勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「大洗にも星はふるなり」(2009年12月02日 水曜日 22時37分)

採点:☆☆☆★★

面白くなかったわけではないんだけど、
終わってみると、こんなもんか、って感じだったかな。

映画のチラシを見たときから思っていたんだけど、
「一人のアイドルを巡って、男たちが集められる」っていうシチュエーション、
私は自分のレビューを書いてから人のレビューを読むので、
まだ他の人がどういう感想を持ったかは見てないけど、
でもきっといろんな人が書いてるだろう、「キサラギ」というキーワード。
オープニングのタイトルバックを見て、ますますそんな予感が広がり、
これは面白いだろう、ってわくわくしてたんだけど、
肩すかしをくらってしまった。
他の映画と比べてどうこう言うのはナンセンスだとは思うんだけど、どうしてもね。

軽くネタばれ入った感じがするけど、ここから本格的にネタばれ。

まず、前半は、一人一人の妄想を、弁護士の関口が暴いていく。
妄想シーンは、妄想する人によっていろんな顔を持った
江里子(=戸田恵梨香ちゃん)が可愛いし、
笑えるセリフや杉本のキャラ崩壊も楽しいんだけど、
肝心の、真相を暴くところが弱い。
どうせやるなら、なるほどそういうことか!って感心したり、
やっぱりそうか!って思うような伏線から繋がっていく感じがほしいんだけど、
そうならないで、あっさりと妄想が切り捨てられちゃうところがなんだか物足りない。

後半、松山のアメリカ行きの話が出て、
ここからまたひと悶着面白いことがあるのかと思えば、
急に杉本がまともになってしんみりさせる演出。
ここでもう既に、どこへ向かおうとしてるんだ、って思ったけど、
その後さらに、突然登場した林によって、何の驚きもない手紙の真相と、
脳腫瘍に立ち向かうというまたもやしんみりさせたいのかなんなのか、な演出。
後半はほとんど、なんだこんだけかよ、で終わってしまったなぁ・・・。
(最後に「どうしよう」を「脳腫瘍」と聞き間違えてたってのは笑えたけど)

キャストはとにかく、山田孝之くんが非常に光っていた。
バシッと決めた(?)気障なキャラから、ストーカーキャラまで、
壊れ具合とセリフの言い回しが最高に良かった。
逆にいえば、そのほかのキャストはあまり個性がなく、
キャラが引き立っていなかったように思う。
佐藤二朗さんも、キャラクター的には面白かったんだけど、
アドリブなのか、セリフを間違えそうになったのをごまかしてるのか、
ちょっと歯切れの悪いセリフ回しが気になった。
こういう映画って、バシバシたたみかける感じの方がスピード感もあって面白いから、
脚本が巧くできているならば、変にアドリブとか入れない方がいいように思うんだけど。

ということで、特に感動することもなく、変にものすごくがっかりすることもなく、
こんなもんか、な感想で星3つ。







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