勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









映画『カメラを止めるな!』(2018年08月11日 土曜日 20時42分)

採点:☆☆☆☆★

普段日本映画ばっかり観てるけど、
この映画は知ってる俳優さんも全然いないし、
全く知らない映画だった。
今思えば、すごいちっちゃい映画館で予告を見たような気もするけど、
何だこれって思ったくらいで気に留めてなかった。
最近、めざましテレビで、面白くて口コミで広がってるという紹介をしてて、
ちょっと気になり始めてたら、
TOHOシネマズのおっきいシアターで朝から晩まで上映が始まったので、
観てきた。
感想を書き始めるとネタバレ始まっちゃうので先にひとことで言うと、
観終わった後、清々しい。
面白かった!

ここからはネタバレ。

大きく分けると3パートなので1パートごとに書く。
まず最初のパートは、ゾンビ映画。
最初は、なんかカメラすごいぶれるなぁとか思いながら観てたんだけど、
割と最初の方で、あれ、これさっきから1カットだな、と気づく。
普段血がいっぱい出る映画とか苦手なので、
若干気持ち悪くなるシーンもあったんだけど、
それよりも、これずっと1カットですごいなという目線で観ていた。
そのうちに、カメラに血のりがついて、これどうするんだろと思ってたら、
普通にレンズ拭いてて、
あれ、これってカメラマンが存在してる前提で撮ってる?と思い始める。
カメラマンが転んだような撮り方とか、
カメラ止めてとかセリフで言ってるとこもあって、
もうひとつ外側に何か存在してるんだなってのはなんとなくわかる。
あとは、観ていて違和感はいろいろ感じるんだよね。
あれ?あの人なんであんな行動した?とか、
なんでそこにそれが落ちてる?とか、
そのシーンどんだけ引っ張るんや?とか。
でも、違和感は感じるけど、ゾンビ映画と思って観てるので、
その場ではそのまま過ぎていくんだよね。

2パートめになると、1ヶ月前に遡り、
1カット生放送のドラマだったことが明かされる。
ここで、あ、なるほど、
1パートめのドラマの裏側を最後にやるんだな、ってのは気づく。
ここでいろんな演者の背景が明かされて、
3パートめに繋がっていくのは面白い。
欲を言えば、
ラストのカメラが上に引いていくのは
クレーンでやるつもりだったこととかの他にも、
アドリブにならなかったら実際こんなドラマになってたってのを
もうちょっと映像で観たかった気もする。

そして3パートめで、
1パートめで感じていたいろんな違和感の正体が明かされていくんだけど、
これがイチイチなるほどねって思うのばっかりで面白かった。
あのシーンは場を繋ぐためにあんなに引っ張ってたのか、とか、
あそこであんなカンペ出してたのか、とか、
あの人のあれは演技じゃなくてマジだったのか、とか、
いろいろ面白かったし、
ラスト、お父さんとの肩車の写真から娘があのやり方を思いついて、
残り15秒からカットがかかった時には、
自分が撮ったわけではないのになんかすごい清々しい気持ちになった。

いろんなものが最後に繋がる映画とか、
映画の外側を描いた映画が他に無いわけじゃないけど、
すごく素直で面白い映画だなと思った。

そして、3パートと書いたけど、エンドロールが4パートめでもある。
生放送じゃないけど1パートめは実際1カットで撮ってるわけで、
しかも3パートめに繋がるために、
裏でそんなことが起こってたんだって思わせるようにしないとダメで、
これはすごい計算して撮らないと成立しないと思うんだよね。
その1パートめを実際撮ってる様子がエンドロールで流れて、
これもまたなかなか感動ものだった。

口コミで広まらなかったら知らずに終わってた映画だったので、
観られて良かった。







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