勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「君に届け」&「大奥」(2010年10月10日 日曜日 21時15分)

朝から母親と2人で映画を2本見て、その後内田新哉さんの原画展を見てきた。
なんかものすごい歩き疲れた・・・。

君に届け

採点:☆☆☆☆☆

多部ちゃんを見たくて見に行った映画。
なので、そこそこ面白ければいいか、と思っていたんだけど、
予想以上に面白かったしものすごい泣きそうになってしまった。

三連休中日の朝っぱらからそんなに人はいないだろうと思っていたら、
結構いっぱい埋まっていてびっくりした。
中高生くらいの女の子が多かったのかな?
たしか原作が少女漫画なんだよね?

ここからはネタバレ。

とりあえず先に。
いつも映画見るとパンフレット買ってるので、
役名とか俳優さんの名前とかパンフレットでわかるんだけど、
今回売り切れで買えなかったのでここから先役名間違ってるかも。

見る前は、主人公がいじめられる系なのかな、って思ってたのね。
でもいじめとかあるのあんまり好きじゃないから、どうなのかな、って思ってたんだけど、
主人公の周りがみんな好感の持てる子たちばっかりで、安心して見られた。
主人公の爽子が、見た目はちょっと暗いけど、ものすごい素直な子で、好感が持てるのね。
「3秒以上目を合わせると呪われる」って噂が出れば、みんなと目を合わせないようにしたり、
「サダコが来れば幽霊が現れること間違いなし」って言葉に、
「みなさんの期待に答えられない」と申し訳なく思ったり、
見てると笑っちゃうんだけど、ものすごく、
人の言葉をまっすぐに受け止めている子だなぁ、って思って。
そして、何か人の役に立ちたい、と、目立たないところで頑張っている優しい子で。

そういうのを、カゼハヤくん(漢字がわからん・・・)始め、
チヅちゃんやアヤネちゃん(だったっけ)たちが、ちゃんと見ててくれる、
ちゃんとわかってくれる人はわかってくれるんだ、ってのが、いいと思う。

自分も、小中学生の頃は、結構、
仲間外れにされてる子を救済する(って言ったらうぬぼれっぽいけど)側だったので、
なんかすごくわかるんだよね。
ちゃんと話してみると、ぜんぜんそんな仲間外れにされるような子じゃないし、
いいところをいっぱい持ってるんだよね。
大人になって、そういう見方がだんだんできなくなってきているなぁ、というのを、
この映画を見て改めて思ったので、
もう1回、見方を変えてみるようにしよう、と思った。

さて、最初に、「多部ちゃんが見たくて見に行った」と書いたんだけど、
実を言うと、予告見た段階では、あ~なんか、この多部ちゃんは違うかも、って思っていた。
というのも、今まであんまり、作った演技の多部ちゃんって見たことがなかったので、
なんかそんな、暗いっぽい役とか似合わないんじゃないかなぁと思ったので。
でも、見てみたら、ぜんぜんそんなことなくて、やっぱりこのピュアさは、
多部ちゃんにしか出せないって気がした。
ふと心を許した時の笑顔とかすごく素敵だし、
リュウくんに恋愛感情とは何かと尋ねたりするところとか、めっちゃ可愛いし。

三浦春馬くんは、笑顔が爽やかだった。
思い返してみると、私ってもしかして、春馬くんの演技をまともに見たことがないかも。
今、何に出てたっけ?って考えても思い出せない・・・。
まぁとにかく、笑顔が爽やかだなぁと思った。

チヅちゃんとアヤネちゃんも、俳優さんの名前がちょっとわかんないんだけど、
2人とも好感が持てる。
爽子が2人から離れていくところから始まって、仲直りするまでが、
かなり涙のピークだった。
めちゃめちゃ涙をこらえていたら、口角の辺りがぴくぴくした・・・。
逆に、そこまでがピークだったので、その後はちょっとトーンダウンした感じもしたかな。
最後の告白とか、割とあっさりだったし。

リュウくんもいいよね。
爽子と2人で話すシーンも好きだし、チヅの気持ちが兄にあるとわかっていながら、
肉まんとあんまん買って待ってるところも好きだ。
そしてクルミのことを「アーモンドみたいな子」って言ったところがいちばんツボだった。

そのクルミも、カゼハヤくんが好きな想いだけで突っ走っていて、爽子にいじわるもするけど、
純粋な子なんだろうな、と思った。
定番だけど、最後には爽子をプッシュしてあげるってのもいいよね。

あとは、すごい良かったのは、爽子のお父さんとお母さんだなぁ。特にお父さん。
あ、先生も良かったけど。
「爽子が泣いてる」とか言っておろおろしてるお父さん、可愛いなぁ。
なんかとにかく、最初にも書いたとおり、
主人公の周りがみんな好感の持てる人たちばかりで良かった。

エンドロールでもみんなハッピーエンドになってるのも好きだし。
友情物語がピークで、その後ちょっとトーンダウンしてあっさりしてたけど、
全体的にすごく好感が持てたし、面白かったし、良かったと思うので星5つ。

大奥

採点:☆☆☆☆★

・・・3に近い4くらいの感じで。

あ、いきなりネタバレ入るかも。

最初この映画がやると知って、設定を知った時は、なんか面白そうって思ってたんだけど、
日が経つにつれてだんだんどうなのかな、と思い始めた。
なんか、変な話、男女逆転して男ばっかりの大奥があったって、
子供を産むのは将軍1人なわけで。
誰が世継ぎを生んだからどう、とか、そういう話にはならないんじゃないかな、と。
大奥とか成立するのか?と思ったわけで。

そんなことを思いながら最初見てたので、
中盤くらいまではなんか、面白いと思えるところもなく、
あ~こりゃ最後までこんな感じかなぁと思っていて、
この段階では星2つと3つの間を彷徨ってる感じだったんだけど。

吉宗が出てきてから、急激に面白くなってきた気がする。
柴咲コウさんがね、自分的にかなりヒットだった。
正直、予告で見たときは、なんか貧相な将軍だなぁ、とか思ってたんだけど、
実際見てみたらかなりカッコ良かった。
それだけに、もうちょっと物語に深みがあれば、
吉宗が「おのぶ」と呼ばれることを許す場面や、打ち首から助ける場面なんかに、
もっと感動が出てきたと思うんだけど。
そこへたどり着くまでに、吉宗がそんなに目立って出てきたわけじゃなかったから、
あまり深みがないような気がした。

ただ、最後に美男子を50人集めての発言は、すごく良かった。
あそこで一気にスカッとした感じがして、物語もぐっと締まったと思う。
(でもエンドロールの嵐の歌はそれを台無しにしてる感じがする・・・)
そして最初の私の疑問、「大奥とか成立するのか?」も、この発言で、納得したわけで。
で、この時点では星4つになったんだけど、なんでその後3に近い4になったかっていうと、
あとからパンフレット見たら、実際の吉宗も50人リストラしたって書いてあったので。
な~んだ、もともと吉宗もやってたってことは、
男女逆転だからどうのこうのってことじゃないのか、と、ちょっとがっかりした。

思い返すと吉宗のシーンばっかり出てくるので、
あ、私、それしか見てなかったんだ、とか思うんだけど、
それ以外だと、衣服を仕立てた子が、「思い出をください」と言って、
水野が困ってキスするところは可愛かった。
でもやっぱり、男ばっかりいると、男同志の色恋も出てくるんだなぁ、と思った。

キャストについて。
ここまで書いてもうこれ以上書くことはないんだけど、
私はとにかく、柴咲コウさんが好きだったなぁ。
男の方は、正直ねぇ、美男子が800人、とか言っても、
そんなに美男子と思える人がいなかったというか・・・。
あの中で美男子だと思ったのは、玉木宏さんくらいだなぁ。
彼はかなりカッコ良かったし、妖しさもあって良かった。
失礼ながら、主演の二宮くんは、
私、カッコイイと思えないのよね・・・(ファンの人ゴメンナサイ)。
ただ、演技はさすがで、カッコイイとは思わないけど、すごい役にはまってる感じがした。

ということで、吉宗しか見てなかった私の採点は、
中盤まで2~3、中盤から3で最後に4、で、パンフレットで3.5、って感じで。



「恋愛戯曲~私と恋におちてください。~」(2010年09月29日 水曜日 22時41分)

採点:☆☆☆☆★

会社帰りに映画見に行ったの久々かも。

平日の定時後。
元々小さい映画館ではあるけれど、お客さんは私を含めて5人。
そして、みんなひとりで見に来てるっていう・・・。

まぁ、そんなんよくあることなんだけど、そんな中だったということもあり、
声を出して笑うような感じではなかったけど、
ちょっとにやっとするような感じの、
仰々しいタイトルがついてるわりにはコミカルで、
最後はほんわかハッピーエンドな映画。
ふかきょんの持っているほんわかさに巻き込まれたって気もする。
なかなか面白かった。

ここからはネタバレ。

脚本を書けない作家とダメプロデューサーの恋の行方、心の成長の行方が大筋でありつつ、
劇中劇があり、さらに劇中劇中劇もあるっていう、
タイトルやポスターから想像していた感じとかけ離れてたのが
ちょっと突拍子もなくて面白かったし、
コミカルなの好きなので、最後まで長さを感じず楽しめた。

ただ、最初から最後まで思ったのが、
本編、劇中劇、劇中劇中劇、どれをとっても、
なんだろう、セリフなのか雰囲気なのか、なんかとにかくクサイ。というか、古クサイ。
なんかちょっと一昔前の雰囲気を放ってるのね。
でも自分的には、それが嫌じゃなかったかな。これもありかな、と。

そして3つともが、同じようにハッピーエンドを迎えるのも結構好きだな。
スポンサーの前で、制作部と編成部と営業部があんな言い争いするかよ、
とは思うけど。
最後の「僕と恋におちてください」も、めちゃめちゃベタだしクサイ。
でもすごいしっくりくる終わり方で、いいと思う。
ただ、あの出来上がったドラマが、そんなに感動を呼ぶものなのかどうかは疑問・・・。

キャストは、ふかきょんが良かったな~。
なんか別に、そんなに上手いわけでもないんだけど(でも昔よりはかなり上手くなった)、
あの独特な雰囲気、ほんわかさに巻き込む空気、好きだな~。
この映画のクサさにも合ってるっていうか。
むしろふかきょんがクサくしてる気もするけど。

ということで、クサイクサイと言いながら、結構面白かった。
見終わった後、なんとなく、恋したいかも、って思ったし。



「悪人」(2010年09月19日 日曜日 20時53分)

採点:☆☆☆☆★

今日は友達の結婚式の二次会で名古屋に行ったので、
ついでに映画を見てきた。

ふかっちゃんのモントリオール女優賞受賞で、
さぞかし盛り上がってるだろうと思ったんだけど、思ったよりは人が少なかったかな。
初日とかはすごかったのかもしれないけど。
まぁ、三連休の中日ってこともあるし、みんな出かけてるんだろうね・・・。

こういう類の映画を見ると、一体何が本当の悪なんだろう、って、
考えちゃうことが多いけど、
この映画は、特にそれが色濃く出ていると思った。
タイトルにある『悪人』。一体誰が本当の悪人なのか。
それが今回の映画のメインテーマになっているみたいだけど、
本当に、誰もが悪人であり、誰もが悪人ではないようにも思える。

ここからはネタバレ。

この映画の主軸は、殺人犯と、出会い系で知り合った女性とのラブストーリーだと思うんだけど、
被害者の女性であったり、それに関わっている大学生であったり、
被害者の遺族であったり、加害者の家族であったり、
いろいろな人の想いが交差する群像劇でもあると思う。
誰もが孤独を抱えていて、自分の生きる意味を失っている、それは、
現代の人たちの多くに当てはまることであり、自分にも当てはまることでもある。
だから、誰もが、どの人にもなりうると思うし、こういうことは起こりうると思う。
なんかねぇ、出てくる人物みんなが悲しいし、それが自分にもなりえそうというところが怖い。

キャストのみなさんも素晴らしかったと思う。
女優賞を受賞したふかっちゃんももちろん良かったんだけど、
妻夫木くんの、抑えているのに存在感のある演技もすごい。
普段好青年役の多い岡田将生くんの、何この男!って言いたくなるような演技も良いし、
満島ひかりさんの、こんな女絶対いやだって思わせるような演技も良い。
(満島ひかりさんは、結構嫌味な役をやっていることが多くて、
この女優さんあんまり好きじゃないなぁって思ってしまうんだけど、
そう思わせる演技ができるというのがすごいんだと思う)
もちろん、ベテラン勢の柄本明さんや、樹木希林さんも素晴らしい。
みんなの本気の演技が、映画のすごさにつながっていると思う。

こういった映画は、見るといろいろ考えちゃうので、二度と見ないことが多いんだけど、
日常のふとした拍子に思い出しそうな気がする。
そういう時はたぶん、自分の中の悪の部分とか、孤独な部分が、
表に出てしまいそうになっている時だと思うので、
そこで一度、立ち止まって映画を振り返ってみようと思う。



「トイレット」&「東京島」(2010年08月29日 日曜日 22時49分)

映画を見に名古屋に行ったら、どまんなか祭りをやっててすごい人だった。
夜、名古屋駅を通ったら、本日最終営業日の松坂屋の閉店時間で、すごい人だった。
カメラとかビデオで閉店の様子を撮ってる人もいたけど、どうするんだろうそんなの。

トイレット

採点:☆☆☆☆★

洋画だと思って予告編を見てたら、もたいまさこさんが出てきて、あれ?となった。
で、調べてみたら、「かもめ食堂」の監督の最新作だった。
なんだかもたいさんが良さそうだったので、見に行ってきた。

「かもめ食堂」「めがね」を見に行ったのは、確か名演小劇場だった。
その名の通り、こぢんまりとした、学芸会とかやれそうな映画館。
(この映画館の雰囲気結構好き)
それが、今回の映画は、ミッドランドスクエアだなんて、大出世。
でも、そんなに人入ってなさそうだよなぁ、なんて思いながら見に行ったら、
なんのなんの、満員じゃないの。びっくり。
こう、じわじわと、口コミで浸透して広がっていった感じなのかな。

さて、そんな映画「トイレット」。
これまでの作品で感じたのと同様、特別何が起こる、というわけでもなく、
ちょっとしたエピソードの積み重ねなんだけど、なんだかほんわかとあったかくなる。

ここからはネタバレ。

母親が亡くなって、残された兄弟3人の元にいるのは、謎の「ばーちゃん」。
母親が呼び寄せたらしい日本人のばーちゃんは、彼らの本当の祖母なのかも疑わしく、
そしてどうやら金持ちらしい。
このばーちゃんが何者なのか、ラストで謎が明かされる衝撃的な展開の映画、ではない。
言葉の通じないばーちゃんと兄弟たち。
お互いに歩みよる、というか、一緒にいるうちに、
兄弟たちからいつの間にか歩みよっていっている感じなんだけど、
だからと言って劇的に感動に包まれる家族愛の映画、というわけでもない。
じゃあなんなんだ、と言われると、何もない。
なんだけど、なんだかじわじわとくる。
ばーちゃんと3人が、ちょっとずつ歩みよっている(ように見える)ように、
なんかちょっとずつ、あたたかさが込み上げてくる。

しかも今回、見事なオチまで付いている。
ばーちゃんが亡くなった後につけられたウォシュレット。
ほしがっていた主(というか、本当にばーちゃんのため息の原因がこれだったのかは疑わしい)
はいなくなってしまったけど、ウォシュレットを使ってみたレイの嬉しそうなこと。
そして、ウォシュレットで思い出してしまったばーちゃんに、思わず涙したあとの、
ばーちゃんトイレ流されオチ。素敵。

映画見ていて餃子食べたくなったりとか、
エアギター見て、そういえば「かもめ食堂」でもたいさんがエアギター出たいとか言ってたなとか、
なんかちょっとしたことに楽しみが見つかるのもこの監督の映画のいいところ。
あと、個人的に好きなシーンは、妹がボーイフレンドに啖呵を切る場面で、
「シャツは7枚同じのを持ってるの!」って言い放つところ。好き。

エンドロールも、この映画のゆったりした雰囲気に、エアギターなんだけど、
なぜか合うよね。
あそこにばーちゃんもエアギターやってほしかったけど。
その後のピアノ曲は、ラストに思わず拍手したくなった。

出てくる人たちも、ちょっと変わった感じの人たちばっかりなんだけど、
すごく愛せるキャラクターばかりで良かった。
キャストが良かったのかな。
もたいまさこさん、すごいいい感じのばーちゃん像。
なんか、変な人なんだけど、可愛い。
ベンチに座ったときに足が下に付いてないところなんて、可愛すぎ。
兄弟3人もそれぞれ良かった。
でも、主人公のレイよりも、モーリーやリサの方が自分的には好きなキャラクターだったかな。
特にリサが気に入った。

ほんわかとあったかく、面白い映画で良かった。
「special thanks to TOTO」にちょっと笑った。
(タイトルの「トイレット」ってどういう意味だろうって思ってたけどそのまんまだったのね)

東京島

採点:☆☆☆★★

う~ん、星3つはちょっとかわいそうかな。でも4つ付けるほどでもないかな。

以前、母親が、今自分が読んでる小説がちょっと面白い、と言って、
小説のあらすじを話してくれた。
数日後、yahoo!映画の「近日公開」映画を見ていたら、それらしき映画を見つけた。
それがこの「東京島」。
母親が読んだ後、自分も小説を読んだ。
なんだかおもしろそうだったので、映画も見に行くことにした。

原作を先に読んじゃうと、どうしても映画と比べちゃうんで、
今回、なるべく原作を忘れて見よう、と思っていた。
なんだけど、結果、映画としては、原作のうわべだけをなぞったような出来。
原作を思い出しながら見ないと、なんだかよくわからないんじゃないか、という感じ。

ここからはネタバレ。

主人公の清子はまだわかるとして、
3番目の夫GMが、記憶を取り戻して、みんなのリーダーになって、
それからまた仲間外れにされてく、その過程がなくいきなりすぎて、
さっきまでリーダーだったのになんで
今度は島に置き去りにされたみたいになってるの?って感じだし、
マンタの二重人格もただの変な人になってるし、
ワタナベの扱いも中途半端。
なのに妙に丁寧に描かれたシーンもあったりして、なんだか重点の置き具合が微妙。
原作を読んでたから、間を補完できてまだ見られたけど、
原作読んでなかったら、訳わかんなかったかも。

唯一原作と違ってちょっと面白いと思ったのは、
東京に帰った清子たちが、どうやらワタナベも一緒にいるらしい、ということ。
チキが歌う歌や、「まだ揃ってないけど」と言ってさりげなく映ってる亀の甲羅とかで、
あ~結局、なんだかんだでワタナベに収まっちゃったのね、っていうのがわかって、
それは良かったかな。

キャストのみなさんは、正直、23人の男、とはいってもその他大勢的な人たちが結構いるので、
これ別に23人もいらないじゃん、と思ったりもした。
その中で、久しぶりに見た窪塚洋介くんは、やはり異彩を放っていて良かったなぁ。
原作のワタナベの人物像にすごく合っていると思った。
それだけに、扱いがちっちゃかったのは勿体ない。
助けがくるシーンなんて、ワタナベの見せ場だったはずなのに、ばっさり無いし。

主演の木村多江さんは、清子をやるにはちょっと美人過ぎたなぁ。
鏡見てショックを受ける顔じゃないし。ダイエットが必要な感じでもないし。
ただ、男たちばかりの島でたくましく生きる女の役を、すごくかっこよく演じられていたと思う。
原作で言っているような冴えないおばさんとは全く違うけど、素敵だった。

自分の感想を書く時点でいつも他の人の感想読まないから、
他の人がどんな感想持ったのかあとで読んでみよう。
特に、原作を知らない人が見たらどうなんだろう、ってのが知りたい。
とりあえず自分としては、原作を読んでたからなんとかなったけど、う~ん、って感じ。



「NECK」(2010年08月24日 火曜日 22時26分)

採点:☆☆☆☆★

こわおもしろかった。
ホラーなんだけど、コメディでもあるので、ただただ怖いだけの映画じゃなくて良かった。
まぁ、それを見越して見に行ったんだけど。

ここからはネタバレあり。

怖がりなのにホラーとか見に行っちゃうあたり、
主人公の杉奈やホラー作家になった崇史と一緒だよね。
見ると怖いくせに、見たがり、みたいな。

開始早々、タイトルが出るまでの間が既に怖くて、
(こんなんで怖いとか言ってたら普通のホラー映画なんてまともに見られないんだけど)
しまった、会社帰りにひとりで見に来るなんて無謀なことしてしまった、と思ったんだけど、
始まってからは、怖いけど、なんか可愛くてずっと笑顔で見ていた。
お客さん10人いないくらいだし、クーラーの冷たい風が吹いてくるし、
これ私最後まで耐えられるかなと何回か思ったけど。
なんかたぶん、誰かと見に行ってたら、この程度かくらいで気楽に見られそうなんだけど、
ひとりでいて周りに誰もいないと、そんなに怖くなさそうなのに怖いんだよね・・・。

怖いと言いながら、なんか可愛くてずっと笑顔で見ていた、というのは、
なんだろう、いわゆる幽霊系って感じじゃなくて(ゆかりちゃんはそれっぽいけど)、
なんかファンタジーな世界なんだよね。
人形や甲冑が動き回るのが、ちょっと間抜けっぽいし、変なCGでビーム出てるし。

「ネック」もちゃんとキーになってるしね。
人形に襲われて、首まで地面に埋まったところで出てきた「冥王星O」とか
アホらしくて好きだわ。
ちょっとその後はめちゃくちゃだったけど、
最後のゴム手袋の手が布団から出てくるところとか面白い。
見てると単純だけど、よく考えると結構いろいろ繋がってる感じだね。

それと、キャストも結構好感が持てた。
4人がそれぞれ、いいキャラクターで良かったと思う。
特に相武紗季さん、良かったなぁ。
相武さんって、映画のイメージがあんまりなくて
(「ゴールデンスランバー」でちょっと見たくらい)
ドラマもずいぶん前に「Happy!」を見たくらいで、演技下手だなぁっていう印象だったので、
今回見直したというか、すごく可愛くて良かった。

ということで、ちょっと怖かったんだけど、可愛くて面白かったし、
帰り道に暗闇や物陰を怖がることもなく、無事に帰れたので良かった。



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