勝手に三日坊主日記ver.2・・・日々思ったことなど適当に。 日本映画と音楽が好き。









「のぼうの城」(2012年11月10日 土曜日 20時00分)

採点:☆☆☆★★

予告見たら面白そうだったので見に行ったんだけど、ちょっと自分の好みじゃなかった。
なんていうか、この時代の話だからこういう考え方があって、
これが戦に勝つということなんだろうなというのはわかるんだけど、
人があまりにも簡単に死んでいくから、怖くなっちゃったんだよね。

これもうネタバレかな・・・。

例えば水攻めの時でも、のぼうは大丈夫だと言っていたけど、
水が攻めてきた時点でみんな巻き込まれていってるわけで、
ぜんぜん大丈夫じゃないじゃんって思っちゃうんだよね。
城が大丈夫ならいいのか、
そのあと村の人が水を抜いてくれるからいいのか、っていうとこが、
やっぱり納得いかなくて、
あんな状況で笑っているのぼうはとんでもない独りよがりな人に思えてしまった。

そういう考え方をとりあえず置いといて物語を見てみると、
のぼうの奇策っていうのは田楽踊り(だったっけ?)が一番だと思うんだけど、
逆にいえばそれだけだったのかなとも思う。
あとは周りが助けてくれたというか。
まあ、一番の奇策はのぼうが皆に愛されてること、ということなのかも知れないけど。
でも、ただのバカってわけでも無さそうだし、そうなるとあのキャラも計算?
めっちゃ腹黒いやん。

いろいろ思うことはあったけど、最後にのぼうと石田三成が対峙するとこは、
三成のまっすぐな潔さが結構好きだった。
でも、のぼうが姫をあっさり渡しちゃうとこは納得いかなかったけど。

キャストはなかなか濃いメンバー揃いで面白かった。
野村萬斎さんは、上の感想はともかく、キャラだけ見ればとても可愛くて好きだった。
でも、ときどき成宮寛貴くんとかぶったのは私だけか?

まあとにかく、見たあと爽快感もなかったし、自分にはちょっと合わなかったかな。
怖かったし。首飛ぶとことか首飛ぶとことか首飛ぶとことか・・・。



「くろねこルーシー」&「ツナグ」(2012年10月07日 日曜日 21時33分)

くろねこルーシー

採点:☆☆☆☆★

人生の中で、自分が変わるきっかけになる、というか、
変わるまではいかなくてもちょっと勇気を出すきっかけになるようなことって、
案外ちっちゃいことだったりする。
この映画はまさに、そのほんのちっちゃなことを描いた物語で、
なんか明確な、これだっていう切り替わりはないんだけど、
いつのまにかいい方に向かっていたりする。

いい方に向かうときも悪い方に向かうときも、きっかけってそんなものだから、
なんかわかるような気がする。

ここからはネタバレ。

この物語の主人公も、黒猫たちと出会ってちょっと変わるきっかけをもらったんだけど、
実際黒猫がホントにお告げをするわけでもないし、別になんにもしてないんだよね。
要は自分の気の持ちようで、占いもそうだけど、信じるとか信じないっていうより、
占いによって、じゃあこうしようかなって思うのは自分自身。
私はああいう占い師みたいなのに頼りたいと思ったことはないけど、
例えば朝のニュース番組で、今日の占いカウントダウンとか見ると、
なんとなく、あぁ、こんなこと言ってるからちょっとやってみようかなって
思ったりすることあるからね。
逆に、そんなわけあるか、って思ったり。
信じてるわけじゃないけど結構意識してるもんだと思う。

主人公は、すごくいい人や動物に恵まれたんだなぁと思う。
黒猫たちや、奥さん、ペットショップの店員さん、隣の占い師さん・・・。
主人公が変われるきっかけになったのは、黒猫たちだけじゃなくて、
そういう周りの人の支えがあってこそだよね。
映画全体に、主人公を取り巻くあったかい空気が流れていて良かったと思う。

そして個人的には、最後にニボシの頭が出てきたことがとても嬉しかった。
ちゃんときっかけになったんだなぁって。

キャストもみんな良くて、主人公の塚地武雅さんは、
いつも思うけど、すごくいいキャラクターだよね。
「間宮兄弟」や「ハンサムスーツ」でもそうだったけど、
ブサイクだけど愛されキャラというか、
なんか周りが支えてあげたくなる気持ちがわかるような気がする。

奥さん役の安めぐみさんは、
突き放しているようですごく主人公を大事に思ってくれてる人で、
あったかい雰囲気が、安さんからにじみ出ていてすごく良かった。

ペットショップ店員役の大政絢ちゃんも、
すごくやさしく動物好きな店員さんなんだろうなっていう雰囲気が出てて、
とても良かったと思う。

そしてなんといっても、ルーとシーがじゃれあう姿がすごく可愛かったなぁ。
私は犬を飼っているし犬派なんだけど、猫の映画見ると猫可愛いなぁと思う。
動物はやっぱり癒される。

ほのぼのとあったかくて良かった。
ドラマもやっていたみたいなので、ちょっと見てみたいなぁ。
最近そういうの多いなぁ。あとからドラマやってたことを知るパターン。
でもこの映画は、ドラマ見てなくても楽しめたから良かった。

ツナグ

採点:☆☆☆☆★

3つの「ツナグ」エピソードと、主人公自身のエピソードからできているけど、
そのどれもでじわっときてしまった。
ラストは結構泣けた。こらえてたけど。

ここからはネタバレ。

それぞれのエピソードは、どれもが幸せな結末というわけではなく、
「ツナグ」によってもたらされる新たな事実があったり、
死者に再会してもやっぱり言えないこともあったり、
逆に、死者になっても伝えられない思いもある。
会って後悔することだってあるし、死んでもなお絶望するようなこともある。
でもそれでも、生きている人間は生きていかなければならない。
そして、死んだ人間はその思いを抱えたまま成仏しなければならない。
それぞれのエピソードに、あたたかさもあり、やりきれない気持ちもあり、
それがせつなかった。

特に、親友だった2人のエピソードは、私も共感できる部分があったからかもしれないけど、
すごくせつなかったなぁ。
伝言を伝えられたときの橋本愛ちゃんの演技がホントにものすごく迫真の演技で、
胸が苦しくなるような思いで見ていた。
ラストで「桜の園」を演じる愛ちゃんもすごくて、そこで一気にぐっと来た。

ちょっと惜しいなと思ったのは、親友のエピソードのところだけ、
心情をナレーションで伝える部分が多くあったんだよね。
そこは、言葉じゃなくて、行動とかで示してほしかったなという気がする。

「ツナグ」ということの存在意義ってなんなんだろうな、って、
終わった後考えていた。
私は、亡くなった人はすぐ生まれ変わると思っているので、
いつまでも天国で見守っているとか、そういうのってなんか違うような気がしてて、
でもこの映画の中で、死者をおばあちゃんが呼んだ時に主人公が言っていた、
「魂を呼んでいるというより、人の想いとか記憶を集めて形にしてるような感じ」
というような言葉が、すごくしっくりきた。

「ツナグ」というのは、死者を呼び寄せているのではなくて、
その人に会いたいと思ってる人が作り出した幻なのかもしれない。
死者を呼び寄せたいと思っている人は、その人に対して伝えたい思いや、
伝えてほしい思いがあるわけで、
その思いを投影したのが「ツナグ」で出てきた死者たちなのではないかと。

だから、もしかしたら、本当は、
奈津は親友が自分に殺意を持っていたことなど知らずに死んだのだけど、
嵐が奈津は知っていたのかも、という思いを持っているから、
あぁいう結末になったのかもしれないし、
土谷はキラリに本当に騙されてたのかもしれないけど、
そうじゃないという思いがあるから、ああいうキラリになって現れたのかもしれない、
と思った。

そう思うと、「ツナグ」ということは、
生きているもののただの自己満足でしかないのかもしれない。
でも、それによって前を向いて歩いていける人がいることも確かで、
だから、「ツナグ」は存在しているのかもしれない。

自分も、二度と会えなくなってしまった大切な人はたくさんいて、
誰かに会えるとしたら誰に会いたいんだろう、って考えたけど、
でもやっぱり、誰にも会わないと思う。
自分が生きていく糧にするために、大切な人を呼び出すこともなんか違う気がするし、
やっぱり自己満足で終わっちゃいそうな気がするから。
それに、伝えられなかったことに対する後悔は、
その人の思い出とともにずっと心に持ち続けておかないといけないような気がする。

なんかいっぱい書きすぎて映画の感想なのかよくわからんくなったけど、
キャストの感想を書くと、キャストはみんな良かったと思う。
八千草薫さんには癒されたし、
遠藤憲一さんの、母に再会した時の子供のような表情も良かったし、
佐藤隆太さんと桐谷美玲ちゃんは、悲しいけど可愛い2人だったし。
主人公の松坂桃李くんは、受け身の演技だけどすごく表情からいろんな想いが出ていたし、
樹木希林さんはもう、いるだけで素敵。
一番印象に残ったのは、上にも書いたけど橋本愛ちゃんの迫真の演技だった。
大野いとさんは、これ書くの3回目だけど、どうも演技の下手さが好きになれなくて、
主人公役のオーディションで愛ちゃんの方が負けるなんてありえないと思って見てたけど、
でも失礼ながら、大野さんのあの演技だから愛ちゃんの演技が引き立ってるような気もする。
あ、でも、今回思ったのは、大野いとさんは、しゃべらなければいい演技もできると思う。
「伝言を聞いて」と言うときの表情などは、すごくいいと思ったし。

まぁとにかく、いろんなことを考えることができた映画だったし、
泣けたので、良かったと思う。
何回も見られる類の映画ではないけど、心にとどめて、
生きている者はこれからも生きていかなくては、と思う。



「天地明察」&「夜のとばりの物語」(2012年09月24日 月曜日 21時40分)

忙しくて取れてなかった夏休みがようやく取れた(というか無理やり取った?)ので、
映画見に行ってきた。

天地明察

採点:☆☆☆☆★

歴史とかにまったく疎い人なので、
江戸時代に、こんな風に天文を志した人がいたのだなぁ、ということがとても興味深く、
天体観測に使用していた道具なども、面白いものがたくさんあって、
最後までわくわくしながら見ていた。

ただ、時の移り変わりがわかりづらく、主人公もずっと変わらないままなので、
いったいどのくらいかけて天地明察を成し遂げたのか、ということが、
イマイチわかりづらく、
「半年が経ちましたね」「3年待ちました」に、
え、そんなに経ったの?と思うことが多くて、大変さがちょっと伝わらなかったかな。
あ、もうネタバレ入ってるけど・・・。

印象としては、安井算哲という人が、とても魅力的に描かれていて、
「あ~っ!」とか言いながら慌ててバタバタ走っている姿などを見ていると、
とても愛らしくて、
そしてその一方で、天文や算術に一生懸命打ち込んでいる姿も素敵で、
周りの人が目をかけたくなる気持ちもわかる気がする。

様々な人たちに支えられながら、一つのことを成し遂げる姿は素晴らしく、
そしていつの世にもある、
新たな考えを政治的理由などで握りつぶされるようなことがあっても、
それに屈せず戦い続ける姿は、見ていて応援したくなる。
ラストシーンは、大和暦が勝って終わるんだろう、
切腹しそうになったところで日食が起こる展開なんだろう、と、わかってはいても、
最後までドキドキしながら見ていた。

算哲を取り巻く人たちの中では、一緒に北極出地に行った2人が、
とても可愛らしくて好きだった。
旅ってあんなふうに行進するみたいに歩くもんなのか?とか思っていたら、
あれで観測地の計算をしていたのだね。
2人で競い合う姿などがとても素敵だった。

キャストもみんな良かったと思う。
岡田准一くんの、空を見つめるキラキラした瞳とか、
笹野高史さんの可愛らしいキャラクター、好きだなぁ。

ちょっと、時間の描き方としてはイマイチだったけど、
一人の男の人の生き様としては、とても興味深く見られた映画だった。

夜のとばりの物語

採点:☆☆☆☆★

ミッシェル・オスロ監督の最新作が公開されるということで、
すごく楽しみにしてて、監督のほかの作品のDVDとか見ながら待ってたのに、
いざ公開日となったら一向に名古屋でやる気配がなく、
すごくがっかりしてたら急に今頃公開になったので、いそいそ見に行ってきた。

2Dで見てきたんだけど、絵がやっぱりすごく綺麗で、
色彩豊かな背景に、黒の人物がすごく映えて、
やっぱり好きだなぁ、と思った。

ここからはネタバレ。

構成的には、「プリンス&プリンセス」と同じで、
男の人と女の人が、それぞれいろんな人物になりきって6つのお話を演じる、というもの。
6つの話のそれぞれも、監督のいつもの淡々とした感じで、幻想的な雰囲気にあっていて、
そして淡々とした中にも、いろんな想いが詰まっていて面白い。

ただ、今までの作品と比べると、ちょっと微妙かなって思う話もあったかな。
「狼男」は、終わり方が唐突で、結局ハッピーエンドなの?って思ってしまったし、
「嘘をつかなかった若者」も、最終的に2人は結ばれるけど、
馬はそんな結末でいいの?って思ってしまった。
まぁそれは、何回も見ているうちにはまりそうな気もするけど。

「黄金の都と選ばれし者」は、都のために生贄になる美女に対して、
民たちが歌うところが、とても重厚で怖い歌で、すごくお話を表してるなと思った。
「タムタム少年」は、王様が元気になったと思ったら、
そんな場合じゃないって言って敵襲が来るところとか、
唐突な感じがオスロ監督らしくて面白い。
「鹿になった娘と建築家の息子」は、
カラスが娘なんだろうなってのはすぐわかるんだけど、
やっぱりハッピーエンドが嬉しいし、
エンドロールで、建築家の息子の秘密がそれとなく明かされるところも面白い。

一番ダントツで気に入ったのが「ティ・ジャンと瓜ふたつ姫」で、
のんきで心優しい少年が、イグアナたちを助けて、お礼に助けてもらうという、
物語にはよくあるけどパターンが面白いし、
最終的に恋人がいるんで帰ります~って言っちゃうところも面白かった。

ミッシェル・オスロ監督の作品は、手元に置いておいて何回も見たくなる作品ばかりやね。
もうDVD化も決まってるみたいなので、DVD出るのが楽しみ。



「夢売るふたり」&「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(2012年09月08日 土曜日 23時12分)

本日公開、話題の2作。

夢売るふたり

採点:☆☆☆☆★

なんというか、人間の心理が見えてくる映画、という感じがした。
ちょっともうネタバレ入るけど、そんなに感情を言葉で表すようなことはしていないんだけど、
ちょっとした表情だったり、ちょっとした間だったりで、
言葉では表せない心が見えてくる気がした。

主に、松たか子さんが演じている里子なんだけど、
2人の夢のためにひたむきになろうとする心と、
夫が他の女の人の元へ行くことに対する嫉妬みたいなものと、
いろんな感情が、表情に表れてて、なんかすごい、ぞぞっとした。

冒頭に出てきた2人は、お互い支えあって生きているような仲睦まじい夫婦だったし、
詐欺で手にしたお金を、お店始めたら返すために借用書に手を合わせてる姿なんかは、
すごくかわいらしいように思えたけど、
でももう、詐欺を始めるきっかけになったあの時から、
何か歯車が狂い始めていたんだろうね。

その一方で、ふとしたきっかけで、詐欺にひっかかっていく女の人たち。
自分は、立場的には、田中麗奈さんと同じ位置づけにあるんだけど、
自分だったら絶対騙されないだろうな、と思って見ていた。
(そう思っている人ほど騙されやすいというけどね・・・)
でも、ちょっとしたタイミングで恋に落ちるのって、すごいわかる気がする。
ちょっと心に隙間ができたときにちょうど手を差し伸べられる感覚。

夫婦間だったり、詐欺にひっかかる女たちだったり、
そういういろんな人間関係に、なんだろう、共感するっていうよりは、
はまりこんで見ていたというか、なんかこう、ファンタジーのような感覚で見てたのかな。
なんか不思議な感じで最後まで見てた気がする。

全体としてはそんな感じなんだけど、細かいところで言うと、
冒頭から、のどかな音楽でのどかな日常を見ていたかと思ったら
いきなりセックスシーンが出てきてちょっとひいたりとか、
なんかちょっと、ひくシーンはちょいちょいあった気がする。

あと、いろんな女の人が出てきたけど、ウエイトリフティングの人だけ
ちょっとはまりこめなかったんだよね。
なんだろう、自分とあまりにもかけはなれてるからなのか?
あの人のシーンは結構多かったので、ちょっとそこで1歩ひいて見てしまったかも。

あとはちょっと、貫也が捕まるきっかけになったあの事件は、
子供がかわいそう、と思って見てしまった。
そんなとこは主題じゃないんだけど、
あの子が大きくなって自分がしたことの意味がわかるようになったら、
ずっと心に傷を負って生きていかないといけなくなっちゃうなぁ、とか
そんなことを考えてしまった。

キャストはみんな良かったけど、冒頭にも書いた松たか子さんは、
表情とかからすごく心情が伝わってきて、途中すんごい怖いと思えるようなとこもあって、
すごいなと思った。
阿部サダヲさんは、貫也ってたぶんすごく単純な男なんだと思うんだけど、
それにすごく似合っていたし、
結婚詐欺って、二枚目のクールな人じゃなくて、
こういう普通の人の方がひっかかりそうだな、とか思った。

見終わった後、不思議な感覚のある映画だった。

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

採点:☆☆☆☆★

15年だよ15年。
中学3年生の受験時にドラマ見てはまって早15年。
そりゃ私も30代になるわ。
青島くんも老けるわ。
みんな全然変わんないと思ってたけどさ、
ドラマの最初からフラッシュバックされるとやっぱり違うよね。

前回の映画の時も書いたかもしれんけど、いかりや長介さんが亡くなった時点で、
踊るシリーズも終わりかな、って思っていた。
だから、前回の映画がやった時は、
嬉しさ半分、やっぱり和久さんの穴は誰にも埋められないなと思ったの半分、
みたいな感じだったんだよね。

なので、今回でファイナルというのは、妥当だと思う。
終わるのはさみしいけど、ここらでキリをつけんといかんのだと思う。

正直、映画を見た感想としては、
面白かったんだけど、これまでほど心躍る感じではなかった。
それに、ファイナルって感じがあまりしなかった。
けどまぁ、これでいいのだと思う。
踊るシリーズで核になっていた大きなテーマにも一応の区切りがついたし、
これからみんながどうなっていくのかは、見た人の想像力で広げていけばいいのかな、と。
間違ってもカムバックみたいなのはやらないでほしい。
ここでちゃんとファイナルにしてほしいな、というのは思う。

ここからはネタバレ。

冒頭から下町の人間ドラマが繰り広げられて面白かったけど、
やっぱり、オープニングのあの音楽を聴くと、それだけで、
あぁ、踊るが始まった~とわくわくした。
それと同時に、オープニング映像に映し出されるこれまでのドラマや映画のシーンを見て、
あぁ、ホントに終わるのかぁ、と、オープニングからしみじみした。

話としては、最初の方は、捜査をするだのしないだの、もみ消すだので、
なかなか煮え切らなかったので、ちょっと微妙だなって思ってたんだけど、
真下の子供が誘拐されて、青島が犯人を捜す時に、
室井さんが「お前が犯人だ。おまえならどこへ行く?」っていうような
指示を出したところから、
急激に面白くなってきて、そこからはずっとはまって見ていた。

クライマックスは、香取慎吾くんがめっちゃ怖くて、
拳銃がドーンってなったところで思わずびくっ!ってなっちゃって、
満席だったからちょっと恥ずかしかった。
最後のバスはねぇ、あれ、青島くんひかれるだろ、すみれさんそれはないだろ、
って思ったけど、
そういう突拍子もないところが踊るっぽいのかな、と思った。
エンドロールで、すみれさんが運転手さんと乗客を置いて
バスに乗ってったシーンがあったのが面白かった。

前回、鳥飼の出てきた意味がさっぱりわからなかったんだけど、
今回の映画に繋がっていたのだな。
結局、3人が共謀してやったということでいいんだよね?
小池は、初めて出たときから、どんどん印象が変わっていくなぁ・・・。

青島くんとすみれさんの関係も、またちょっと進展している感じがして、
後遺症の話を2人でするところなんかも、
冗談いいつつもお互いを気遣っているようなかけあいが、
なんかいいなと思った。
ラストシーンはなんか、あんな素直な2人は今までなかったので、
ちょっと見ていてむず痒いような感じもしたけど、
でもバナナに囲まれて抱き合ってる絵ヅラは2人らしいよね。

欲を言えば、最後に1シーンでいいから、
すみれさんがその後どうなったのか出てきてほしかった。
結局やめたのかやめなかったのか、あやふやなまま終わっちゃったからなぁ。

室井さんも、なんだかちょっとお茶目になっていたというか、
「捜査員に告ぐ。バナナだ」っていうところとか、
最後に「なんてな」っていうところとか、なんかこう、じわじわ笑えた。

後は、雪乃さんもう出てこないかと思っていたので、
意外といっぱい出てきてくれたのは嬉しかったかな。
(声だけしか出ないかと思っていたので)

なんだかんだで、面白かった。
踊るシリーズ出演者のみなさん、15年間お疲れ様でした。



「ひみつのアッコちゃん」&「桐島、部活やめるってよ」(2012年09月01日 土曜日 23時05分)

ひみつのアッコちゃん

採点:☆☆☆☆☆

甘い気もするけど、面白かったので星5つつけてしまうよ。
いかにも漫画やなぁっていう展開なところもあったけど、
めちゃめちゃ可愛くて、最後まで笑顔で見られる映画だった。

ここからはネタバレ。

もう1コ見たかった映画が、そこしかやってなかったので、
行ったことがなかったんだけど、空港にある映画館に車で行った。
余裕をもって家を出たはずだったのに、空港に入る前の道路がめちゃめちゃ渋滞してて、
結局開始時間に間に合わず、
入ったらアッコちゃんがちょうど大人に変身したところだった・・・。

なので、魔法の鏡を手に入れた経緯がわかんなかったんだけど、
(ってか、香川照之さんが「ラミパス・ラミパス・ルルルルルって言うんだよ」
とか言ったんだろうな。見たかったな・・・)
でも、渋滞のイライラと映画に間に合わなかったイライラも、
見てるうちにすぐ吹き飛ぶくらい、楽しかった。

「ひみつのアッコちゃん」のアニメ自体、自分が見てたのって1988年放送のやつだから、
小学1年生くらいか?
なので、変身の呪文くらいしか覚えてなかったので、
実際これがアニメと比べてどうなのかとかはぜんぜんわかんないんだけど、
ひとつの映画としてすごく楽しかったな。
なにより、アッコちゃんが可愛くて可愛くて。
大人になったアッコちゃんも、子供のアッコちゃんも可愛い。
この子が大人に変身したらこんな感じなんやろうな、ってのが、
ぜんぜん違和感なかったし。
予告で見て知ってはいたけど、大杉漣さんのシーンは笑ったなぁ。

ちょっと、会社の乗っ取りを企む人たちの考えが浅はかだなぁと思ったのと、
かと思えば急に国の軍事力とか出てきて工場爆破にまで発展したのが
突拍子もなくて、漫画的だなぁとは思ったけど、
「ヒットカブヌシ」のツルさんがかっこよかったり、
守衛さんがいいとこ持っていったり、
爆弾抱えて走ったり、
ちょっと爽快なシーンや、必死なのに可笑しいシーンもあって、良かったと思う。

ラストシーンも、アッコちゃんが大人になって、2人が再会するっていうのもいいね。
10年以上も経ってるんだからナオトが待ってるわけないじゃん~って、
普通の映画なら思っちゃうだろうな、と思うんだけど、
この映画だと、なんだか、ここからハッピーエンドになってくれる予感がするね。

キャストもみんな良かった。
特に綾瀬はるかちゃんはめっちゃ可愛かった。
10歳役が地でできるってすごいよね。
岡田将生くんも良かったし、脇役の皆さんも良かった。

気を張らずに見られて楽しい映画っていいね。
オープニングがどんなんだったのかが見たい~。DVD待ちかな・・・。

桐島、部活やめるってよ

採点:☆☆☆★★

人間模様やそれぞれの心情がすごく面白くて、最後まではまって見ていたんだけど、
最後に、え?終わり?ってなってしまったのでこの評価で。

ここからはネタバレ。

終わった直後は、きょとんとなってしまったんだけど、
時間が経って考えてみると、見方を間違えた気がするんだよね・・・。

私、結構、バラバラだったピースが最後にぴたっとくっつくような映画が好きなんだけど、
この映画もそういう映画だと思って見てしまったのが間違いだった気がする。
原作読んだことないので、どういう話かはもちろん知らずに見に行くんだけど、
最初に、「金曜日」がいろんな視点で語られた時点で、
あ、なるほど、それぞれのピースが、
最後に「桐島」という子が部活をやめた理由とかが出てくることによって、
そういうことだったのか!って感じでひとつにまとまるんだろうな、
と思ってしまったんだよね。
そう思って見ていたので、あれ?これで終わり?桐島は結局なんだったの?
っていう感じで終わってしまったんだよね。

でもこれって、そういう映画じゃなくて、「桐島」が部活をやめたことによって、
それぞれの人間関係や心情がどう変わっていくのか、っていう映画なんだよね。

その見方を間違えてしまったから、
人間関係や心情がすごい面白いなぁって思って見てたのに、
最後に答え合わせがないぞ?って思って、きょとんとなっちゃったんだよね・・・。
なんかすごい損した気がする~。

一人一人のキャラクターがすごく良くて、どのキャストも良くて、
見てて、こういう子っているいる!って思う子たちばっかりだったし、
みんな自然体ですごく良かったんだよね。
映画部の男の子とサックスの女の子のやり取りとかめっちゃ面白いし。
神木隆之介くんと橋本愛ちゃんと大後寿々花ちゃん以外は知らない子で、
その3人ももちろんすごく良かったし、ほかの子たちも良かったと思う。

結構ホントにはまって見てたので、すごいもったいないことをした気がする。
見方を変えてもう1回見てみたい。



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