勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









『名探偵コナン から紅の恋歌』(2017年04月15日 土曜日 16時49分)

採点:☆☆☆☆★

平次と和葉がメインということで、
久々にめちゃめちゃ楽しみにしてた映画。
(こんなに楽しみにしてたの『迷宮の十字路』以来かも)
余計な前知識入れたくなかったのと
前に予告編で見て楽しみにしてたら予告にあったシーンが
本編になかったことがあったので
予告編は見ないようにしていたんだけど、
『迷宮の十字路』のDVD見直したり倉木麻衣ちゃんの主題歌リピートしまくってたら
自分の中で勝手にどんどんハードル上がって待ちきれなかった。
結果的に、あまりにもハードル上げすぎてそこを超えなかった感はあるけども、
面白かった。

ここからはネタバレ。

なんか今回、ちょっとした笑えたりほほえましかったりするシーンが
多かったような気がする。
ホントにちょっとしたシーンだったのでパッと思い出せるのが少ないんだけど、
平次が心の中で「乳でかっ」って言ってるところとか、
テレビ局から脱出した後に川に浮かんでるコナンくんと平次のやりとりとか。
そういうくすぐり的なシーンは自分好みだな。

テーマが競技かるたということで、
自分も中学の時百人一首大会があったのでかなり歌を覚えたことがあって
『しのぶれど~』とか『瀬をはやみ~』の歌好きだから出てきたの嬉しかったし、
競技かるたの奥深さも興味深かったし、
『しのぶれど~』の歌は和葉ちゃんにぴったりだと思うし、
和葉ちゃんが自分の恋の行く末のために必死になってるところとか、
大事な場面ではやっぱり平次を思い出すんだなとか、
そういうのも良かった。

全体的な盛り上がりとしては、
平次と和葉がビルに取り残されるというクライマックス的なシーンが
割と早めにおとずれてしまったので、
最後にバイクで脱出するシーンも良かったんだけど、
盛り上がりがそっちの方が少なかった感じはしたかな。
ただ、「手離したら殺すぞ」とか、「言わなあかんことがある」とか、
あと最後に落ちそうになった和葉の手を掴むとか、
これまでの原作を思わせるセリフやシーンがあったのは、
2人のファンとしては嬉しくもあり、
でも新たな名台詞も聞きたかったなという思いもあり。

クライマックスで思い出したけど、
絵も映画が回を重ねるにつれてどんどん綺麗になっていくね。
昔の映画は青山剛昌先生が作画担当したところと他のシーンに
ものすごく絵のギャップがあって違和感あったんだけど、
最近はほとんどなくなった気がする。
それだけに、クライマックスで平次がバイクに「和葉乗れ」って言う
大事なシーンだけなんであんな絵だったんだろう、っていう不満はあるけど、
全体的には綺麗だった。

今回、本来コナンではメインのはずの推理部分も、
割とちゃんとしていたような気はした。
かるたが無事だと知ったときの阿知波会長の態度で、
あ~あのかるた処分したかったんやな、こいつ犯人やな、ってのは
すごくわかりやすかったんだけど、
全体的に推理に無理がない感じはしたし、
実は会長が奥さんをかばっていたというのは、なるほどな、と思った。

映画のメインキャラクターとして出てきた紅葉ちゃんは、
まぁ聞き間違いだろうなとは思ってはいたけど
ずっと一途に想い続けてきたのに告白を間違いで片付けられて
ちょっとかわいそうな感じはしたけど、
潔く撤収するところとか(車に缶つけてたのは笑った)、
和葉ちゃんを素直にライバルと認めて
「葉っぱちゃん」から「和葉ちゃん」と呼ぶところとか、
なんか嫌みのないキャラクターで結構好きだな。

ゲスト声優の吉岡里帆ちゃんは、割と上手だった気がする。
ちょっと、あのキャラクターと声のトーンが合ってない気はしたけど、
そんなにめちゃくちゃしゃべるシーンが多くはなかったし、
良かったかな。
宮川大輔さんはちょっとひどかった。
そのまま宮川さんだし、下手だったし・・・。
重要なシーンで出てたので余計に気になったかも。

あとは、映画前に覚えるくらい聴きまくってたけど、
倉木麻衣ちゃんの主題歌エンディングも良かった。
『迷宮の十字路』の、毬持った女の子が走ってくエンディングもかなり好きなんだけど、
今回も、京都の風景とか紅葉とかが綺麗で曲に合ってたし、
最後に実写版(?)和葉&紅葉が出てきて
『ものやおもふと~』の札が飛んでくるところとかも好きだな。
(欲を言えば、ほぼシルエットではあったけれど、
和葉ちゃんがもうちょっと可愛い人だったら良かった)

これでだいたい語りつくしたかな。
平次は映画になると、初恋の人やら許嫁やら出てきて慌ただしいですな。
でも和葉ちゃんが『しのぶれど~』の歌送っても
きっと鈍感だから意味わかんないんだろうな。
そこが平次のいいところ(?)。
新一は、蘭ちゃんの歌に対して『瀬をはやみ~』で返すとか、
完全にもうできあがっとるやないか~。
そんなこんなで、面白かった。



『夜は短し歩けよ乙女』&『暗黒女子』(2017年04月08日 土曜日 17時27分)

夜は短し歩けよ乙女

採点:☆☆☆☆★

原作は未読。
ポスタービジュアルだけ見て、これぜったい私の好きなやつだ!と思って
観に行ってきた。
予想を裏切らない絵の素敵さと、目まぐるしいストーリー展開で、
すごく面白かった。

ここからはネタバレ。

これをなんて表現したらいいのかわからないけど、
こういう平べったい感じ(?)の絵のテイストとか、
ポップでカラフルな感じとか、すごい私好みなんだよね。
もうそれだけで、自分的には観る価値ある。
その絵がいい具合にアニメーションとして動いていて、
オープニングからすごい可愛かったなぁ。

そしてストーリーは、夢とも現実ともつかない、
一夜で春夏秋冬を巡っちゃう展開で、
次々いろんなことが起こる目まぐるしさは
『不思議の国のアリス』みたいで好きだった。
まさに、タイトル通り、短い夜の中に、いろんなことがぎっしり詰まった映画だった。
セリフの量がものすごく多かったので、
たぶん半分くらい理解する前に置いて行かれてる気がするんだけど、
それでストーリーがわかんなくなるほどではないし、
ストーリー展開も速いけど、なんか中毒になりそうな感じだね。
何回も観て新たな発見をしたくなる。
1回観た感じでは、パンツ総番長の想い人の正体がわかるところとか好きだな。
キャラクターもみんななんかどっか変だけど愛らしかった。

声も良かった。
星野源さん今までも声で出演してる作品はあったけど、
割とそのまんま星野源さんだなって思うことが多くて、
でも今回は先輩のキャラクターに合ってたな。
乙女役の花澤香菜さんも、たぶん知らない人だけど可愛かった。
あと、個人的に中井和哉さんが好きなので、樋口師匠良かった。

結構楽しみにしていた映画だったので、
期待を裏切らず面白くて良かった。

暗黒女子

採点:☆☆☆☆★

楽しみにしていた映画だったんだけど、
清水富美加ちゃんのなんかいろいろがあって、
ちょっと観る気をなくしていた作品。
なんだけど、結果的に観て良かったな。面白かった。

ここからはネタバレ。

みんながみんな褒めたたえる人は、実は裏の顔があって、
でもその人が黒幕かと思いきや実はただのストーリーテラーだった人が真の黒幕、
っていう、予想していた通りの展開だったので、
もうちょっと何かあっても良かったかな、とは思うけど、
ひとつひとつのシーンが丁寧で綺麗だったので、最後まで楽しめた。
自分の高校時代とか、こんな華やかな世界ではなかったので、
共感できるとかそういうのは特にないんだけど、
自分が物語の主人公になりたいとか、自分の中にある秘密とか嘘とか、
そういうのは、女の子特有のものなのかな、と思う。
男子校ではこういう物語は生まれんからね。

それぞれの小説を朗読し終わって、いつみの小説で真実が明かされるときの、
あぁ、あの時のあの行動はそういうことだったのね、っていう楽しみはあったな。
あと、予想していた通りの展開だった、と書いたけど、最後はかなり衝撃的だった。
ビーナスの腕、そこで伏線回収されるとはぜんぜん思ってなかったし、
闇鍋の正体は驚愕だった。
物語の冒頭からずっとあったのに、気にして観てないとびっくりさせられるなぁ。
そこまでは、別に後味の悪いミステリーじゃないじゃん、とか思って観ていたので、
一気にうわぁってなった感じだった。
でもよくよく考えてみたら、富美加ちゃんが引退の時に、
人の肉を食べる役がどうとか言ってたような。ネタバレやったんかい。

キャストは、知ってる子も知らない子もいたけど、
それぞれがキャラクターをうまく演じていて良かった。
清水富美加ちゃんは、結構元気な役のイメージが強かったんだけど、
こういう抑えてしゃべる演技もいけるなと思った。
それだけに、やめるのもったいない気がするけど。
飯豊まりえちゃんは、『MARS』の頃はそんなに興味なかったけど、
今回の役は良かった。
太陽のような子から、悪役になったときの表情の変化とか、上手だった。
あとは、玉城ティナちゃんの呪いのシーンは本気で怖かった。

後味が悪いよりも、若い女優さんたちの演技が瑞々しい映画だったな。



『天使のいる図書館』(2017年03月18日 土曜日 17時03分)

採点:☆☆☆☆★

ポスターが可愛い雰囲気だったので、気になって観てきた。
ちょっとコミカルで、ハートウォーミングなお話で、良かった。

ここからはネタバレ。

相手が何を望んでいるのか、相手の立場に立って物事を考えるというのは、
図書館のリファレンスサービスじゃなくても難しいことで、
さくらの場合、知識もあるし、
困っている人を見かけたら声をかける、人に何かしてあげる、
そういう根本的に優しいところもあるのに、
自分がこうだと思ったらそのように進んでしまう、
知識に基づいて行動はするけど深いところまで考えられない、
極端な性格なんだな。
だから、泣ける本と言われて拷問の本(!)を探してきたり、
勝手に写真の場所に関する本を持ってきたり外に連れ出したり、
なんかずれたことをしている。

でも、結果的に、拷問の本が気に入られてたり、
最終的には弟の彼女になってたり、
写真の場所に連れて行ってもらうことで思い出がよみがえってきたり、
なんかうまい方向にことが進んでいくというのが良かったな。
空から羽根が落ちてきて、図書館に天使がいるかのような演出だけど、
さくら自身が実は不器用な天使なのかな、という気がする。

そして、おばあさんをはじめとする人とのふれあいの中で、
さくら自身も成長しているのが良いなと思う。
なんだかんだ言って、みんなに好かれてるな~と思うし、
非合理的だとか言いながらも恋愛小説を読んで企画にするあたりとか、
いろんな人に出会う前だったらなかったんだろうな、と思う。

誰かに何かしてあげたいけど、どうしていいかわからない思いは、
きっと誰にでもあることで、
そして失ってから、何もしてあげられなかった、って後悔が襲ってくるんだよね。
私も、もう会えなくなってしまったいろんな人を思い出した。
きっとあの人は幸せだったんだろう、っていうのは、
生きている人の願望というか、自分を納得させるための言葉かもしれないけど、
おばあさんは最後に想い人に会えて幸せだったんだろうと思う。
ちょっと急に、劇的な恋愛ドラマみたいな演出だったけど。

キャストもみんな良かった。
小芝風花ちゃんがすごく可愛らしかった。
すごく生真面目でしっかりしてるように見えて、田んぼ落ちたりしてるところとか、
ギャップが可愛いし、
おばあさんと出会って、感情が徐々にあふれ出てくるところとかも良かった。
自分の知識を話すときの独特なしゃべり方の時の、声が綺麗だなと思った。

ほっこりとあたたかいお話で、面白かった。



『彼らが本気で編むときは、』(2017年03月04日 土曜日 20時55分)

採点:☆☆☆☆☆

先週観に行けなかったのでやっと観られた。
荻上直子監督の作品は好きなのが多いので結構楽しみにしていたんだけど、
期待を裏切らず、すごく自分好みな作品だった。
というか、今までの荻上監督作品の雰囲気はありつつも、
以前より観やすくなったというか、洗練された感じがする。

ここからはネタバレ。

こういう言い方をすると、それこそ特別扱いしてるように思われるかもだけど、
LGBTの人と友達になりたいな~というのを最近よく思うんだよね。
自分自身はそういう、同性が好きとか異性になりたいとかはないけど、
そういうのに理解がある方だとは思っていて、
でも、そう思ってるのは自分の周りでそういう人に
出会ったことがないからかもしれない。
だから友達になりたいと思ってるのかも。

だから、こういう映画を観ると、こういう家族の在り方もいいじゃん、
ただ昔男性だったってだけじゃん、って思う。
カイのお母さんみたいに、そういうのに理解のない人もいて、
それはそれで、その人にはその人なりの考えがあるんだろうな、とは思うけど、
自分はいいんじゃないかなと思う。
リンコとマキオはすごく幸せそうだし、
トモをはじめとする、2人に関わっている皆さんもとても素敵だと思った。
リンコのお母さんの、我が子を大切にする気持ちはすごくいいなと思うし、
好きになったらどんな人であれ受け入れるマキオもいいと思うし、
なんかこういうのが当たり前でいいんじゃないかと思う。

リンコの、女性より女性らしいやさしさと包容力は、
自分のこれまでの経験から生まれたものなんだろうなぁ。
怒りがわいてきた時には怒りが通り過ぎるまで編み物するとか、
(編んでいたものの正体にはちょっとびっくりしたけど)
糸電話で会話したり、ラストにトモにあげたプレゼントだったり、
なんか全部が愛おしくなった。

それと、3人の絆というか、会話の中に流れる空気とか、すごく絶妙だなと思った。
だから、トモがお母さんのところへ戻る決意をしたときに、
すごくせつなくなったけど、
でもあれは、リンコが母になれないとかそういう理由じゃなくて、
やっぱり子供の本能なんだろうなぁ。
リンコが普通に女性であっても、トモは最終的にお母さんを選んだだろうと思った。

キャストもみんなすごく良かった。
生田斗真くんは、ジャニーズにいて損してる気がしてしまうんだよなぁ。
ネットとかで映画の宣伝があっても、ポスターに斗真くんだけ載ってなかったりとか、
そういうのでも損してる気がするし、
どうしてもジャニーズ=アイドルっていうイメージがあるような気がする。
こんなにいい演技できるんだから、ほかの事務所行っちゃえばいいのに、とか思ったり。
ホントに、すごく包容力のある素敵な女性だった。
顔が美人とかそういうんじゃなくて、なんか美しいんだよね。
桐谷健太くんも、割と元気な役のイメージが強かったので、
こういう落ち着いたやさしい人の役も似合うな、と新発見だった。
柿原りんかちゃん初めて見たけどすごい良かった。
ちょっと人生諦めてるような大人ぶった感じと、子供の感じが絶妙。
りりィさんが出てきたのはびっくりしたなぁ。
もう演技観られないと思って悲しかったので、嬉しかった。
他のみなさんもみんな良かった。

すごく自分好みだったので、甘めかもだけど星5つ。
荻上監督のこれからの作品もとても楽しみ。



『サバイバルファミリー』(2017年02月13日 月曜日 20時00分)

土曜日に観た映画。

採点:☆☆☆☆★

矢口史靖監督の作品は大好きなので、楽しみにしていた作品。
なんていうか、基本コメディだし、矢口テイスト満載だし、
良かったんだけど、
それ以上に、怖いなと思ってしまう作品だった。

ここからはネタバレ。

自分がこういう状況下に置かれたときに、どうなるのかな、と考えたり、
2年半の停電で、鈴木家は生き延びたけれど、
生き延びられなかった人もたくさんいるんだろうな、とか、
そういうことをすごい考えてしまったので、
面白いよりも怖かった。
お父さんが川に流されて、かつらだけ見つかる場面とか、
周りでは結構笑いが起きていたけど、
自分はもう、シャレにならんなこれ、とか思いながら観てしまったし、
食べ物がなくなっても歩き続ける場面とか、
お母さんが野犬に襲われる場面とかもすごい怖かったな。

一方で、電気がなくなっても何としても会社に行こうとするところとか、
スマホとパソコンは持っていくところとか、
電気が戻ればみんな日常に戻っていくところとか、
人間って変な生き物だよなぁ、でも実際こうなるよなぁ、みたいな、
こういう状況下での人間の行動に対しての面白みとかはあった。
あとはやっぱり、バラバラだった家族が、
一致団結していく様子とか、たくましくなっていく様子とか、
そういうのは面白かったな。

キャストも良かった。
矢口監督の作品は、
普通なんだけどちょっとすっとぼけた感じのキャラクターがすごいいいと思う。
小日向文世さんのお父さん、あんなにダメなお父さんなのに、
なんか憎めないところがいいし、
深津絵里さんのお母さんはすごく可愛い。
泉澤祐希くんや葵わかなちゃんも良かった。
あと、途中で出会う、サバイバル能力はあるけどなんか好きになれない家族とか、
突き放してるようで優しい養豚場のおじさんとか、
出会う人たちもそれぞれ面白かった。

この映画の場合はある日突然電気系統が使えなくなるという設定だけど、
震災とかいろいろ、突然こういう状況下になることは十分にあることだし、
なかなか、実際になってみんと危機感がないからダメだよなとは思うけど、
自分もこういうとき生き延びられるようにしなあかんなと思った。



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