勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「雷桜」(2010年10月26日 火曜日 20時00分)

採点:☆☆☆★★

予告の蒼井優ちゃんの、「おまえはおまえだ」に一発KOされて、土曜に見に行ってきた。
でも思ったより、話に入りこめなかったなぁ・・・。
主演の2人はとても良かったんだけど。

オープニングの時点で、既に、あれ?って思ったんだけど、
なんか、カメラワークが微妙・・・。
(しかも柄本くんと高良くんをあんなチョイ役で・・・)
オープニングだけかなと思っていたら、全編通してカメラワークが自分の好みに合わなくて、
それとちょっと浮いた感じのCGも気になっちゃって、
なんか、別に普段そんなに細かいところを気にして見てるわけではないんだけど、
今回は、もっとすごく丁寧で綺麗な感じを想像してたので、
その時点で細かいところが気になっちゃって話に集中できなかったのかも。

微妙にネタバレ入ったところで、ここから注意。

話としては、悲恋とか、身分違いの恋とか、
時代劇版ロミオとジュリエット(だっけ?)とか銘打ってたけど、
自分的には、優柔不断な殿に、まっすぐなユウが振り回されてるように見える。
別れを言いに来たとか、一緒に逃げようとか、やっぱり無理とか、
どっちつかずな感じが、なんかねぇ、はっきりしろよ、と思っちゃうのね。
最後にユウが殿を攫いに来た場面でも、
あそこでびしっと我慢すればびしっと決まったと思うんだけど、
結局顔を出そうとして止められる、みたいなことをやってるのが、なんかなぁ。
ユウはあんなに一生懸命なのに、殿は何をやっとるんだ、と思ってしまう。

2人が深い関係になるまでの描写が弱かったから、余計にそう感じたってのもあるかな。
殿が療養に来てから帰るまでの間、季節は移り変わっているんだけど、
映像的には一連の流れで済ませてしまっているので、
なんか、昨日今日遊びに来て、じゃあ明日帰るわ、みたいな感じに見えてしまう。
だから、迎えに来るという言葉にそんなに執着するかなぁ、って思っちゃうのね。

あとは、小屋を焼かれたからってユウが里に下りてくるかなぁってのが
いちばん疑問だったかも。
今まで20年間、山で暮らしてきたんでしょ。
オヤジさんの思いを感じ取ったのかもしれないけど、それにしても、
なんか別にひとりで暮らしていけるんじゃないのか?と思ってしまった。

後半はちょっと怖かったなぁ。
人の斬り合いとか、切腹とか。
切腹の場面、腹を斬ってからが長かったから、ずっとおなかを押さえていた私・・・。

ラストはあぁなるだろうという想像はついたけど、
18年でみんな変わってなさすぎじゃないかと思う。
あと、殿が鷹が戻ってきたのを見て、自由に飛べというところで、
綺麗にオチがついているのだから、18年後は蛇足な感じがした。

あ~なんか、文句ばっかりの感想になっちゃったよ・・・。

でも、冒頭にも書いたとおり、主演の2人はとても良かった。
蒼井優ちゃんはすごい。
恋というものが何かを知らず、それでも本能のままに殿と向かい合う強さ、
山の中で生きていくたくましさ、でもその中に潜む繊細さ、
そういうのは優ちゃんにしかできないと思う。
岡田将生くんは、ちょっとひ弱そうな殿がよく似合っていた。
最初に見たころと比べると、どんどん演技が上手くなっているな、と思う。

主演の2人の演技目当てで見るなら、すごく満足できると思う。
でも、物語と撮り方は私には合わなかった。







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