勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「トイレット」&「東京島」(2010年08月29日 日曜日 22時49分)

映画を見に名古屋に行ったら、どまんなか祭りをやっててすごい人だった。
夜、名古屋駅を通ったら、本日最終営業日の松坂屋の閉店時間で、すごい人だった。
カメラとかビデオで閉店の様子を撮ってる人もいたけど、どうするんだろうそんなの。

トイレット

採点:☆☆☆☆★

洋画だと思って予告編を見てたら、もたいまさこさんが出てきて、あれ?となった。
で、調べてみたら、「かもめ食堂」の監督の最新作だった。
なんだかもたいさんが良さそうだったので、見に行ってきた。

「かもめ食堂」「めがね」を見に行ったのは、確か名演小劇場だった。
その名の通り、こぢんまりとした、学芸会とかやれそうな映画館。
(この映画館の雰囲気結構好き)
それが、今回の映画は、ミッドランドスクエアだなんて、大出世。
でも、そんなに人入ってなさそうだよなぁ、なんて思いながら見に行ったら、
なんのなんの、満員じゃないの。びっくり。
こう、じわじわと、口コミで浸透して広がっていった感じなのかな。

さて、そんな映画「トイレット」。
これまでの作品で感じたのと同様、特別何が起こる、というわけでもなく、
ちょっとしたエピソードの積み重ねなんだけど、なんだかほんわかとあったかくなる。

ここからはネタバレ。

母親が亡くなって、残された兄弟3人の元にいるのは、謎の「ばーちゃん」。
母親が呼び寄せたらしい日本人のばーちゃんは、彼らの本当の祖母なのかも疑わしく、
そしてどうやら金持ちらしい。
このばーちゃんが何者なのか、ラストで謎が明かされる衝撃的な展開の映画、ではない。
言葉の通じないばーちゃんと兄弟たち。
お互いに歩みよる、というか、一緒にいるうちに、
兄弟たちからいつの間にか歩みよっていっている感じなんだけど、
だからと言って劇的に感動に包まれる家族愛の映画、というわけでもない。
じゃあなんなんだ、と言われると、何もない。
なんだけど、なんだかじわじわとくる。
ばーちゃんと3人が、ちょっとずつ歩みよっている(ように見える)ように、
なんかちょっとずつ、あたたかさが込み上げてくる。

しかも今回、見事なオチまで付いている。
ばーちゃんが亡くなった後につけられたウォシュレット。
ほしがっていた主(というか、本当にばーちゃんのため息の原因がこれだったのかは疑わしい)
はいなくなってしまったけど、ウォシュレットを使ってみたレイの嬉しそうなこと。
そして、ウォシュレットで思い出してしまったばーちゃんに、思わず涙したあとの、
ばーちゃんトイレ流されオチ。素敵。

映画見ていて餃子食べたくなったりとか、
エアギター見て、そういえば「かもめ食堂」でもたいさんがエアギター出たいとか言ってたなとか、
なんかちょっとしたことに楽しみが見つかるのもこの監督の映画のいいところ。
あと、個人的に好きなシーンは、妹がボーイフレンドに啖呵を切る場面で、
「シャツは7枚同じのを持ってるの!」って言い放つところ。好き。

エンドロールも、この映画のゆったりした雰囲気に、エアギターなんだけど、
なぜか合うよね。
あそこにばーちゃんもエアギターやってほしかったけど。
その後のピアノ曲は、ラストに思わず拍手したくなった。

出てくる人たちも、ちょっと変わった感じの人たちばっかりなんだけど、
すごく愛せるキャラクターばかりで良かった。
キャストが良かったのかな。
もたいまさこさん、すごいいい感じのばーちゃん像。
なんか、変な人なんだけど、可愛い。
ベンチに座ったときに足が下に付いてないところなんて、可愛すぎ。
兄弟3人もそれぞれ良かった。
でも、主人公のレイよりも、モーリーやリサの方が自分的には好きなキャラクターだったかな。
特にリサが気に入った。

ほんわかとあったかく、面白い映画で良かった。
「special thanks to TOTO」にちょっと笑った。
(タイトルの「トイレット」ってどういう意味だろうって思ってたけどそのまんまだったのね)

東京島

採点:☆☆☆★★

う~ん、星3つはちょっとかわいそうかな。でも4つ付けるほどでもないかな。

以前、母親が、今自分が読んでる小説がちょっと面白い、と言って、
小説のあらすじを話してくれた。
数日後、yahoo!映画の「近日公開」映画を見ていたら、それらしき映画を見つけた。
それがこの「東京島」。
母親が読んだ後、自分も小説を読んだ。
なんだかおもしろそうだったので、映画も見に行くことにした。

原作を先に読んじゃうと、どうしても映画と比べちゃうんで、
今回、なるべく原作を忘れて見よう、と思っていた。
なんだけど、結果、映画としては、原作のうわべだけをなぞったような出来。
原作を思い出しながら見ないと、なんだかよくわからないんじゃないか、という感じ。

ここからはネタバレ。

主人公の清子はまだわかるとして、
3番目の夫GMが、記憶を取り戻して、みんなのリーダーになって、
それからまた仲間外れにされてく、その過程がなくいきなりすぎて、
さっきまでリーダーだったのになんで
今度は島に置き去りにされたみたいになってるの?って感じだし、
マンタの二重人格もただの変な人になってるし、
ワタナベの扱いも中途半端。
なのに妙に丁寧に描かれたシーンもあったりして、なんだか重点の置き具合が微妙。
原作を読んでたから、間を補完できてまだ見られたけど、
原作読んでなかったら、訳わかんなかったかも。

唯一原作と違ってちょっと面白いと思ったのは、
東京に帰った清子たちが、どうやらワタナベも一緒にいるらしい、ということ。
チキが歌う歌や、「まだ揃ってないけど」と言ってさりげなく映ってる亀の甲羅とかで、
あ~結局、なんだかんだでワタナベに収まっちゃったのね、っていうのがわかって、
それは良かったかな。

キャストのみなさんは、正直、23人の男、とはいってもその他大勢的な人たちが結構いるので、
これ別に23人もいらないじゃん、と思ったりもした。
その中で、久しぶりに見た窪塚洋介くんは、やはり異彩を放っていて良かったなぁ。
原作のワタナベの人物像にすごく合っていると思った。
それだけに、扱いがちっちゃかったのは勿体ない。
助けがくるシーンなんて、ワタナベの見せ場だったはずなのに、ばっさり無いし。

主演の木村多江さんは、清子をやるにはちょっと美人過ぎたなぁ。
鏡見てショックを受ける顔じゃないし。ダイエットが必要な感じでもないし。
ただ、男たちばかりの島でたくましく生きる女の役を、すごくかっこよく演じられていたと思う。
原作で言っているような冴えないおばさんとは全く違うけど、素敵だった。

自分の感想を書く時点でいつも他の人の感想読まないから、
他の人がどんな感想持ったのかあとで読んでみよう。
特に、原作を知らない人が見たらどうなんだろう、ってのが知りたい。
とりあえず自分としては、原作を読んでたからなんとかなったけど、う~ん、って感じ。







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