の隙間に落っこちたときにどうやって這い上がればいいのかとか、
自分に置き換えて想像しちゃうので、すごい怖かったんだけど、
3人での穏やかな暮らしとかは良かったと思う。
ただ、そういうもんだと思って観ればそれまでなんだけど、
なんで赤ガメは、自分を殺した相手のもとに
女として戻ってきて愛し合うようになったのかとか、
なんで子供は、海へ帰っていったのかなとか、
どう解釈すればいいのかわからないまま進んで終わってしまった。
パンフレットに作家の方の解釈が書いてあって、
なるほどそう観ればそうなのか、と思ったけど、
観てるときはわかんなかったな。

万人受けする映画ではないし、
悪くはないんだけどそんなに好きな映画でもなかったかな、という印象。

聲の形

採点:☆☆☆☆★

良かったんだけど、ポップで可愛らしい絵に反して結構重い話だった。

ここからはネタバレ。

序盤は、小学生の未知なるものに遭遇した好奇心による行動なんだろうけど、
やっぱりいじめは観ててすごい嫌な気持ちになったし、
いじめのシーンに軽い音楽が流れるのも違和感があった。
いじめたのを一人のせいにしたり、今度はその子を標的にするクラスメイトも
なんだか嫌な感じだったし。

将也が硝子と再会してからの物語は、自分もいろいろとわかる部分があって、
結構物語に入り込めたな。
どういう距離感で人と付き合っていけばいいのか、っていうのは、
未だに自分もよくわからなくて悩むことばかりで、
友達ってどうしたら友達なんだろう、って考えるのすごくわかるし、
なんか距離を置いてしまったり、上手く話せなかったりっていうのわかる。

そして、昔自分がしたことに対する罪の意識とかも。
自分は、いじめとか犯罪まがいのこととかはしたことないけど、
ちょっと言ってしまった一言が、相手を傷つけていたんじゃないかって
ずっと思い悩んでしまったりとか、
逆に、人にされたことで自分が傷つくと、それがずっと拭い去れなかったりとか、
人って一度間違いを犯すとなかなかそれをなかったことにはできないから、
将也がなかなか自分を解放できないのもわかるな、と思った。

将也だけじゃなくて、たとえば川合が、自分はいじめてないつもりでいたりとか、
自分は正しいって思っちゃうところとか、
植野が思ったことをぽんぽんいっちゃうけど実は傷ついてるんだろうな、とか、
それぞれのキャラクターに、共感できるところがあった。

2人が再会して、そこから徐々に、友達も増えてきて、
でも結局またみんなを傷つけてしまう、
そこまではすごく良かったので、そこからの部分をもっと丁寧に行ってほしかったな。
硝子が自殺しようとしてそれを助けようとして自分が重症になって、
それで丸く収まって終わり、っていうのが、ちょっと納得いかなかった。
みんなを傷つけてしまったあと、どうやってまた自分を取り戻すのか、
っていうところが興味深かったので、
そこでこの展開っていうのは、すごい重いシーンでもあったし、
唐突にみんなが繋がっちゃった感じがした。
まぁ、最終的に、将也が自分の世界を広げられたことは良かったと思うけど。
大事なのはここからだよね。

キャラクターは、みんな可愛らしい感じだった。
すごい漫画ちっくな絵だったけど、原作の漫画があるのだな。
唯一、永束だけ異次元の人だった。

あ~あと、何気に岐阜映画3作目だ。
なんか流行ってんのかな岐阜。
でも、同じ岐阜でも3作とも自分が住んでるところと微妙にずれてるから、
賑わってる感はないけど。

ということで、良かったんだけど自分的にはもう一歩だった。







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